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ただ今、絶賛不登校中の中3息子の…

思い返せば、それは12年前。


引っ越して間がない街での3歳児健診の時。


知らない場所に息子を連れ、
少し緊張しながら順番を待っていました。


と、カバンに目をやったほんの一瞬のすきに、
息子がいなくなってしまいました。


ちらっと見えた息子の影を追いかけた私。

と、隣に一緒に走っている人がいました。


それが、私と彼女の出会い。


彼女も彼女の息子を追っていました。
 


私たちの息子は、会った瞬間、一緒に駆け出し、
いなくなってしまったのです!
 


子どもの足は早く、ようやく追いついたときには
階段を3階分ほど、登っていました。
 

後に、彼女の息子、SくんはADHDと診断され、

私の息子はASDと診断されました。
 

会った瞬間、気が合ったのです!
 

それから、時々遊ぶようになり、
違う幼稚園、小学校に入っても
時々は会っていました。

しかし、最近はコロナ禍でもあり、
私たちが日本を留守にしていたりもして
4年の月日が流れ、

先日久々に
オンラインで息子たちはつながりました。
 

ぽちゃぽちゃに太っていた小学生の二人は、
ほっそりとした中学生になり、
声もすっかり変わっていました。
 

照れくさそうに笑う二人。
 

言葉はほとんどなく、
息子はアフロヘアのかつらをかぶりました(?)

二人とも、正義感が強く、
間違っていると思ったことには
決して自分を曲げない。
 

その特性から、学校では苦戦続きの彼ら。
 

永遠に夏休みの息子と違い、

👇夏休みは続くよどこまでも


Sくんの期末テストが終わったら、
今度はふたりでゆっくり話してみるそうです。
 


脱走のおかげで二人は友達になり、
母たちは一生涯の親友を得ました。
 

外国出身の彼女から、私は、異国の文化だけでなく
強さと柔軟さを学んでいます。
 

生きていくことの素晴らしさって、
こういうこと。
 

出会って、影響しあって、
離れてもつながっていて、ふとした時に思い出す。
 

そして、3歳だった彼らの脱走劇は、
何だかその後の二人の人生を
象徴しているような気がします。
 

どんどん自分の生きやすい場所へ、
自分の足で進んでいってほしい。
 

多少の危険を冒しても、もう母たちは止めません。
 

これから二人がそれぞれ
私たちが知らない世界へ進んでいくのを
楽しみに見ています。

Boys, be ambitious!


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