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お願いだから、子供服の英語にもっと気を遣ってほしい

英語✖会計を同時に学べる、スグリンガル英語学校のAsukaです。

「和製英語」がそんじゅうそこらへんに存在している、昨今の英語環境。

日本人がなかなか英語を上達しない理由の一つだと、私は思っています。

カタカナ、平仮名、漢字、という多種多様な文字を使い分け、
あるときは外来語、その中でもどの国からやってきたのか、
瞬時になんとなく想像できる、
そんな便利な日本語ですが、
それだけで海外に「少し」触れている気になってしまうのは、

要注意


です。


そして、ついでに一言。

間違った「和製英語」が一番多用されている分野は、どこか、想像できますか・・・?

・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・

ズバリ、子供用品です!


例えば、上の挿入絵も、しかりです。

「ベビーカー」は”Baby car"とは言わないのです!

※「ベビーカー」は、英語で"Stroller"と言うのですが、こちらの正しい英語を知っている日本人人口は、どれくらいいるのだろう?と思うくらい、日本の英単語集で見かけたことがありません。

なぜ"Stroller"かって?

"stroll" =「散歩すること、ぶらつくこと、歩くこと」
という意味があります。
散歩を行う(補助)具、という意味合いで"stroller"と言うわけです。

もちろん、"walk"=歩く、のほうが馴染みがあるかと思いますが、
"stroll"は、"walk"よりもっと幅広い単語です。
単に「歩く」だけでなく、
「散歩する」
「散策する」
「ちょこっと歩いてみる」
という意味合いも含めることができるためです。

まあ、最初に"stroller"を見た日本人が、"ベビーカー"と名付けたほうが、
絶対日本で商品が売れる、と考えたんでしょうなぁ。

もはや、不動産屋の「ピタットハウス」のネーミングと同じくらい、
和製英語の質の高さには関心してしまいます。

でも、ホントはね、ベビー用品の英語に、一番気を遣ってほしいです。
ベビーが最初に目にする英語のほとんどが間違った英語なんて・・・

英語を教えている私としては、申し訳ない気分です。

日本語から「和製英語」を乗り除くことは、
もはや不可能なレベルに近いのかもしれません。


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