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「デスルーラ」みたいな単語を普通に使いたがる僕らは

デスルーラとは言わば死に戻りみたいなことでいいと思っています。ヘッダ画像をお借りしています。

後は何でしょう。自動的リスポーンとか言えるでしょうか。もうめちゃくちゃ端的に「沸く」とかいう向きもあるでしょう。FPSユーザに多そう。

言葉の無感情を受け容れるかどうか

沸くとは様々な単語や感情が大幅にカットされた表現です。あと肝心な説明を忘れていましたがルーラとは好きな所に戻れる必殺技みたいなもので、RPGのドラゴンクエストが発祥です。それらを加味して下のようになる。

「(ゲーム中で死んだ/敵に殺されたから、どうせすぐにゲームシステムで復活できるから仲間の都合のいい所に、まるで植物が一瞬で生えるかのように、指定の場所に)沸き直す」

という意味。ゲーム内とはいえ、「自分の分身が死んだ」なんていう「生涯における最強イベント」など一切気にせず、ついては死んだという事実に対して何の感情も抱かずに「生き直し」てる。RPGで生まれた語がFPSみたいな真逆のゲームで使われてて笑える。でもFPSでは普通にリスポーンて言うのかな

こういった感覚を下の世代がいだいていることに対して、絶対に団塊の世代なりもっと上の世代の合意なんて得られるわけねーよなあと想うしかない。だから別に近づきもしない。

ところで完全な余談だけど「世代」に対する形容詞として上だの下だのとしなければならないみたいな常識が植え付けられている日本語圏がわりとイカれているようにも思える。英語でupper ageとかabove our ageなんて聞いたことない。ぐぐると前者は多少あるようで、適当に思いついただけだったので口ごもる。

「下」とされる世代は、生まれながらにして最下層の格付けがされている。どうやら先に生まれたという属性だけでその相手を無条件に敬わなければならないらしい。つまり本来は「上下」ではなく「早遅」で形容すべきだと思われる。

人を上下で分別することは階級差別に他ならない。ぼくは白人差別主義じゃないと先に述べておきますが、肌の色素が白っぽいだけで色素が濃い人々をごみ以下に扱っていいと勘違いした連中と大差ないように感じられる。

蜂のプロって何?

みたいなことを蜂を駆除する番組を観ていたら思うことになりました。蜂を駆除する番組とは基本的に雀蜂のような即座に人命を左右する公害のような生き物を死に至らしめる経過を撮影することを目的とする。

問答無用で生き物を殺すから、自然愛好みたいな層からは忌み嫌われてそうだとぼくは思いました。ぼくは身近に蜜蜂ですら巣(蜜蜂は巣を作るのだろうか?)を持って欲しくないぐらい蜂は迷惑な存在だと思っているので(蜂蜜は死ぬほど食べます)、彼ら/彼女らが一網打尽に死ぬ景色をエンターテインメント化することにそこまで疑問を持ちません。

ただ、雀蜂のような公害が起こるのは地方に多いっぽいことが映像から見て取れる。すると畢竟、蜂を駆除する業者とは高齢者になりがちである。

先程ぼくは人間を先に生まれたから上だの下だのレッテルを貼ることを否定したため強く言えないはずですが、この人達って大量の命を殺傷してるし、この思いを理解してもらうために書き残す。高齢者の蜂駆除業者は態度がでかい。

そしてその「態度のデカさ」は近年ベンチャー企業とかで叫ばれ始め、上場企業とかもだんだん波に乗ったほうがいいんじゃね程度の理由で取り入れ始めたパーパス経営的なものからすると完全に真逆の考え方だ。

つまり高齢の蜂駆除業者は時代に逆行している。別に個人攻撃がしたいわけじゃないので、番組内では名前や社名が出てた気がするけどそんなものは出しませんし、メモもしていない。お顔ぐらいは覚えちゃったかも知れないので、当該地域で駆除を依頼する立場にぼくがなってしまった場合に候補から除去しようかな、と思うぐらい。

好きな番組が多い局だったから今回やたら散見された視聴者を煽る表現とかも自粛して欲しかった。

というような話の続きをまた明日書きます。おはようございました。


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