水上舞台⁉由緒正しき伝統芸能旅館【静岡県】
こんにちは!でぱおです。
皆さん、スタバなどのカフェで仕事や勉強できる派ですか?
僕は全くできない派です。
周りに人がいて、それぞれ他愛もない話をしていると、
つい聞き耳を立ててしまって自分のことより話の内容が頭に入ってくるんですよ!
周りの人を気にする悪い癖はいつか克服したいと思いながら、
かれこれ4,5年はできていません。
克服できる方法があれば教えてください!
今日も行ってみましょう!
伝承旅館
今回お世話になるのは、静岡県は伊豆市の「あさば旅館」です!
こちらは、500年もの歴史がある温泉宿となっています!
なかでも珍しい特徴として、日本の代々伝わる伝統芸能を間近で見ることができる旅館です!
先代が後世へ動きや声色で歴史として残しているという文化は、
魂を受け継ぐという意味でも非常に重要なことであり、素晴らしいことです!
そんな歴史を目の当たりにできるなんて贅沢以外の何物でもありません!!
舞台ビュー
お部屋に入ると、まっすぐにある窓の先には能や・狂言を行う際の舞台が堂々と待ち構えています。
能や狂言を行っていない時間でもおはやしの音や舞台を踏むギシギシという音が聞こえてきそうな雰囲気があります!
畳というものは大体縦横組み合わせられてうまくかみ合うようにセットされているイメージがありますが、
こちらのお部屋では、すべて同じ大きさで同じ向き、規則的な並びにすることで、伝統芸能は踊り手は変われど、変わることのない歴史を毎年淡々と受け継いでいることを想起させるような感じがします!
部屋から見る伝統芸能もよさそうですね!
深みは旨味
こちらでいただく料理は、海鮮がベースです!
狩野川で育った鮎の炭火焼が何といっても絶品!
見た目は庶民的で親しみのある味かと思いきや、高級感のある温かい蒸気に包まれたファサファサの身!
塩がしょっぱいくらいに設定されているおかげでお酒がどんどん進みます!
外の舞台も相まって、昔の剣豪になった気分です!
いざ能・狂言の世界へ
待ちに待った伝統芸能の時間です!
「舞台へ向かう船が間もなく出発いたします」
舟⁉⁉
そうなんです、舞台は普通地面の上に建てられるものですが、
こちらの舞台は水の上に建てられています!
江戸時代の運送屋になった気分で木製の船に乗り込みます!
いよいよ始まります!
・・・(簡略)
昔ながらの言葉を使っているはずなのに言葉の意味が明確に伝わってきて理解できました!
徹底された役作り、洗練された歩合照明の数々。
ひとつの演目ができるまでに携わっているすべての方の心がまとまっているようでした!
また違う演目も見に来たいです!
竹林から紅葉から
圧倒されて硬直していた体をほぐしましょう!
温泉に入ります!
一人一人自分のゆく道を迷いなく進んでいる竹林、自分の見せ方をよく理解し、どうだといわんばかりに赤々と染まる紅葉、
周りの環境すべてを「まぁまぁ」となだめるように統制する石造りのお風呂。
風に揺られる木々と少しの波長が気持ちいいです!
温度も決して高いわけではなく、いつまでも浸かっていられます!
昨日スマホなくしたことなんて忘れ去りそうです!(忘れてない)
明日はどんな刺激があるかな!
鳴りやんでいるはずのおはやしが頭に残ったまま今日という日を終わりたいと思います!
おやすみなさい!
お邪魔しました!
ただひたすらに日本を満喫できた気がします!
静岡って、てっきり海のイメージがありましたが、もう僕の中では「伝統芸能」でしかないです!
日本の「技」を感じたい人・木製の船に乗ってみたい人・自然と共に湯船につかりたい人必見です!
是非、足を運んでみたください!
まぁ、行ったことないんですけどね!!
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