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夜に消える

テーマは夜との共存。
昨年開催した「夜と歩く」と同テーマの展示会です。
「夜と歩く」「夜に消える」同テーマであるものの、展示の雰囲気ががらりと変わったように感じます。
消えるイメージで作家様をお呼びしていること、テーマだけでなく展示名も合わせて考えて作品の制作をいただいていたからだと考えますが、夜との共存というテーマをとても汲み取っていただけているなとしみじみ思いました。

夜という時間、共存という概念を普段の時間で開催するのは何となく違っていて…。
夜との共存は普段からしてはいるんだけれども、それを考えることで特別なものになるというか、そういう認識で夜会期にしています。
夜という時間は毎日やってくるけれどもこの三日間は特別な夜であってほしいなと思っています。

夜に"消える"という言葉を選んだのは夜との共存=夜との一体化、溶け合うイメージからです。
夏の夜は冬よりも短いことから儚さとか、夜の闇に溶け込むとか、音が段々となくなっていく様だとか、そういった夜との共存を考えました。
昨年の歩いていた時は何となく楽しそうとか、身近に感じるとかそういうものを意識していたように思います。

短い会期ではありますが、沢山の方にお越しいただけていて嬉しく思います。
この特別な夜が心の何処かに残ればいいなと思っています。

「夜に消える」企画構想
※こちらは有料記事となります。


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