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1Qの振り返り

大学はセミスター制ではなく現在は春夏秋冬の4学期制(クオーター制といいます)
東工大では第1quarterと呼ぶのですが、早くも終了したので、何を学んだか?を振り返ります‼️

総じて

学部まで理系だったので、所謂理系の授業は基本履修せず今まで学んでこなかったような幅広い分野の履修を心がけました。結構抽選に落ちたこともあり授業は残念ながら少なめでした・・・(2Qからは大変)

教育工学特論 

教育工学という工学の1分野がどのような考え方で何を方法論として見出しているのかを知りたくて履修しました。学びジェンダー平等とSDGsに関するゲーミング教材を作成しました。単なる教材ではなく問題解決能力を育成するために、教員の論文である問題解決の縦糸横糸モデルを使いつつ授業設計(ID、Instructional design)をしました。プログラムはlispで組みましたが久々のプログラミングに苦戦し時には徹夜になることもありました( ;∀;)
教育工学の内容としてブルームの教育目標やガニエの9事象などとても参考になりました。知識を覚えた事って教育目標的にはかなり下位のモノと知り驚きました。工学としての在り方は、もう少し探求するべきだなと感じました。一番苦労して履修したので普段の活動にも活かしていきたいですね。

科学技術史、科学技術社会論(STS)の方法論

主に依拠して研究を進めていく分野だと思うので履修しました。
科学史のアーカイブの残し方(広島の原爆関連の資料)やハイデガーの技術論を英語で読んだりしました(むずかっしかった)。
あとは倫理学。道徳的に良いことをどう評価するか?を研究倫理と絡めたワークショップで学びました。
これは実は通期なので2Qも頑張っていきましょう〜
アーカイブにはこんなのもあるんですネ

キャリアデザイン

将来のキャリアについて考える。オムニバスで様々な方が来てキャリア選択の現状とアドバイス的なお話を聞きます。どうしようか迷いますね。
ジェネラリストとしてどうすべきか?みたいな話は一応参考になりました。

政治行政方法論  

広く社会科学の研究方法を知りたく履修しました。歴史から理論を学ぶ方法は大いに学びになり、歴史学(どちらかと言えば個別記述的)と政治学(どちらかというと、科学、普遍的)の統合をしつつ研究するには?という問いに一つの研究方法論として提案している本を読み大いに参考になりました。
基礎付け主義、半基礎づけ主義、批判的実在論などなど研究の根底に流れる考え方の違いについて扱ったり、帰納や演繹だけではないアブダクションというもの(仮説推論)についても扱いました。
履修した授業の中で1番勉強になったかもです。

コース必修科目とゼミ

社会人間科学コースの必修の科目では、研究において重要な引用や研究者としての姿勢や倫理について学んだり、自身の研究テーマに関連してポスター発表をオンラインで行いました。
指導教員である中野先生のゼミでは半分を先生のこれまでのSDGsのご活動やマインドフルネス、スピリッチャリティについてご教授頂きました。毎回必ず一曲歌ってくださって、理論だけでなく心に響きました。推しは「coming back to life」。あと、「zoom開いて座ろう」。もう半分は学生の研究進捗のピュアレビューです。自分は対話がなぜ必要なのか?をドレスの例から説明をして、ボルノーとレヴィナスを引いて対話ルールの構築を目指した。他の方の研究もとても興味深く、なるべくためになるようなコメントをするように心がけました。


2Qも頑張りましょ!
では!

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