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「生と死について」対話カフェvol62開催報告

こんにちは😃
対話カフェ62回目の開催報告を書きます〜‼️

1.はじめに

「生と死について」というテーマは人によって感じ方が特に異なるテーマではないでしょうか?時にはセンシティブな部分もあるでしょう。ということで始まる前にこんな動画を見てみました。

いかがでしょうか?全体を見ていると、細部の変化には気がつかないことが多いですよね。(私も全然気づきません)
ですが、一つ一つの変化はかなり大胆なものです。これが社会にの縮図であるというと些か乱暴な気がしますが、こんなことよくありますよね。(よくあってはいけませんが、私は恋人が髪を切って染めても変化に気づけなかったことがあびます😂ホントゴメンナサイ)

これだけ様々なことが起こっている現代社会、自分では当たり前だと思っていたことも、実はそうではないことや、人によって全く異なる部分に注目しているということもあるでしょう。また、自分だけが感じているように思えることもあるかもしれません。それでも、もしよければ勇気を持って話してみて頂ければと思います。たまたま対話カフェに今日集まった人たちには当てはまらなかったにすぎないかもしれません。その点でいつも以上に謙虚かつ勇敢に話せる場であれたらと思い、グラウンドルールを確認しました。

2.対話の前半

前半は自己紹介と生と死に関連して今日話したいことを参加者の皆様全員から一言ずつ頂いてから始めました。参加者が多いので少し時間がかかりますがいきなりブレイクアウトルームに分かれて、限られた人と話すよりも、どんな人がどんな思いで集まっているのかチェックインしてから始めるのも良いですね。
そこから3グループに分かれて、ざっくばらんに対話をしてもらいました。普段は問いを設けますが、前半は特になく、各々が話したいことを話し、聞き合うことから対話を広げるやり方を取ります。時々、何について話してよいかわからない?とか、対話がうまく続かないという方もいらっしゃいますが、今回は対話カフェの運営メンバーが3名いたので、ファシリテーター役は十分いるわけで安心してフリーな対話ができました。話した話として

グループ①
・「長生きしたいか?」、「死を考えたきっかけ」→「死にたいと思ったことはあるか?」→「生きがいとは?」
・死にたくなる時はどんな時か?
・落ち込んだ気持ちを持ち直す方法について 生きていたいと思える環境やマインドセットの条件について 
グループ②
・身近な人の死の体験によって死生観がどう変わったかと、死に立ち会う医者の倫理
・死を乗り越えようとした体験のある方
 ・宗教による死に対する考えへの影響
・今の社会って剥き出しの生や死を忌避するけどそれってどうなんだろう?を時間があれば話したかった
グループ③
・死後の世界や死を、宗教的/文化的にではなく科学的に考えたらどうなんだろう
・死んだら意識は残る?私はどこに行くんだろう?
・意識はなくなっても、子供がいれば遺伝子は受け継がれる。そのまた子供ができれば…となれば、「私」はずっと存在できる?それは分身なのか?

グループによっても共通してそうな話題もあれば、個別の話題もあるようですね。それぞれの話したことについてもじっくり話せそうです✨

3.対話の後半

後半は「人は死ぬのになぜ生きるのか?」について話しました。この問いはそのまま前回の参加者の方のアンケートに書いてくださったものと一字一句変えていません。
こちらも様々な意見が出ました。
この問いは僕自身が立てたわけではありませんが、人は死ぬのにという点がミソだなと思います。
そもそも、なぜ生きるのか?だけでも唸るような問いですよね。それはかなり生物学的な話にもなるわけですが、人は死ぬのにという前置きがあることで、ただ生きることよりも積極的に生きること、どうせ死ぬなら安楽死をしようというわけではなく、積極的に、主体的に生きるのはなぜか?という問いのように思えます。そういえば今回のテーマは僕が安楽死の記事を最近読んだからやりたい!と思ったのでした。

対話においても、この問いをどう解釈するか?から対話した班も多かったように思います。

4.アンケート

最後にアンケートのお声の紹介です。

・生きる意味の大切さを改めて考えました。
・人は有限だから(死がある)から、生きるのだと思いました。
・自分の生きる意味についての捉え方が人によって大きく異なっていた
・「死ぬことに積極的なのは人間だけだ」ということは新鮮だったので印象的でした。
・また生と死を話せる場があれば話したいです。
・200歳まで生きたい

また後日、日本リベラルアーツ協会のslackの方で死にまつわるおすすめの本を紹介してくださった方がいます‼️

先日の対話カフェで扱った生と死に関するお話の後自分の書棚を見渡し、対話の延長線上として参考になりそうな本を紹介しておきたいと思います。

私たち現代人の死生観との違いや価値観の違いを知ることが出来る良書です。
死生観というファクターを通して、古今東西の宗教的価値観などについても知ることができ、現代のヨーロッパにおける安楽死制度についての議論まで幅広くカバーされているので興味ある方はぜひご一読ください🙌

対話したことから生まれたインスピレーションや本の紹介も歓迎です^_^
対話カフェ、リベラルアーツ協会共々よろしくお願い申し上げます‼️

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