2019年10月号

【朗読】しるし

文月悠光
00:00 | 00:00
別れの記憶に手を重ねて🍂

ふたりの横顔が並んで揺れていた午後。
あの日の雲のかたちを知っておきたい。

口ずさめる歌の一つでもあれば
さよならのあとも生きていけるのでしょう。

詩「しるし」文月悠光

*「婦人之友」10月号ミヨシ石鹸さん広告より。
毎月、裏表紙広告欄に詩を書き下ろしています✍☪️
写真:岩倉しおりさん

▶︎過去の詩は、ミヨシ石鹸さんFacebookページでも公開中🌠
https://www.facebook.com/miyoshisoap/
http://www.miyoshisoap.com/

投げ銭・サポートは、健やかな執筆環境を整えるために使わせて頂きます。最新の執筆・掲載情報、イベントなどのお知らせは、文月悠光のTwitterをご覧ください。https://twitter.com/luna_yumi