見出し画像

【ご報告】17年半勤務した会社を退職し、転職することにしました。

こんにちは、ゆかりです。
今日はとても個人的な話をしようと思います。
個人的な話なんて興味ないよーという方はこの辺で離脱されることをオススメします。

特に投稿する必要のない記事ではありますが、最近の眠れない状態の原因の1つだと思いましたので思い切って投稿してスッキリしようと思ったのがきっかけです。

少し長くなりますがお時間のある方はお付き合いいただけると嬉しいです。

入社のきっかけ

入社したのは25歳の時でした。
それまでアルバイトを含めて接客業を数種、営業事務の仕事をしてきて
ふつうのOLになんてなれないんじゃないか。

そう思っていましたが、ハローワークの人に勧められた3社のうち1社に内定が決まったのがきっかけです。

職種は「パソコンサポート」でした。
仕事を探す条件に1人1台パソコンが割り当てられること。それだけでした。

「はたらくこと」というテーマで書いた記事はこちら

業務内容は?

入社直後は4年間PGとそのサポートでした。
その後13年位はHR領域と経理部門&総務の統括です。
中小企業なので、大手企業とはまた違う視点ではありますが
企業のバックオフィスを全域カバーする部署にいました。

入社した頃は社員が10名前後、アルバイトで30名でしたが
最大で社員130名、期間限定も含むアルバイトやパートが10~30名になり、事業の拡大に併せて必要な事柄を随時勉強しながら進めてきた感じです。

直近では、不思議なことにバックオフィスの部門も持ちながら営業系の部門も兼務で担当していました。

コロナの状況になってからは、新卒さんたちのケアも含めて在宅勤務へ移行するためのPC&ハードウェア準備やクラウドサーバーの選定と移設、在宅ルールの策定や研修を引っ張り出してきたりしていました。
(この時は仕事を1つしている間に3件くらい問題が入ってくる謎状態)

私のミッション

30歳の手前、0人になったバックオフィスへ配属されてのミッションです。
ちょうどその頃、有限会社から株式会社への変更もあってのこと。

「社内に組織をつくる」
「中小企業はバックオフィスがチープだと言われるのを挽回したい」
「大手企業ときっちり取引している企業への変革」
「毎月経理をしっかり締めて税理士と連動する」

「採用・教育部門をつくる」
「離職率を減らし働きやすい会社へ」
「人を育てる会社へ」

だいたいこんな感じだったと思います。
どんな風に仕事をしてきたのかというのは、「はたらくこと」をテーマにした記事に記載していますのでよかったら読んでいって下さい(*^_^*)

働く上での自分のミッション

バックオフィスで心がけたことはこんなことでした。

訴えられないこと
対話をすること
発言の理由や根拠を持つこと
人に任せること

顧客や社員から訴えられないように契約書をチェックしたり理解してもらうために対話を心がけたり、会社関係にまつわる法令を可能な限り概要のチェックをして士業の方と連絡をとることで根拠をもとに発言するようにしていました。

訴えるかどうかというのは最終的には感情なのでしょうがないですが、HR部分では訴えられても会社はきちんと対応していたという証拠をしっかり出せるようにするのが大切だと思っていました。

誰かに任せるってすごく大事です。もともと毎日処理するものが苦手なので
すぐ人に仕事を渡してしまうタイプです。
バックオフィスに向く方は仕事を作るより処理する方が得意な方も多いので
すぐに渡して、私自身は新しい何かを探したり、サブシステムやツールを作っていることが多かったです。

退職理由は?

「ミッションはすべて終えた」
「育てていただいた恩以上のものは返せたと思う」
「今後の会社の動きとリンクした自分ミッションが見えてこなかった」
「自分の将来の業務と会社の成長を考えての決断」

先に挙げたミッションに関しては、良いスタッフに恵まれて5年もせずに安定基盤に乗せられたと思います。
その後、新たな人の採用や活用方法、育成なども担当し、色んなタイプの人がいること、タイプだけではなく生き様が反映されていること、過去や未来に捕らわれすぎて現在と少し先の未来を見ていない人がいることがわかりました。

人から評価された最高峰の役職として役員を目指したいなと思いましたが、それなりの役職として動くと、肩書きってただの役割だと思ったので自然と興味がなくなりました。
(社長業は登記すればできるのでそこまで興味はなく・・・)

職種的にも自分ではなかなか選択しなかったプログラミング、HRや経理などを経験させていただいたり、役職をいただいたことで色んな視点からものを見る力などたくさんの経験や知識をつけることができましたので、会社には感謝の言葉しかありません。

「人」や「働く人」に興味が湧いたんです。

タイプ×生き様×視点

タイプと生き様は変えられないけど、視点は変えられるのでは?
タイプや生き様も視点によっては自分の見方も変わるのでは?

こういったことをもっと勉強したい。
適性テストの情報を読み込み、気になったスタッフの書類を読み返し、その時点の評価を聞き、会社や現場から見てどうなって欲しいと思っているのか

そこに対してどうやってアプローチしていったらいいか

そういったことを考えるのが楽しかったしのめりこんだ仕事でした。
最初は問題児と言われるスタッフとのやりとりだったりすることが多かったですが、少しずつ変わっていくスタッフを見て営業の人が私の前に色んなスタッフを連れてきてくれるようになりました。

私がやっていたことは、仕事内容や困っていること、職場で掛けられた言葉を聞いてどういう状況なのか想像したり、どういうスタンスで働いて行きたいかを一緒に考えたり、求められれば簡単なアドバイスをするということをしていたという感じです。

これからのこと:なぜ転職?

3つの方向性で考えて半年くらい調べていました。

個人事業主
会社を立ち上げる
転職する

会社を立ち上げるなら、先に個人事業主を経験してからがいい。
また、こんな時期なので転職や事業をする軌道に乗せるまでは個人事業主を経験する必要があるのではないか。そんな風に考え調べていました。
節税とか副業とか流行っているので比較もあって調べやすいですね。

もともと経理系を見ていた私にとっては、全員個人事業主の勉強をした方がいいのではないかと思うくらいですが、今回の選択ではそういったことではなく何か活動を起こすには何かしらの営業が必要で私にはそれがないこと、何をすればいいのか、やりたいのかもわからなかったのでそのときが来たらやればいいのかなと思うようになりました。

自分で会社を立ち上げようと思うまたは(ビジネス)パートナーがそう思った時に会社を退職するんだと思っていた自分がいたので、まだ自分の中にやりたい事業を見いだせずにいました。

”自分の棚卸し”をしていても、誰かと働くことや誰かを笑顔にする仕事がしたいという思いが強かったので、最終的に3月頃一度転職活動をしようと選択しました。

これから何をするの?

運良く良い会社さんとご縁がありました。
3月の終わり、あるエージェントさんに応募をしたところ、
そこから1ヶ月後にはなぜかトントン拍子にことが進み内定をいただけたのです。これぞご縁なのかと思っています。
1次はweb面接、2次と3次は直接訪問する面接でした。
3次を受けた2時間後には正式な書類はまだですが・・・とエージェント様から連絡があり、身体に力がはいらず喫茶店から動けなくなりました。

秋または年末までに決まればいいなと思っていた私に取って驚きでした。
仕事はなんでもよかったのですが、年齢を考えると書きやすく応募しやすいHR系からスタートすることに。

本当は受かると思っていなくて、IT分野ではあるものの、今までと真逆の業務に興味を持ち、受からなくても面接の練習にはなるのではないかと思っていました。(チャレンジ精神だと思っていただけると嬉しいです。)
書類選考が通って、面接を受ける前に調べたときに良い意味での違和感や面接での対応にすごく温かみを感じたり、その中でもやってみたい業務も出て来て志望度がどんどん上がっていきました。

HR領域の知識はあっても扱う人材やレベルが全く違うので、私のパソコン知識も買って頂きシステム周りとHR領域のサポートという仕事です。
40代の私を受け入れてくださった会社様に感謝です。

いよいよ今週から出勤するんです。
会社の成長を担えるステキなお仕事なので、期待以上に応えられればいいなと思っています。

前職との関係

17年半勤めた会社は2021年3月31日に円満に退職したと思っています。4月末までチャットも解放し必要があれば相談を受けていました。
こんな事件が起こった!と3面記事風に相談してくれるのが楽しくて。

内定をいただいたことで、改めて挨拶もしっかりしてどうしても困ったら相談してもらう体制にしました。(応えられるのは業務外と休日ですが)

退職にかけた時間

それなりの立場だったので、後任者を置くかどうか今後の体制をどうするのかとじっくり入念に相談していました。
今はこんな時期ですが、コロナが始まる前の11月~12月から話し合いのスタートで1年後に退職予定にしていました。
何度も「考え直してくれていいよ」と言ってくださったり、最終的には私を応援してくれることになりその気持ちが嬉しかったです。
コロナがでてきて、後任者を探す事も難易度があがることから後任者なしの引き継ぎと退職時期を3月末へ延長することになりました。

しっかり時間をかけたこと、必要の無い業務は整理できたことで多少の負担はあるものの理解はしていただけたように思います。
関係各所にも連絡したところ、あわててご連絡いただいた取引様にも感謝しています。

後任者の問題は、営業部門で入社した40代以上の方が社内で活きなかった問題が多々あったのでしょうがないことだと思います。
逆に言うと、私もその部分が怖いし不安感がいっぱいです。

転職活動で大変だったこと

職務経歴書づくりが大変でした!

他社での経験は2年半×2社でそのまま書けば良いのですが、
17年半働いた会社の業務内容はすべて書いたら溢れてしまうので
どの部分を書いて、書かないのかというのは大変悩みました。

思い出すエピソードを役職や年齢に紐付けて思い出せるだけ思い出し、成果や善し悪し、失敗などもすべて書き出してみました。

YouTubeで面接対策の動画を探したらすごくわかりやすい動画が出て来て参考になりました。
面接で聞かれても困らないように、話したいキーワードをちりばめて職務経歴書を書くってなかなか高度ですよね。
全部は書かないけど興味を持ってもらうって、どこから?ってなりますね。
企業にとって、こんなスキルの人に働いて欲しいと思うポイントが違うから。

noteを書いていたおかげで少しはストーリー作りができたのではないかと思っています。

応募は、スカウトという名のDMが届いたところ2件(お祈り&連絡無し)とエージェント1件(推薦2件)でした。
ご縁があった会社様ともう1社は対照的でした。
もう1社は社風が合わないのでは?と不採用だったようです。

活動に関しては、面接の練習もほとんどできていないし(YouTube動画のみ)ありがたいことに応募数も多くないので参考にならなくてすみません。

エージェントさんってすごいですね。
履歴書や職務経歴書のフォーマットもいただけて
電話でヒアリングしてくださって、
5社くらいの求人票が届いて(若い方だともっと多いと思います)
希望に基づいて推薦して下さっての書類選考
面接前には営業さんとエージェント担当者とweb面談で企業情報をいただいたり、担当者様が求める像なども教えて頂き
面接後は面接内容のヒアリングがあり
その後の結果も共有してくださる

私はその間、履歴書や職務経歴書を書いて提出した位で
聞かれたことに応えて、いただいた情報をありがたく受取り
面接に臨んで
さらにヒアリングと志望度を応えていただけでした。

待つことの方が多いし勇気づけていただいたりもしました。
自分で応募していたらもっとアタフタしたのではないかと思います。

ほんとうにありがたい存在です。

今後について

入社前に調べる事項も共有いただけているので勉強して、
個人的には年内にキャリアコンサルタントの資格を受験していきたいと思っています。

不器用な性格なので、新しい仕事に専念したい私はnoteは週1回更新できたら良いなと考えています。

どちらかというと今後は、noteでHR系、システム系、キャリコン、趣味のガジェット系と文章が綺麗な方の記事をたくさん読んで、ご縁を感じる方にコメントを残していく予定です。

業務のサポートをしていたとはいえ、4月1日~5月中旬までは無職でしたので、なんとなく言えない自分にモヤモヤしていたのかもしれません。
最近の眠れなかった原因がこれかもしれないとも思っています。

いつ言おうか、言わないかと考えていたので、書いてスッキリしました。

スッキリはしたものの、こんなエントリーを出して良いのかと延々読み返していたりもします。

かなり長文でしたが読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m

私も今週から新しい世界で頑張ろうと思います。
読んで下さった皆さんに幸がありますように(*^_^*)

そしてまた違う記事でお目にかかれますように!









サポートありがとうございます!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費&美味しいお茶代にさせていただきます!