見出し画像

学校の外で「学生注目!!」という文句を聞かされるとキレる理由

ヘッダ画像をお借りしています。関係ないんですが公式系アカウントからヘッダ画像をお借りする際には一応お借りしている旨の挨拶を入れないようにしています。

キレるまでは行かないかも知れませんが、学生注目とは何でしょうか。

A:学生注目!(天を仰ぐ)
周り:「「「「「なんだー」」」」」
A:僭越ながら自己紹介をさせて頂きます。○○県立○○高等学校出身!
皆:「「「名門ー」」」
A:現在、◯◯大学◯◯学部◯年、姓を~、名を~と申します。(役割紹介)以後お見知り置きを!

本来運動部の応援とかで応援団員が自己紹介に使いますね。始まりは特定の学校だったのかも知れない。今は色々真似されてますね。それ自体は別に健康的な文化の伝播という現象でありどうでもいいんじゃないだろうか。

つまり野球なりラグビーの応援をする時に、これから何らかの応援行為に立ち会わなアカン人々が、その先導をせんとする人らの立場を知る、その人らの自己紹介を聞くためにつきあわされる行事といえる。

だから昨今ではないでしょうが、学府が近くにある酒場なんかじゃちょうどこれぐらいの時期えげつないことになっているんじゃないでしょうか。

サークル新歓コンパで、全員がこれやるからです。

そのへんで働いてて酒場にたどり着いたリーマンからしたらとんでもなくMPが削られる事態だろうなあと思います。金を払って酒場で飲料を飲まされに来たのに、延々と巨大な声が響いている。知りたくもない情報に圧殺される。

でYouTubeのCMでも流れ始めた。この事態が嬉しい人っているのかなあと思わされた。大学に入って、その学校独自の文化だから帰属意識が芽生えて嬉しいと思った生徒なら嬉しいと思うのかも知れない。ただその場合、当該CMがリーチしている層って18歳前後だけですよね。

正確にはYouTubeで当該フレーズを使って、冒頭5秒を飛ばされないように頑張っているCMが現れ始めた。ただ、ぼくにはむしろその5秒を絶対に飛ばされるための努力をしているようにしか見えない。うっせーな(ポチ みたいな意味ですね。

いま述べたように、帰属意識が芽生える。帰属意識はよろしくない育て方をすると、同調圧力に変わる。エコーチェンバー現象を生み出す。とはいえまさか最高学府でそのような偏向が起きるはずはないと思うんですが、それ以後のキャリアにおいてどのような悪影響を及ぼすかはわからない。これがやりたくなくてサークルの新歓コンパに出たくない人なんて男女問わずいるんじゃないかなあと思う。

でも今は飲食店どころか屋外で大声を出してはいけないから、文化として絶滅しつつあるのかも知れない。新歓合宿とかならほぼほぼ無法地帯みたいなものだし、やってておかしくないですが今って新歓合宿ってやっていいんでしょうか。

それでは今週も余計なプレッシャーに押しつぶされないよう、ご自分を大事に生きてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?