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【コロナ後はポルトガルでワーケーションしよう】ハリーポッターを生んだポルトでファンタジーにひたる

海外の企業をクライアントに抱え、4年間で世界の88都市を転々と暮らしてきたJuliaです。

ワーケーションって何?


コロナウィルスの感染拡大による旅行業界への打撃とともに、ワーケーションという言葉に注目が集まっています。

ワーケーション=ワーク (Work)+バケーション (Vacation)の造語で、各地を旅行しながら仕事をすることを指します。私は2016年頃、会社員時代に会社に交渉してこの働き方を実践してきました。


マガジン "リモートワーク時代到来! さあ、世界で仕事しよう!" では、私が滞在した世界の都市から毎回1都市ピックアップし、滞在方法や快適さ、現地で楽しめる観光地やアトラクション、エピソードなどを紹介しています。

連載6つ目の都市は、ハリーポッターの著者J.K.ローリングも暮らした街ポルトを紹介していきます。

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ポルトガル第2の都市ポルト。ポルトガルでノマドといえば首都のリスボンが取り上げられることが多いですが、個人的にポルトガルのリスボン、ポルト、コインブラの3都市を訪れて最も良かったのはポルトでした。

ポルトでどこに滞在する?

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ポルトではAirbnbの個室を利用しました。観光都市ということもあってか、滞在費はリスボンよりもちょっと高め。Airbnbの個室で一泊3000円〜、まるまる貸切は5000円〜が相場です。

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私がステイした物件は3LDKのお部屋。リビング・キッチンが共有で、他の2部屋にはそれぞれゲストが泊まっていました。

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夜ご飯を食べていたらブラジル人のカップルがワインを持って遊びに来ました。

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とても陽気なカップル。ポルトガル語はわかりませんが、スペイン語の単語がなんとなく通じてお友達になりました。すっぴん失礼します。。。
初めましてがすっぴんのAirbnbのランダムな出会いが好きです。

ポルトで何が楽しめる?

ポルトといえばJ.K.ローリングがハリーポッターを書きはじめた街とも言われています。J・K・ローリングは1991から1993年の3年間ポルトで英語講師として生計を立てていました。なんとハリーポッターのインスピレーションはこのポルトの街から得たらしいのです。この地で "ハリーポッター賢者の石" の第3章まで書き上げ、後に紹介する世界イチ美しい本屋 レロ書店はホグワーツ魔法魔術学校の図書館のモデルにもなったと言われています。

・ドウロ川にかかるドン・ルイス1世橋を散歩する

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ポルトといえばこの光景!ドウロ川にかかるドン1世橋です。こちらの橋はエッフェル塔を作ったエッフェルさんの弟子によって建設されたとか。

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とにかく橋はダイナミック!橋の上にはトラムが走っていますが、徒歩で歩くこともできます。この大きな橋を風をきりながら歩く爽快感といったら。

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ゴンドラに乗って街の全貌を眺めるのもいいですね!市街から橋を渡って向こう側にはワイナリーがたくさんあります。

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夜は橋がライトアップして昼とは違った趣があります。

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橋を渡りきったところにカフェが!ここでポートワインをいただいていたら、山火事の影響か黒い雨が降ってきました……。


・世界一美しい書店で洋書を買う

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豪華絢爛!こんな本屋見たことないい。こちらがJ・K・ローリングも足繁く通い、ハリーポッターのインスピレーションをもたらしたというLivraria Lello(レロ書店)です。

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赤のトルネード階段は "天国への階段" という呼び名もあるとか。こちらの本屋は入場に5€かかりましたが、本を購入した場合代金から入場料の5€をひいてくれます。

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2階からの景色はこんな感じ。本のラインナップは他の書店と変わりない様子。

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私はここで サンテグジュペリの星の王子様を購入しました(ハリポッターじゃないんかい)。入場券売り場にはハリポタグッズもありましたよ。


・ポートワインのワイナリーを見学

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ポートワインってご存知ですか?食前酒や食後酒に飲まれる甘みの強いワインです。ポートワインが好きな人は、ポルトにはMUST GOです。レストランやカフェで1杯1〜2€ほどで美味しいポートワインを味わうことができます。

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ポートワインについてもっと知りたいという人はワイナリーを訪ねると良いでしょう。市街から橋を渡ったドウロ川南岸にはたくさんのワイナリーが立ち並んでいます。

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ワイナリー見学後はもちろん試飲もできますよ!

・雑貨屋でポルトガル土産を探す

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ポルトって雑貨がめちゃめちゃかわいいのです。さすがファンタジーの街。写真はリスボンにもお店があるA Vida Portuguesa。

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眺めているだけでもウキウキしてきます。キュートなものを見つけると、「これ売れないかな?」と下心が出てしまうジュリアです。

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こちらはうなぎの缶詰やさん!パッケージがマジカルですよね!ポルトで見かけるものは、どれも魔法がかかっているかのようにファンタジック。

・アズレージョが美しいサン・ベント駅へ

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ポルトガルといえば、ポートワイン、エッグタルト、そしてこのアズレージョが三種の神器。アズレージョとはポルトガル語でタイルのこと。ただのタイルではなく、宗教画などが書かれた美しいタイルなのです。ポルトの中心部にあるサン・ベント駅には、駅構内に見事なアズレージョが施されています。

・市民の台所ボリャン市場をのぞく

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ポルト散歩中にお腹が空いたら市民の台所ボリャン市場(Mercado do Bolhão)へ!肉、魚、果物などの食材はもちろん、お土産品、雑貨のお店もあります。

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メルカドで食材を仕入れて、レストランで食べた料理をAirbnbで再現してみてもいいですよね。

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おっと失礼!

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ヨーロッパはどこに行ってもチーズの品揃えがよくていいなあと思います。日本は少ないよね?

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市場にはレストランも併設されていて、小皿料理などが楽しめます。サラミとソーセージ、ワインに合うメニュー。

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小魚のフライ。

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ソーセージは火がついたままサーブされます。


・ポルトガル料理に舌鼓

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本格的にポルトガル料理を楽しみたいという人はどうぞレストランへ!ポルトガルの海産物といえばタラが有名ですが、ここポルトの名物はタコ!
タコ料理の名店カーサ・イネス(Casa Inês)では、タコのマリネやタコのフリット、タコ飯など、タコをふんだんに使ったメニューをいただくことができます。日本人にも馴染みの深い味なので、ヨーロッパ周遊の後はホッとしますよ。

※すみません、こちらは閉店してしまったようです。美味しかったのに残念

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そしてもうひとつ日本とポルトガルの共通料理はモツ煮込み(トリッパ)です。白インゲン豆やベーコンが入り、トマト風味の味付けという時点で日本のモツ煮込みとは味わいが異なりますが、これもいけます!ご飯にかけて食べるのも親しみを感じずにはいられません。


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お次は日本人が度肝を抜かれる料理フランセジーニャです。「フランスの女の子」という意味をもつポルトガルグルメですが、パン、ハム、チョリソー、ベーコン、チーズと朝食メニューがてんこ盛りにもられたサンドイッチ。1個食べきったらもう今日の食事はおしまい!と思えるほど、お腹がいっぱいになります。

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フランスのクロックドムッシュの進化系だとか。ぜひポルトガルを訪れたら一度食べてみてください。

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みなさんご存知エッグタルトです。本番のエッグタルトは外のパイ生地はサクサク、エッグ部分はとろーり甘くてとても美味。マカオのイメージがありますが、ポルトガル発祥ですよ。

ポルトのどこで仕事する?

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ヨーロッパにいくと紅茶よりもエスプレッソが頼みたくなるのは私だけでしょうか?この前にパリにいたこともあり、カフェではもっぱらエスプレッソを注文していました。

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ポルトにはこんな絶景のカフェも。しかしここはWifi、電源がないので仕事には向きませんね。私はポルトではAirbnbで仕事をしていましたが、ポルトで使えるカフェ、コワーキングを念のため紹介しておきます。

ポルトのノマドスコアは?

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ポルトはノマドスコアかなり高めです!Airbnbはトルコや東ヨーロッパなどと比べると少し割高ですが、ロンドンやパリよりはもちろん安価。ハリーポッターが好き、ファンタジーのような世界観が好きという人にはたまらない場所だと思います。ポートワインをどのカフェでも1〜2€で飲めるのも嬉しいですね。ぜひポルトガルでノマドしたいという人は、リスボンだけではなく、ポルトにも滞在してみてください。










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