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人徳を悪用、ストレステストなどに使うべきではない電話

一定の検索避けに電話とさせていただく。
ヘッダ画像をお借りしていることをお知らせいたします。

というのは あれ が残した、そしてYouTubeに継ぐべきではなかった悪しき文化だと思うのだが、連絡先知ってる人だけ電話してきてね、と生中継とかライブストリーム中(全く同じ意味だ)におっぱじめるやつだ。

色んな人が電話してきて当たり障りない会話して終わって、ああ友達いっぱいいて人徳あって嬉しいねみたいなのもどうすりゃいいのかわからんし、
誰も電話してこなくて、ああ~~~~~~~友達がいないよ~~~~~~~~も別に面白くなく悲しくきついし、それを寒いとしてせっかく来てくれた人に逆圧迫面接みたいのを始めるのもマジで人様を何だと思ってるの?と思ってしまう。

人の優しさはストレステストをかけるためにあるものではないのだ。どれだけひどいことしたらおかしくなるかな?じゃないんだ。

電話知っててしゃべるためにかけてくれる、そんなありがたいことを強いてるのにひどいことしてどうするのと思う。人徳があるのは相手のほうじゃないか。

連絡先を知っている同士ってことは懇意である。別に仲いいだろう。そしてぼくは平和主義者なのでなにかぎすぎす喧嘩したりなどたとえふざけでもしてほしくない。

さらにこの手の「電話」を利用した形式には、無意味に友人関係をアピールする意図が透ける。

電話をかける側もかけられる側も、どちらも本来の意思を無視した状況に追い込まれることが多い。自分を面白く見せようとするために他者を利用し、しかもその場に居合わせる視聴者に対しても無意味なストレスを与える結果になる。

さらにはこうした形式を通じて得られるのは、表面的な「友人」の数を増やしたいという承認欲求の充足にすぎない。

人間関係の深さを真に求めているわけではなく、ただその数を自慢したいだけなのだ。しかもその過程で電話を受ける側がどれだけ無理をしているか、どれだけ心の負担を感じているかについては一切考慮されない。

このような行為は友人関係を「利用する」ことにほかならない。

電話をする側の人間性を試すかのような状況を作り出し、それに対して「面白い」と思わせる価値観自体が根本的に歪んでいる。

もし本当に相手を尊重し大切に思っているのであれば、こうした「試し行為」をすることは決して許されるべきではない。

さらに見ている視聴者にとっても不快感を覚えるものだ。視聴者は本来楽しいはずのコンテンツに対して緊張感を強いられ、何か不快な気持ちを抱きながら画面を見続けることになる。誰も得をしない。このような電話を使った「試し行為」は、ただ空虚な人間関係を晒すだけでなく、コンテンツ自体の価値も下げてしまう。

また電話を受ける側にとってもこの形式は負担が大きい。

相手が自分を頼ってくれていると思いたいがために、無理をしてでも電話をかけることになる。特に生放送中であれば、電話をかけること自体が視聴者に見られているというプレッシャーとなり、普段の自然な会話ができなくなる。

これでは本来の友人関係が歪められ、無理に演出された「友情」が晒されることになる。

さらに問題なのはこの形式が視聴者に与える影響だ。視聴者は、配信者が友人と「楽しんでいる」様子を見せられるが、それが本当に楽しんでいるかどうかは疑わしい。

そして、こうした電話形式が流行する背景には配信者同士の競争がある。

視聴者の関心を引くために他の配信者とは違うことをしようとするが、その結果として人間関係を使った「エンタメ化」が進んでいる。本来であればプライベートであるべき関係が視聴者の前で演出されることで、その関係自体が薄っぺらくなり本質を失ってしまう。

どころかもうこの行為に手垢が付きすぎて同じことの繰り返しコンテンツになってしまっている。

さらに言えば、こうした形式は視聴者をも巻き込んでいる。視聴者はその場にいるだけで、配信者の「友達関係のテスト」を見せられ、無意識のうちにその価値観を受け入れてしまうかもしれない。

「友達が多いこと」が偉い、「他人を試すこと」が面白いといった歪んだメッセージが、視聴者の意識に刷り込まれてしまう可能性がある。

この形式の最も大きな問題は、配信者が「友達を持つこと」を見せびらかすために他人を利用する点にある。友人関係は、エンターテインメントの材料にするべきではない。

むしろ友情はそのまま尊重されるべきであり、外部からの評価や視聴者のために見せ物にされるべきではない。友達関係を誇示し、そこに参加させられる他者がどれだけの負担を感じるかに思いを馳せるべきだ。

また、このような行為が視聴者にどのような影響を与えるかも考慮する必要がある。

視聴者は配信者の友人関係を見せつけられるが、それが本当に健全であるかどうかは疑問が残る。

むしろ視聴者はその歪んだ関係を見せられることで、自身の人間関係についても不安を感じるかもしれない。このような電話形式は他者との関係を利用し、視聴者にまで影響を与えるという点で非常に問題があると言える。

人間関係をエンターテインメント化することで、その本質を見失わせてしまう危険性がある。友情や人間関係は見せびらかすものではなく、互いを尊重し大切にするものであるべきだ。

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