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2023年度祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催しました

不倒館では、第二代総長・理事長 世耕政隆(没 平成10年[1998年]9月25日 享年75歳)、第三代理事長 世耕弘昭(没 平成23年[2011年]9月29日 享年79歳)の命日にちなみ、令和5年(2023年)9月25日(月)~29日(金)の期間、祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」を開催し、年表を含め、29点の史資料を展示しました。

祥月命日企画展「世耕政隆先生、弘昭先生を偲んで」ポスター
祥月命日企画展案内看板

第二代総長・理事長 世耕政隆展示コーナーでは、名刺や関連書籍、愛用していた梅柄の湯呑み、翠峰の湯呑み、野づくしの風呂敷、自筆の書、西門が描かれた「世耕政隆先生詩作のランドマーク正門完結透視図」、今回が初出しとなる西門がデザインされたプレートなどを展示しました。

第二代総長・理事長 世耕政隆展示コーナー

近畿大学のシンボルである西門は第二代総長・理事長 世耕政隆によってデザインされ、昭和54年(1979年)に18号館の増築に伴い完成しました。
「世耕政隆先生詩作のランドマーク正門完結透視図」は、元近畿大学職員により制作され、詩人でもあった世耕政隆への思いをこめて、試作を”詩作”と表現しています。

西門が描かれた「世耕政隆先生詩作のランドマーク正門完結透視図」
西門がデザインされたプレート

第三代理事長 世耕弘昭展示コーナーでは、名刺や関連書籍、理事長室で愛用していた葉っぱ柄の湯呑み、通信教育部事務部で愛用していた湯呑み、手鏡、ウイスキー携帯ボトル、自筆の書、通信教育部50周年を記念して作成した「通信教育部50年の軌跡」(DVD)などを展示しました。

第三代理事長 世耕弘昭展示コーナー

世耕弘昭は昭和30年(1955年)に日本大学を卒業後、初代総長 世耕弘一に任され、通信教育部の設置に奔走しました。
昭和32年(1957年)に通信教育部(短期大学部)、昭和35年(1960年)に通信教育部(法学部)を設置し、亡くなる平成23年(2011年)まで通信教育部事務部長を務めていました。
その通信教育部事務室で愛用していた湯呑みを今回初めて展示しました。

「通信教育部50年の軌跡」(DVD)
通信教育部事務室で愛用していた湯呑み


文:広報室建学史料室


(2023年11月30日公開)



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