近畿大学広報室建学史料室広報誌『A Way of Life -Seko Koichi-』

『A Way of Life-Seko Koichi-』は近畿大学広報室建学史料室広報…

近畿大学広報室建学史料室広報誌『A Way of Life -Seko Koichi-』

『A Way of Life-Seko Koichi-』は近畿大学広報室建学史料室広報誌です。2022年度から冊子での発行を停止しWeb化しました。研究活動や大学関係のコラム、不倒館(展示室)での企画展や所蔵品の紹介など、創設者 世耕弘一の関係資料を中心に広報しています。

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広報室建学史料室からのお知らせ・お願い (2024年3月29日更新)

『A Way of Life -Seko Koichi-』令和5年度(2023年度)コンテンツ(2024年3月29日現在)  ✨が付いているのが最新記事です ■アーカイブズ研究活動報告  ●研究会報告(令和5年2月17日 第3期第1回 通算第26回)   ●研究会報告(令和5年6月2日 第3期第2回 通算第27回) ■研究報告  ●自校史に於ける災害について  ●前身校のキャンパス変遷に関して  ●近畿大学の設置認可の経緯について  ■コラム  ●旧本館解体撤去工事に

    • ミニ企画展第3弾「生駒祭」を開催しました

      不倒館ミニ企画展第3弾は「生駒祭」をテーマに、10月30日(月)~11月10日(金)まで、歴代の生駒祭パンフレットの表紙を一覧の表にして展示しました。 生駒祭は1948年(昭和23年)から開催され、2023年で75回目の開催となります。 現物のパンフレットは第15回(1963年)、第25回(1973年)、第35回(1983年)、第45回(1993年)、第55回(2003年)、第65回(2013年)のものを展示しました。 生駒祭は近畿大学大学祭実行委員会の学生によって、パンフ

      • 短期大学部70年の軌跡②

        短期大学部の主要進路「編入学」について  近畿大学短期大学部生の主要進路は、4年生大学への編入学となっています。年度によって就職希望者が増えて変わることがありますが、平均すると、編入学と就職の割合は7対3程度になります。短期大学部にとって、三年次編入学の合格率を高めることは「生命線」ともいえるほど重要な目標となっています。この20年間の推移を見ると下の表のようになっております。  編入学先については、近畿大学が最も多くなっております。その他、(編入学者の多い順に)京都産業大

        • 業務日誌(2024年3月29日更新)

          令和5年度(2023年度) 3月 9日(土) 通信教育部科目終末試験監督員不倒館見学 15日(金) 台湾士林商業高ご一行不倒館見学 18日(月) 企画展準備のため午後閉館 21日(木)~4月12日(金) 企画展「卒業式・入学式記念」開催 23日(土) 東大阪キャンパス卒業式のため開館 24日(日) 東大阪キャンパスオープンキャンパスのため開館 25日(月) 企画展「卒業式・入学式記念」ショート動画配信 27日(水) 附属新宮中学校3年生イングリッシュキャンプ参加者不倒館見

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        • 不倒館から
          14本
        • コラム
          4本
        • 研究報告
          4本
        • アーカイブズ研究活動報告
          10本
        • 広報誌バックナンバー
          2本

        記事

          附属小学校5年生 不倒館見学

          令和5年(2023年)6月29日、本学附属小学校5年生のみなさんが、不倒館を見学されました。 附属小学校では毎年、5年生の行事として東大阪キャンパスを訪問し、クラブセンターの50メートル屋内公認プールでの水泳授業や大学施設の見学を実施しています。 クラスごとに、職員から不倒館や展示品、初代総長世耕弘一についての説明を受けた後、館内を思い思いに見学しました。みなさん説明を一生懸命聞き、職員の出したクイズにも積極的に答えてくれました。 クイズは、世耕弘一が生きていたら今年130歳

          近畿大学の設置認可の経緯について

          On the circumstances regarding the approval for establishment of Kindai University     近畿大学名誉教授・広報室建学史料室特別研究員・博士(歴史学)                              荒木 康彦  文部科学省ホームページで閲覧出来る『学制百年史』第二編・第一章・第四節の「三 新制大学」の「新制大学の発足と移行措置」の件によれば、「學校基本法」[1]の施行に際し、文

          前身校のキャンパス変遷に関して

          On the transitions of the campus Kindai University's predicessor school  近畿大学名誉教授・広報室建学史料室特別研究員・博士(歴史学)                          荒木 康彦  校史関係の貴重な史料とも言うべき「日本大學大阪中學校落成記念」絵葉書五葉を令和五年一月十日に入手出来た。この絵葉書だけではなくて、今迄に発見・入手した前身専門学校等の絵葉書や「学則要覧」掲載の校舎の写真の

          ミニ企画展第2弾「薬用植物園」を開催しました

          不倒館ミニ企画展第2弾は「薬用植物園」をテーマに、8月28日(月)~31日(木)まで薬草園・薬木園設置から現在に至るまでの薬用植物園の写真を展示しました。 昭和29年(1954年)に近畿大学東大阪キャンパスに薬学部が設置され、同年に薬学部が管理する薬草園(のちの薬用植物園)が15号館(現・18号館南棟)、薬木園が16号館(現・アカデミックシアター)のあたりに造られました。 キャンパス内にあった薬草園・薬木園ではキンカンやツバキ、サザンカ、サンショウ、カクレミノなど約99種

          ミニ企画展第2弾「薬用植物園」を開催しました

          ミニ企画展第1弾「旧本館」を開催しました

          不倒館では今年度から新たにミニ企画展を開催することになりました。第1弾は令和5年(2023年)3月に解体された東大阪キャンパス旧本館の外側のレンガを寄贈いただいたことから「旧本館」をテーマに、7月21日(金)~28日(金)まで、外壁のレンガとともに設立から現在までの写真を展示しました。 旧本館は近畿大学創立45周年記念事業の一環として、昭和43年(1968年)11月から建設工事が始まり、昭和45年(1970年)8月31日に設立しました。 近畿大学東大阪キャンパス西門を入って

          2023年度祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催しました

          不倒館では、第二代総長・理事長 世耕政隆(没 平成10年[1998年]9月25日 享年75歳)、第三代理事長 世耕弘昭(没 平成23年[2011年]9月29日 享年79歳)の命日にちなみ、令和5年(2023年)9月25日(月)~29日(金)の期間、祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催し、年表を含め、29点の史資料を展示しました。 第二代総長・理事長 世耕政隆展示コーナーでは、名刺や関連書籍、愛用していた梅柄の湯呑み、翠峰の湯呑み、野づくしの風呂敷、自筆の書

          2023年度祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催しました

          研究会報告(令和5年6月2日 第3期第2回 通算第27回)

           第3期第2回研究会は上﨑哉研究員の司会によって進められた。  議題1は本日の進行に関する提案であった。冨岡勝研究員より、研究会のオンライン開催では出席者の情報交換などを行うことが困難なため、Zoomのブレイクアウトルームにて5分程度の近況報告などを今回試験的に実施したいという提案趣旨が説明された。出席者からの異論がなかったため、議題2である各グループでの交流を行った。  議題3は、研究会の進行に関する協議であった。①記録及び広報誌記事の確認手順、②研究会の司会及び記録の分担

          研究会報告(令和5年6月2日 第3期第2回 通算第27回)

          自校史に於ける災害について

          On the disasters in the history of Kindai University 近畿大学名誉教授・広報室建学史料室特別研究員・博士(歴史学)                          荒木 康彦                  序  「昭和二十三年の初夏」の「或日の午後」、「長瀬の大阪専門学校」に世耕弘一先生を訪問した時の事を、寺坂八郎元本学常任理事(その当時は、「阪大勤務の文部事務官」)は、回想世耕弘一編纂委員会編『回想世耕弘一』収

          旧本館解体撤去工事について

           次の写真(写真A)は、東大阪キャンパス・旧本館の解体撤去工事の一コマを、筆者が18号館校舎の3階か4階の階段から撮影したものである。旧本館の周りにフェンスが張られ、最上階までの足場が組まれ、下の階から重機を使った解体撤去作業が始まっていた様子が分かる。 この写真はいつ撮影?  ここでクイズに付き合っていただきたい。写真Aはいつ撮影されたものだろうか。 解体撤去作業の開始日  正解は③である。昨年度に工事があったことを覚えていても、意外に迷った方もあったかもしれない。

          研究会報告(令和5年2月17日 第3期第1回 通算第26回)

           勉強会は、今回から「研究会」として開催することになった(これについては後述する)。  冨岡勝研究員の司会によって進められ、議題1は研究・調査が2つ報告された。  まず、荒木康彦特別研究員による校史関係の学外史資料調査「前身校のキャンパス変遷に関する諸史料」の報告が行われた。前身専門学校の校舎建設や敷地に関する公文書等の一次史料を綿密に検討しながら、荒木特別研究員がこれまで発見・入手した前身専門学校等の絵葉書(「日本大學大阪中學校落成記念」絵葉書を含む)や「学則要覧」掲載の校

          研究会報告(令和5年2月17日 第3期第1回 通算第26回)

          2023年度祥月命日企画展「創設者 世耕弘一先生を偲んで」を開催しました

          不倒館では、令和5年(2023年)4月24日 (月) ~ 28日(金)の期間、創設者 世耕弘一の祥月命日(4月27日)にちなみ、世耕弘一略歴や今回初出展となる総長室に置かれていたドイツ語文献や学生トロフィーをはじめ、ドイツLUFFT製気圧計や身だしなみセットなどの愛用品、議員バッジ(レプリカ)や議員手帳など、65点の史資料を展示しました。 創設者 世耕弘一略歴は、略歴に沿った当時の写真と『長編大河漫画 山は動かず 世耕弘一伝』から抜粋したページを一緒に掲示しました。 総長

          2023年度祥月命日企画展「創設者 世耕弘一先生を偲んで」を開催しました

          『A Way of Life -Seko Koichi-』令和4年度(2022年度)コンテンツ

          ■アーカイブズ研究活動報告  ●令和3年度(2021年度)学内研究会開催報告    広報室建学史料室研究員・近畿大学短期大学部教授 田窪 直規  ●勉強会報告(令和4年2月7日 第2期第15回 通算第24回)    広報室建学史料室研究員・近畿大学教職教育部教授 冨岡 勝  ●翼賛選挙に於ける同交会の動向:校史関係の学外史資料調査➀(第2期第15回(通算第24回)勉強会報告)    広報室建学史料室特別研究員・近畿大学名誉教授 荒木 康彦  ●「学則要覧 日本大學専門學校」:

          『A Way of Life -Seko Koichi-』令和4年度(2022年度)コンテンツ