27:変わることは怖いのか
こんにちは、yuyaです。
今回は、変化について考えを述べていきます。
変化することに不安を感じる
いざ生活を変えようとしても、どうしたらいいのか分からない。
変われそうなチャンスが来ても、自分には無理だと諦めてしまう。
変化を目の前にすると、私は途端に動けなくなります。
とにかく怖いですし、失敗したくありません。
変化とは具体的にいえば、予想がつかない世界です。
新しい環境とでもいうでしょうか。
私は高校という新しい環境が怖かったために、引きこもってしまいましたが、その理由づけは以前から進んでしまっていました。
高校に入る直前になって怖くなったのではなく、それまでの数年で、新環境への恐怖が着々と植え付けられていったのです。
私はいじめられていました。
目立った形ではなく、除け者にされる、口を聞いてもらえないといったものです。
新しくクラブチームで野球を始めた環境でそのようなカーストが出来上がりました。
もともと学校では全く目立たず、いじめがいがない生徒であったと思います。
ですが少人数が集まる世界では、ヒエラルキーはより濃く映し出されます。
影が薄い人間にまで、陽の光が当たってしまうのです。
学生の時分において、標的にされたものが生き残るには、ひたすら耐えるかやり返すか、その二択しかありません。
ですが私は生き残ることを選ばず、脱退を選びました。
もちろん、野球は下手くそです。
練習にもついていけず、チームメイトと仲良く出来ない。
このような状態が、意識に色濃く残りました。
不安を感じたら進む
過去を振りかえり感じるのは、あの時辞める必要はなかったということです。
ある種の閉鎖空間で味方が誰一人おらず、毎週末、1日の大半を下を向いて過ごす。
そのことが辛かったのですが、野球まで辞める必要はありませんでした。
あのまま続けていたら、友達は出来ないにしろ、メンタルはとても鍛えられたかもしれません。
その挫折とも言える経験から、私は新しい世界が怖くなってしまいました。
通用するはずがないし、やるだけ無駄だと、自分の可能性を信じられませんでした。
ですが、そのまま塞ぎ込んで暮らしていては、新たな発見などあろうはずがありません。
生活が変わるわけがありません。
引きこもりから脱したいと願いつつも、その手段を自ら封じていたのです。
口ではやりたいと言いつつ、行動しない自分がいました。
言葉にすることで、満足していたのかもしれません。
とにかく生活を変えたいなら、不安であっても新しいことに挑戦するしかありません。
過去の蓄積が現在の自分なのですから、今までに知っている世界にはもう、自分のチャンスは無いと言って良いでしょう。
新しい世界など見つけ方が分からない、という思いがあるのなら、不安を目印にすれば良い。
不安に駆られる世界が、新しい世界であることは、過去の経験からよくわかりました。
上手くやろうとせず、淡々とやるべきことを進めていく力が、今の私には必要です。