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映画デイ・シフトのかんそ……うわあああスヌープ・ドッグ

映画デイ・シフトを見ました。ヘッダ画像をお借りしています。

見てればわかりますけど、デイシフトとは日勤のことです。バド(主役・ジェイミー・フォックス)はナイトシフト(夜勤)が良い。その理由は闇に乗じて調子に乗ったヴァンパイアを借り尽くせる=金儲けができるから。

何の勤務かと言えば吸血鬼狩りです。つまりこの話はファンタジーだ。吸血鬼が日常的にいるということ以外は普通のアメリカに見える。

ぼくはジェイミー・フォックスが主役である時点でこの映画への高感度はMAXに近かった。この前スーサイド・スクワッドを観た時に、あれ?このお話って特撮ヒーロー的なものなのかな……と思った話を書きましたが、

結果的に考えるとデイシフトもヒーロー系に近い気がする。スーサイド・スクワッドを上記のような文脈で書いた理由は、なぜだかはわからないけどぼくは戦隊・特撮・ヒーロー的なものに全く惹かれないということに最近気づいてしまったためでした。

でもスーサイド・スクワッドを観たこと自体は別に後悔していないし、一連の当該ジャンルが他に比べて質が落ちるなどということを言うつもりは一切なくて、なぜかはわからないけど……というものでした。

ジェイミー・フォックスは以前黒い司法を観た時にサブ主役みたいな形で登場したんですけども、ひどい目に合わされる役だった。

同時にこのことについても語らねばなりません。ここに映画の感想を書くようになってから気がついたといいますか、それよりちょっと前に映画を全くみていない時期の映画摂取の貧弱さを取り戻すかのように急に観始めた頃に気づいてた気がしますが、ぼくは黒人が登場する映画についてとてつもない嬉しさを覚えてしまうという特徴がある。

黒人が出てこない映画を選んでしまっても、途中で男女問わず黒人が登場すると心の安寧を見つけた気持ちになる。ぼく自身も違うのはさることながら親戚にも黒人さんはいません。マジでなぜだかはわからない。

黒人が登場する映画が好きな上で避けられない命題があるんですが、人種差別と真っ向勝負する必要があるんですよね。

黒い司法は思いっきり人種迫害がテーマ(司法のシステムがどす黒くて黒人が冤罪にかけられる。それを黒人弁護士が助ける。なんて救いようがない話だ)だったし、ひどい目に合う人がいるだろうことは織り込み済みだったからいいんですが、あまりにもひどい迫害だった。それを直で受けるのがジェイミー・フォックスだっただけに今回その内容をどうしても対比して観てしまう。

そもそもフォックスって名前はどういう経緯でついたのだろう?もともとコメディアンとか舞台とか楽器とかをしていたりの名残とかがあるんだろうか。現代であれば調べて一発でわかることを調べないことによる想像の余地を広げる楽しみというものが確実に存在するとぼくは思う。だからぼくはジェイミー・フォックスの経歴を調べない。そこには映画を観るか観ないか、と同じような価値を持つ自由がある。

みたいな感じでジェイミー・フォックスの活躍に痺れてたらいきなりSnoop Doggが出てきてビビった話を次回にします。これを読んでくださった方は既に新しい月曜日を迎えたのでしょうか。あるいはこれから月曜日と対峙するのでしょうか。そんな時に見てくれてありがとう。いやだけど月曜日が始まりますね。さっさと過ぎてくれることを祈りましょう。


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