公務員を退職した僕は、子供の頃からリスク回避型であることに変わりはない
がくさんです。
人それぞれ思考とか性格のクセありますね。
【おらこんな村いやだあ~、で有名な県で育つ】
本州最北端の田舎で育った子供の僕は、
まさに田舎にいそうな素朴で、
引っ込み思案で、
慎重に動くようなタイプでした。
活発に動きまわるようなタイプではなく、
どちらかといえばインドア派でした。
父、母、兄貴、自分の4人家族でした。
【大丈夫かな、、いけるかな?】
一年上の兄貴がいました。
物心がついた頃から兄貴の後ろに
ぴったりとくっついて歩くような弟で、
兄貴が友達と遊びに行く時も、
いつも一緒に遊びについて回っていました。
人前に立ってチームを導くような
リーダーシップがあるわけでもなければ、
物怖じせずに何にでもすぐにチャレンジするような
イケイケドンドンなタイプでは全くなくて。
(何故か委員長や部活の部長などやることは多かったのですが)
極端に言えば、
石橋をぶっ壊れるほどに
叩いて
叩いて
叩きまくってから
(本当にちゃんと施工してるかい??)
進むような慎重タイプです。
(決断して進む時のスピードは早いです)
【公務員という職業と性格との関係性】
民間企業もそうだとは思いますが、
公務員の仕事は間違ってはいけないのが当たり前です。
文書作成の一つをとっても、
「てにおは」や「句読点」、
改行の位置にいたるまで、
事細かく見られました。
(文書作成の規定(ルール)があるので)
公務員はステークホルダーが
ありとあらゆるところにいるので、
多方面からでのリスクを想定しながら、
トラブルにならないように、
事業が進むことを特に考えます。
「リスク回避型(リスクマネジメント)」
この単語をそのまま当て込めれれば、
公務員との相性はぴったりだったと
個人的には思います。
ただ、
地方公務員6年、
国家公務員2年(出向)働いた後、
出した結論は民間企業への転職でした。
理由は複数ありますが、
その内の1つに、「リスク回避」
という言葉の定義が、自分の中で
変わった(書き換えた)ことがあります。
【リスク】
公務員という職業を選んだ1番の理由は
「生活的に安定するから」とかではなく、
シンプルに自分がやりたかったからです。
とは言え、
無意識レベルでは安定しているというのも、
1つの理由に上がっていたのかもしれません。
リスク回避型である私の資質は
今でも変わりません。
ただ「リスク」が持つ言葉の捉え方は、
社会人経験を重ねるとともに、
時代の変化とともに、変わりました。
定義が変わったことによって、
そのためにどうしたらいいのか熟慮して、
民間企業に転職すると決断して、
バッと行動して、今に至ります。
※公務員がダメとか言うことではありません。
内容によって熟考する時間量は増減しますが、
決断するまでには割と時間を要するほうです。
【言葉の意味】
言葉は、その意味はどの辞典を開いても
同じように書かれていますが、
どう捉えるかは、
その人の解釈で分かれます。
私の場合は、
社会人経験を積む中で、
その中で出会う人々の影響によって、
社会情勢の変化によって、
その言葉の定義が書き変わり、
転職という決断をしました。
公務員に戻りたいという気持ちはありません。
ただただ、リスクについて、よくよく考えて、自分で決断しただけ。
僕は今でもリスク回避型です。
現状維持することをリスクだと思っているので、
そのリスクを取り除くために日々選択と行動を繰り返しています。
振り返れば今日も良い一日。
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