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次元の変化!?アフターコロナは価値観が合わない人とは出会えなくなる

2019年と2020年で変わったことと言えばなんでしょう?

人と会えなくなったことではないでしょうか?

人と会わなくてよくなった、の方が正しいかもしれません。

もちろん新型コロナウィルスのパンデミックが原因です。

しかし "会えなくなった" ことにホッとしている人は少なくはないはず。

リモートになった人は嫌な上司と顔を合わさなくてすむことに心底ホッとしたでしょうし、旦那・妻の実家に帰ることが苦痛だった人、無理やり続けていたママ友や友達関係など、煩わしい人間関係に悩まされていた人にとっては、神が天から助け船を出してくれたような気さえしたかもしれません。

土日は家でゆっくりしていたいけど、なんとなく人に会わないとダメな気がするから、無理やり会っていたという人もいるでしょう。

"人に会わない人はやばい人"、"引きこもりは異常" という同調圧力がコロナ以前はありました。

それが一転、家の中で、ひとりで楽しめるオタクや引きこもりのような人が一躍ヒーローとなりました。

人に会わない方が評価される、価値観が真逆になったと同時に、"人に会わなければならない" という重い同調圧力が消え去ったのです。

コロナ後の二極化とは何のことだったのか?

コロナウィルスが中国から各国へ持ち込まれた直後、"二極化" という言葉が色々なところで叫ばれました。

様々な観点から叫ばれた "二極化" でしたが、窮地に立たされた人類は本性を暴かれたと同時に、自分はどういった価値観を持っているのかということが、自身にだけでなくあの人はこういう価値観を持っているという価値観の根源を周囲に対しても露呈させた出来事でもありました。

対立する価値観というのは、いつの時代にもあります。宗教はその最もたるものでしょうし、国によって、人種によって、また同一民族の日本人の中にも様々な価値観があります。

今まではどんな価値観を持っていても、それは地域や会社という組織に所属し、そこに足を運び続けることによってブレンドされていました。

例えば同じ会社の同じ部署に、右翼もいれば左翼もいたわけです。価値観が合わなくても同じ場所に一緒にいる必要があった。

しかし遠隔での仕事がコスト的にも優遇される今後は、わざわざ価値観の合わない人と会う機会は著しく減っていくでしょう。

今でも自営業の人は自営業の仲間がたくさんいたり、会社員は同じ会社員同士で飲みにいったりしますよね?

ホストと公務員が一緒に遊びにいくという話はそうそう聞きませんよね?

女性でいうと、結婚したり、子供ができたりすると独身の友人とは疎遠になったりします。

上記は属性の話ではありますが、今後は価値観によってそれがまた細分化されていくと思うのです。

2035年、人は人に会う時間がなくなる

意外にも2035年の人間は、今の人間よりも忙しくなるのではないかと思います。家でやることがたくさんできるのです。

アフターコロナ後の人間の精神的進化とは?マズローの欲求段階説からみるアフターコロナの次元上昇

上記の記事にも書きましたが、創造の次元に以降した人は、創造活動で忙しくなる。よって人と直接会うよりも、創造に時間を費やすようになるのではないでしょうか。

寂しさを感じても、すでに現代でもそうですが、それを癒してくれるツールはたくさんあります。例えば、Live配信や音声配信のアプリを使えば、見ず知らずの遠いところにいる人とすらコミュニケーションができる。

自分の体を動かして会いにいくのは、よっぽど会いたい人になると思うのです。

同調圧力というストレスがなくなる未来

誰かと時間を共有する代わりに、自分の時間や考えを犠牲にしてすり寄らないといけないということが無くなります。

同調圧力というストレスの根幹は消え去っていくことでしょう。独りという言葉から、寂しい、孤独というレッテルを引き剥がし、創造、楽しみというお札に貼り替えた人間に怖いものはないのです。

同時に違った価値観の人間と会うことが極端に難しくなる。なぜならそういった機会がないし、わざわざそれを検索しようともしないからです。

そういう意味で人間関係は今以上に変わってくるかもしれません。

今身につけるべきは、膨大な自由時間を与えられても、独りでも楽しめる創造力なのです。






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