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大学生の僕は「地方公務員」に興味が湧いた

がくさんです。

大学生の頃の職業選択について。

【都内私立大学へ入学】

僕は高校生の時に

国際公務員になりたいと思っていました。


そのために

国際関係について学べる
東京の私立大学へ進学しました。


私は青森県の田舎の出身です。


入学当初、


これまで住んでいた町とは
比較にならないほど
賑やかな街並みや


サラリーマンや学生などの
人の多さに圧倒され、

浮き足立っていました。


少し余談です。


田舎のガリ勉は
大学デビューをしました。


髪を肩まで伸ばして
茶髪にして、コンタクトに変えて

チャラついた格好もしました。


おそらく、今の僕を知っている人が
見たら引くレベルです。

【得意だったはずが】

肝心の勉強はというと、
入って数ヶ月で挫折をしました。

自分がわりとできると思っていた
「勉強」で初めて挫折をしました。

周りの同級生の頭の良さと
常に比較してしまい、


いつも劣等感を感じていました。

都会に出てきてから


天才・秀才と言われるような同世代が
山ほどいるのかと圧倒されました。



こんな自分では
国際公務員なんて無理だと、


大学1年生の時点で
早々と諦めてしまいました。

「自分なんかが目指す夢ではない」


こう思いました。

とても恥ずかしい話です。


学力の差が大きかったと
いうのはありますが、


結局は、その程度で諦めるくらいの
気持ちしかなかったのだと思います。

本気だったのか
その夢に臨場感はあったのか


勉強は小学校低学年くらいから
好きになりました。


やればやった分だけ結果が出るからです。

保育園から中学校3年まで塾に通い
小学校6年間はそろばん教室に通い

成績も割と上位をとれていました。


高校は自主勉強で学校のテストをこなし
それなりにできるという自負もありましたが、


1聞いたら10以上を理解する頭脳と
高いコミュケーション能力や行動力を
合わせ持つ

才能のかたまりのような人が
たくさんいました。



だいぶへこみました。


なぜ自分は理解が遅いのか、
と思うことが幾度かありました。


周りよりもできないという劣等感を
強く抱いたのを覚えています。

【地方公務員】

「社会貢献」という言葉だけは
ずっと意識していました。


やりたいこと=社会貢献という方程式は
変わりませんでした。


ただ、その意味の深掘りや、
言葉の粒度がかなり粗かったなと思います。

そんな矢先、


私の地元に新幹線が延伸・開業する
タイミングとなり、


観光産業による地域活性化が
重要施策の一つとなることを知りました。


そのことを知った僕は


その一助になれたらたいう気持ちが
ふつふつと湧いてくるようになりました。


それからは地元県庁を第一志望として、
地方公務員になることに決めました。



決意したのが大学2年生


人生2度目の大きな選択でした。

「地元を盛り上げたい」

「生まれ育った地元に貢献したい」



いかにも公務員希望者が
考えそうなことを自分自身も
考えていました。



社会貢献という軸で
地域活性化という軸で


色々な切り口から地元の発展に
寄与する仕事ができると思うと、


公務員として働くことが
楽しみになりました。

【用意周到】

大学2年生から公務員試験の専門学校の
2年制コースに通いはじめました。
(結局本格的に始めたのは大学3年生から)

公務員になることしか
念頭にありませんでした。


自分に発破をかけるためにも、


民間企業は一切受けませんでした。
説明会にも一度も参加しませんでした。


大学3年生になってからは

アルバイトを辞めて
サークルも週1回にして


本腰を入れて勉強するようになりました。

試験開始の半年前からは
1日最低10時間以上、


専門学校の自習室で勉強しました。


やりきらなかったことに対する
後悔は絶対にしたくなかったので、


自分の納得のいくまで
とことんやりました。

【一言】

本格的に試験が始まる1ヶ月位前に
父親が上京してきました。


自分が住んでいるアパートの
近くの居酒屋に入って


お酒を飲みながら、
進捗状況など話したと思います。

「あっ、俺間違いなく合格するから
心配しなくてもいいよ」


この一言を言ったことだけは
明確に覚えています。

十分やりきっているという
自信はありましたが、

それは筆記試験の話で、
その先に面接対策などには
まだ着手してないタイミングでした。

でもポロッと一言出ました。



エフィカシー(自己効力感→自分の可能性を認知している)が非常に高い状態でした。

「俺なら行ける」

【内定】

宣言通り、最終的には


地元県庁を含む2自治体から
内定をいただきました。

大学2年生から2年間、


正直、そんなに時間を
費さなくとも結果は出たと思います。

※受験先によりますが1年間、
要領が良ければ半年でも受かります。


それでも

積み上げたものが花開いた瞬間の

胸の高鳴りは忘れられません。

「地方公務員」として世の役に
立つ人間になろうと心に決めました。


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