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都会から目薬

ぼくは政治・民族・宗教・野球についてはnoteに書かないようにしていますが衆議院選挙で変わったことがあると思ったため書いています。細かくいえば野球について書いたことがありますが誰が優れていてどの結果が良いとかについて書いていないため例外として処理してもらいたいです。つまり題名は以下の内容に何も関係ありません。

要点は立憲民主党と国民民主党が、有権者に比例代表の紙に書かせるための略称を同じにしてしまった。結果としては2つの党で仲良く略称が書かれた紙を案分するらしい。

案分とはなにか?

あん‐ぶん【案分/×按分】 の解説
[名](スル)基準となる数量に比例して物を分けること。「頭数に応じて、利益を―する」

衆議院選挙では、まず自分が本人か確かめる作業の後に自身の選挙区から立候補した誰に投票するか決める紙を渡されます。その投票が終わったら、投票券を渡して比例代表用の投票用紙と最高裁判所裁判官の罷免をどうするかみたいな紙が渡されます。

今回問題になっているのはこの二回目に渡される紙を使うときのこと。好きな党の名前を書けば、自分の都道府県にいる比例代表として立候補した人を当選させられるかも知れません。

ぼくは当初、立憲民主党と国民民主党がどえらい仲がよくて、「略称だったら一緒に国会に行こうね❤」みたいな約束でもしたのかと思っていた。

すると上記の茨城新聞では

「民主党」票は両党で案分されることになるため、両党は党名を略さず記入するよう有権者に訴えている。

明らかに失敗だったことが伺えました。ちょっともったいない気がする。もったいないといいますか、ぼくはそこまで思っていませんが政治にご意見を持った人々、特に彼らを応援している人たちならなおさら、議席をもらいたいと思っているのか、そもそもやる気があるのかと糾弾するのではないかと思ってしまいます。

応援してるのに別の党のおっさんが当選しとるやないかい、みたいな言い分があったとしたら、多分それは正当な言い分であるように思える。

もちろん略さなければいいという対策方法こそありますが、ミスがあった手落ちがあったという事実を内包した選挙となってしまうことはなにか煮え切らないものを後世の人々へ感じさせるように思えます。

投票所に張り出す党名の表示順は、都道府県選管がくじ引きで順番を決めるため都道府県ごとに異なる。茨城県では今回、両党が偶然隣同士となったため違和感が際立つ。

茨城県の場合は副産物……といいますか二次被害(混乱)的なものが段地です。自分の表の価値とは。

両党は昨年9月、分党や結党を経てそれぞれ新政党として誕生した。公選法に基づく衆院選比例代表の略称は、ともに「民主党」と総務省に届け出た。同法は複数政党が同一略称を使用することを認めている。

公職選挙法もなにか融通がききすぎていて適法なのかどうなのかわからない。

県選管には20日以降、「民主党と書くとどの政党に票が入るのか」「そもそも届け出を受けるべきではなかった」といった問い合わせが複数寄せられた。

選挙管理委員会が怒られちゃってますね。公職選挙法に従っただけだと思うので些か道場の余地がありそうに思える。

2019年の参院選比例代表の略称は、立民が「りっけん」、国民が「民主党」とそれぞれ届け出ていた。

過去に「前例」として的確な対策法が確立されていたのに……お読みくださりありがとうございました。

期日前投票は人流を避けられるため是非うまい具合に利用しましょう。出口調査員は名刺とか身分を明かせないなら個人情報の開示はできないと言って断りましょう。後から身分を明かしたとて、始めから明かさないような人間には以下同文、として断ることは余裕でできます。変な出口調査がないこともないらしいので、気分の良い選挙ライフを……

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