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映画ザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、集結のかんそう

ぼくはスーサイド・スクワッドという単語だけ知っていて、なんとなく映画なんだろうなというイメージを持っていました。ヘッダ画像をお借りしています。

ザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、集結とは、ぼくが知るスーサイド・スクワッドではなかった……といいますかスーサイド・スクワッドを知らない人が最初に見るものじゃなかったのかも知れないと思わされた。

またスーサイド・スクワッド側には何の否もないことではありながら、ぼくはスーサイド・スクワッドを特撮といいますかヒーローヒロイン系な物語だとは思っていなかった。もし知っていたら見なかったかも知れない。

これはなぜかはわからないけどぼくが戦隊とかそういう系に興味が持てないためです。結果的にスーサイド・スクワッドにはそれを差し引いても「なるほど~」と思わされたけど、過去を見るかどうかは自身がない。

またザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、集結を選んだ理由としてもう一つ、ヴィオラ・デイヴィスを見たいからというものがありました。

それはヴィオラ・デイヴィスがフェンスとかマレイニーのブラックボトムとかでひどい役(演技がひどいとかじゃなくて、報われねえな系)だったため、このように美人な人がとても輝く役回りを見たいなァと渇望していたためでした。

結果から言えばヴィオラ・デイヴィスは部下に対してパワー・ハラスメントなどという単語では済ませられないほどの脅迫や命令なんかをする上長であり、あまりにそれが行き過ぎた結果、別の部下からゴルフの棒かなんかでぶんなぐられて事実上退場する、といいますか退場することにカタルシスを求められているような役柄であり、マレイニーのブラックボトムと同じ悲しみがぼくを襲っただけでした。

ヴィオラ・デイヴィスにはもう少し温かい家族のために尽くす新婚妻みたいな役柄を与えてくれても良いんじゃないだろうか。グリーンブックを現代版にアレンジして、運転者の役をヴィオラ・デイヴィスに演じてもらったら嵌りそうな気がする。

とはいえ――――――まず驚かされたのは超人戦士みたいな人たちがボロクズのように死んでいくことだった。ま……マーベル?のお話ってそういう感じなんだろうかと思わされた。命が軽すぎる。

マーベルのキャラクタに詳しい人なら、この最初に出てきたヒーローたちが噛ませ犬だっていうことに気づくんでしょうか?ぼくはスーサイド・スクワッドとはこの超人たちが織りなす物語なんだな、と思った矢先に全員死んでしまったため、別に悪気なくといいますか出鼻を挫かれた。

さらにそこから一ヶ月ぐらい間を空けて続きを見たため、よくも悪くも気持ちがリセットされてしまい、全員無残に殺された感覚をなんとか拭い去ることができたかも知れない。核心でもあるその続きは次回に書かせていただきたい。おやすみなさい。



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