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不倒館から

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不倒館所蔵史資料の紹介や、企画展示や見学についての報告、広報室建学史料室での取り組みについてなどを掲載しています。
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ミニ企画展第4弾「テレホンカード」を開催しました

不倒館ミニ企画展第4弾「テレホンカード」は、令和5年(2023年)12月18日(月)から26日(火)の期間開催し、近畿大学で発行した様々なデザインのテレホンカードと、学内に設置されている公衆電話のマップを展示しました。 公衆電話が初めて街頭に設置されたのは明治33年(1900年)、それまでは日本電信電話公社(電電公社、現:NTT)の電信局・電話局内の電話所だけにしかありませんでした。その後ダイヤル式からプッシュ式の公衆電話が登場し、最初は硬貨での利用のみでしたが、昭和57年

ミニ企画展第3弾「生駒祭」を開催しました

不倒館ミニ企画展第3弾は「生駒祭」をテーマに、10月30日(月)~11月10日(金)まで、歴代の生駒祭パンフレットの表紙を一覧の表にして展示しました。 生駒祭は1948年(昭和23年)から開催され、2023年で75回目の開催となります。 現物のパンフレットは第15回(1963年)、第25回(1973年)、第35回(1983年)、第45回(1993年)、第55回(2003年)、第65回(2013年)のものを展示しました。 生駒祭は近畿大学大学祭実行委員会の学生によって、パンフ

附属小学校5年生 不倒館見学

令和5年(2023年)6月29日、本学附属小学校5年生のみなさんが、不倒館を見学されました。 附属小学校では毎年、5年生の行事として東大阪キャンパスを訪問し、クラブセンターの50メートル屋内公認プールでの水泳授業や大学施設の見学を実施しています。 クラスごとに、職員から不倒館や展示品、初代総長世耕弘一についての説明を受けた後、館内を思い思いに見学しました。みなさん説明を一生懸命聞き、職員の出したクイズにも積極的に答えてくれました。 クイズは、世耕弘一が生きていたら今年130歳

ミニ企画展第2弾「薬用植物園」を開催しました

不倒館ミニ企画展第2弾は「薬用植物園」をテーマに、8月28日(月)~31日(木)まで薬草園・薬木園設置から現在に至るまでの薬用植物園の写真を展示しました。 昭和29年(1954年)に近畿大学東大阪キャンパスに薬学部が設置され、同年に薬学部が管理する薬草園(のちの薬用植物園)が15号館(現・18号館南棟)、薬木園が16号館(現・アカデミックシアター)のあたりに造られました。 キャンパス内にあった薬草園・薬木園ではキンカンやツバキ、サザンカ、サンショウ、カクレミノなど約99種

ミニ企画展第1弾「旧本館」を開催しました

不倒館では今年度から新たにミニ企画展を開催することになりました。第1弾は令和5年(2023年)3月に解体された東大阪キャンパス旧本館の外側のレンガを寄贈いただいたことから「旧本館」をテーマに、7月21日(金)~28日(金)まで、外壁のレンガとともに設立から現在までの写真を展示しました。 旧本館は近畿大学創立45周年記念事業の一環として、昭和43年(1968年)11月から建設工事が始まり、昭和45年(1970年)8月31日に設立しました。 近畿大学東大阪キャンパス西門を入って

2023年度祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催しました

不倒館では、第二代総長・理事長 世耕政隆(没 平成10年[1998年]9月25日 享年75歳)、第三代理事長 世耕弘昭(没 平成23年[2011年]9月29日 享年79歳)の命日にちなみ、令和5年(2023年)9月25日(月)~29日(金)の期間、祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催し、年表を含め、29点の史資料を展示しました。 第二代総長・理事長 世耕政隆展示コーナーでは、名刺や関連書籍、愛用していた梅柄の湯呑み、翠峰の湯呑み、野づくしの風呂敷、自筆の書

2022年度企画展「卒業式・入学式記念」を開催しました

不倒館では、令和5年(2023年)3月17日(金)~4月7日(金)の期間、企画展「卒業式・入学式記念」を開催し、卒業式に関する資料94点、入学式に関する資料59点を展示しました。 前年と比べ、新型コロナウイルス対策の規制緩和等により、たくさんの方が見学に来られました。 不倒館の入口を入ってすぐのところに、2016年~2022年までの入学式写真パネルを展示しました。 様々な年代の写真を組み合わせ、近畿大学ならではの入学式の様子が一目でわかるような展示にしました。 卒業式展示

2022年度特別展「歴代総長・理事長遺墨展」を開催しました

不倒館では、令和4年(2022年)12月5日(月)~16日(金)の期間、特別展「歴代総長・理事長遺墨展」を開催し、初代総長・理事長 世耕弘一(24点)、第二代総長・理事長 世耕政隆(4点)、第三代理事長 世耕弘昭(2点)の書を展示しました。 初代総長・理事長 世耕弘一展示コーナーでは、ご寄贈頂いた「眼中無敵」をはじめ、普段は展示していない書を数多く展示しました。 「眼中無敵」の下にある「心欲小志欲大」、「心廣体胖」、「心眼廣体胖」の3枚の色紙は、卒業する学生たち一人ひとり

2022年度「世耕政隆先生、世耕弘昭先生祥月命日の不倒館企画展示」を開催しました

近畿大学では、歴代総長・理事長のご命日にお参りをしており、不倒館ではその前後の期間に総長・理事長を偲び、ゆかりの品を展示する企画展を開催しています。 令和4年(2022年)は9月20日(火)~10月7日(金)の期間「世耕政隆先生、世耕弘昭先生祥月命日の不倒館企画展示」を開催し、第二代総長・理事長 世耕政隆(没 平成10年[1998年]9月25日 享年75歳)の印鑑や、第三代理事長 世耕弘昭(没 平成23年[2011年]9月29日 享年79歳)の自筆の書など、ゆかりの品や関連

寄贈品紹介:世耕弘一直筆の書「眼中無敵」「松竹梅」「和敬清寂」

初代総長・理事長 世耕弘一直筆の書「眼中無敵」、「松竹梅」、「和敬清寂」の3点が、令和4年(2022年)9月14日に本学卒業生の東川光弘氏、東川武夫氏のご兄弟によって寄贈されました。 東川光弘氏は昭和56年(1981年)に医学部を卒業。東川武夫氏は昭和57年(1982年)に薬学部を卒業。本来の持ち主はお二人のご両親で、世耕弘一が総長の頃から、東大阪キャンパス内に、現在の19号館あたりにあった近畿大学学園大食堂のほか、附属高等学校の食堂や学園喫茶ツドイをご夫婦で経営され、本学に

所蔵品紹介:世耕弘一が着用していたモーニングと勲一等瑞宝章

不倒館では、創設者・初代総長世耕弘一が昭和30年代後半に着用していたモーニングを展示しています。 世耕弘一はこのモーニングを学園の入学式、卒業式などの行事の際にも着用しており、40有余年の間、大阪日本橋にあった近畿大学会館(平成30年〔2018年〕3月31日閉館)で大切に保管されていました。 胸元の勲章は昭和40年(1965年)春に拝受した「勲一等瑞宝章」です。 瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し成績を挙げた方に授与される勲章で、平成15年(2003年)に改訂された現行の

「企画展示 卒業式・入学式記念」および「企画展示 入学式記念」を開催しました

不倒館では、令和4年(2022年)3月10日(木)~19日(土)に「企画展示 卒業式・入学式記念」を、令和4年(2022年)3月30日(水)~ 4月8日(金)に「企画展示 入学式記念」を開催しました。 企画展示では大学だけでなく幼稚園、小学校、新宮短期大学・女子高等学校、附属高等学校、附属高等看護学校などの卒業式や入学式の写真、卒業アルバムや式次第、世耕弘一先生の祝詞の複写、卒業記念品などを一同に展示しました。 卒業記念品は古くは近畿大学校歌のソノシート※やカセットテープ

2022年度「世耕弘一先生祥月命日の不倒館企画展示」を開催しました

不倒館では令和3年(2021年)4月22日(金)~ 28日(木)の期間、4月27日の初代総長世耕弘一先生の祥月命日にちなみ「世耕弘一先生祥月命日の不倒館企画展示」を開催しました。 普段は展示していない世耕弘一先生が常備携帯されていた薬用酒用銀製品や愛用のメガネ、身だしなみセット・ケース、ドイツLUFFT製の気圧計、弘一先生の立像などを展示しました。 見学に来られた方たちは思い思いに弘一先生を偲ばれていました。 気圧によって天気を予測するドイツ製の気圧計は、文字盤左からSTÜ

不倒館フォトギャラリー開設

令和3年(2021年)12月20日に近畿大学の歴史を写真で紹介する不倒館フォトギャラリーを開設しました。フォトギャラリーはTumblr(タンブラー)というウェブサービスを利用しており、投稿した順に写真が並んでいます。年代別などのカテゴリからもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。 特に卒業生や在学生、教職員の皆さんには、年代ごとに変わったところ変わらないところを、当時の思い出とともに懐かしんだり楽しんだりしていただければと思います。 公開している写真について詳しい情報を