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挫折からの這い上がり①

Welcome back on board!✈️

こんにちは! Fonです!

今日もみなさん、本当におつかれさまでした!

私は今日もいつものように学校でフレッシュマンに囲まれながら資格試験の勉強に明け暮れていました(笑)

さて、今回はパイロットを目指す人のほとんどが受験する【自社養成パイロット選考】までのストーリーを3記事にわたって紹介したいと思います。

その前に、前提共有として、一般的に言われているエアラインパイロットになるための5つの道についてお話したいと思います!

◆日本でパイロットになるための一般的な5つの道◆
①自社養成パイロット採用
②航空大学校進学
③私立大学パイロット養成コースに進学
④国内フライトスクールor航空留学
⑤防衛省・海上保安庁パイロットからの転職


①自社養成パイロット選考

パイロットを目指す大多数の大学生が受験をする制度です。訓練費用はすべて会社持ちで、訓練期間も社員として給料や福利厚生などのまとまった手当を受けられる、まさに理想ルートです。
その代わり、大多数のパイロット志望者が応募し、合格者が数十人という非常に狭き門で、選考も7〜8段階と長期に渡るため、非常に難関な試験となっています。

②航空大学校進学

次に主流な道とされているのが、航空大学校受験。

日本で唯一の公的エアラインパイロット養成機関であり、日本における現エアラインパイロットの40%が航空大の出身とも言われています。訓練にかかる費用は後述の私大パイロット養成コース、フライトスクールで一般的にかかる費用(1,000〜2,500万円)よりも圧倒的に安い(生活費・訓練費込みで約600〜700万円ほど)ことも、受験者が多い理由にもなっています。

しかし、航空大学校も自社養成パイロット選考には及ばないが、それでも非常に倍率が高く、試験も高得点争いなことには変わりがありません。

③私立大学パイロット養成コースに進学/④国内フライトスクールor航空留学

この2つの選択肢は、大学生よりもすでに社会人として活躍している人、もしくは経済的に裕福な家庭の学生が多くとる選択肢となっています。

自社養成パイロット選考や航空大学校受験ほどの狭き門ではなく、倍率や入試難易度のハードルが比較的高くないことが特徴とされています。

また、金銭的な面を除けば、自分のペースで訓練を進めていくことができることも特徴の一つとして挙げられます(養成機関による)。

しかし、高倍率ではない反面、金銭的なハードルが高いことが特徴です。日本は世界の中でもフライトトレーニングの費用が非常に高額とされており、その費用は訓練費用のみで1,000〜2,500万円、生活費込みですと3,000万円以上という高額な費用がかかってしまうことが難点です。

⑤防衛省・海上保安庁パイロットからの転職

このルートは、パイロットが大量に不足した高度経済成長期の時代によく採用されていたそうです。しかし現在は、容易に防衛省・海上保安庁パイロットを辞めて、民間エアラインパイロットに転職することができないような仕組みになっています。

というのも、民間エアラインのパイロット不足を補うことも確かに重要ですが、国家公務員で国民の安全を守る防衛省・海上保安庁パイロットが大量に移動して不足することは、もっと死活問題となるからです。

エアラインパイロットになるにはあまりお勧めされない手法なので、詳述は割愛させていただきます🙇‍♂️

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私の自社養成パイロット選考録①[2020年4月〜11月]

さて、これから前回のブログ「Origin of My Road」に引き続き、私のこれまでの1年間を振り返りたいと思います。

【2020年4月〜6月】

大学2年生の3月に初めてパイロットを目指そうという決心をしたので、まだ自社養成パイロット選考がどんな試験なのか、何もわかっていませんでした。

そこでまずは「パイロットとは?」「パイロットってどんな人?」「どんな試験があるの?」「どんな知識・勉強が必要なの?」...などいわゆる”パイロット学”を3ヶ月間ほどひたすら学んでいました。

(正直「学んでいた」っていう感覚は全くなく、趣味に明け暮れている感覚で、とても楽しかったです!)

毎週のように羽田空港に足を運び、モチベーションをマックスレベルにしては勉強し、現役パイロットにお話を伺ったり、『パイロット道場』のブログを読んだり、航空本・航空雑誌を読み込んだり・・・何かと毎日パイロットのことで頭がいっぱいになっていました(笑)
(した画像は私がこれまで読みあさった航空本・航空雑誌の一部です)

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パイロットという世界をどんどん深く知っていくにつれ、ワクワクがとまりませんでした(今もそうです!!)!

それと同時に、パイロットの訓練は「何十個もある試験に一つでも2回不合格になったら即強制終了→クビ」という厳しい世界というのを、何度も耳にしたことから、私も3年生の1年間は【3資格一発合格チャレンジ】を実行しました:

①無線従事者航空無線通信士

②フランス語検定2級

③TOEIC 900 点UP

パイロット訓練に比べると、朝飯前にも及ばないほどのチャレンジではありますが、

結果は無事達成!👍 自分で決心した一発合格チャレンジに成功したので、素直に嬉しかったです!

パイロットに報告するには恥ずかしいレベルですが、自分自身では大きな成功体験になりました!(自分で思うだけならいいでしょ?(笑))

【2020年7月〜9月】

そして、7月にエアラインスクールへ入校!

CA、GSを夢見て、熱意溢れる仲間と、面接対策・エアライン研究・教養などのエアラインのことはもちろん、今振り返ってみると、”人間力”そのものを育ててくれた存在でした。

自社養成パイロットに絞った対策ではなく、やはりエアラインは全ての職種がチームで動いているという意識がとても大事であると学んだことから、CA・GS・総合職の職種研究も怠らず行いました。

私はとにかく【言語化】【簡潔に思いを伝える】ことが苦手で、「つまり何が言いたいのかよくわからない」「話が長い」と面接訓練をするたびに言われていた程でした。

英語と数学は免除だったので、教養の授業は国語のみでした。

やはり[言語化]が課題であった私は、いわゆる”ボキャ貧”で言葉を蓄えていくことに必死でした(英語の方ができるのでは...?という錯覚に陥るほど(笑))

苦戦しながらの面接対策でしたが、先生方との綿密なコミュニケーションで、包み隠さず私の面接姿勢でダメだったところを全て丁寧にフィードバックをくださり、話し方・言葉遣い・表情・立ち振る舞いなど、自分でも変化を感じられるほどの成長を遂げることができたと思います。

(下の写真は先生方からの面接フィードバックの一部です)

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【2020年10月〜11月】

いよいよ10月になると、自社養成パイロットのインターンシップ選考のお知らせが!!
コロナウイルスで航空業界が大打撃を受けた中、新卒採用があるのかという不安があったので、お知らせがきただけで嬉しくなってしまいました!

インターンシップ参加のための選考フローは3段階:
①エントリーシート
②SPIテストセンター
③面接

※規定により、選考内容の詳述は控えさせていただきます。

一段階ずつ合否のお知らせが来る形だったので、選考の期間は四六時中ソワソワしていて落ち着きを保つことが難しかったです(笑)

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①エントリーシート
7月からの自己分析対策・面接対策で、数多くのアウトプットを行っていたことから、エントリーシートの設問の答えの思考はとてもスムーズに進めることができました(大学3年生まで所属していたNPO法人でキャリアコンサルタントとしてスキルを深めていたことも助けになりました)。
しかし、初めてのエントリーシートで、いざ書いてみるとやはり【言語化力】のなさが露呈してしまった恥ずかしい文章しか書けませんでした。

そこでエアラインスクールの先生方と20周以上、提出→添削アドバイス→提出→添削アドバイス・・・を繰り返し、人生で一番と言って良いほど頭をフル回転させた結果、内容は同じだが、インパクトや見栄え・言葉遣いが格段に改善されたエントリーシートを作り上げることができました。

結果は・・・通過!!💮

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②テストセンター
これもまた初めての就職試験だったので、右も左もわからず、どんな問題が出題され、どんな勉強をすれば良いかもわからない状態でのスタートでした。(締め切りまで残り2週間...)
そこですぐに自社養成パイロットに合格した先輩にお話を伺った際に紹介してくださった参考書2冊 のすべての問題を3周しました。
この2冊の組み合わせがとっても良くて、2週間でも十分にこなすことができたので、個人的にとてもお勧めします:

史上最強SPI&テストセンター超実践問題集[オフィス海]

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②これが本当のSPI3テストセンターだ![SPIノートの会]

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①は難易度が高く実践練習用、②は本番レベルかそれよりも易しく解説が丁寧な構成となっています。
私はあえて①をはじめに取り掛かって3周し、1問につき1分半以下で全て解けるようになるまで繰り返しました。
1分で解ける問題もありましたが、1分半ではとても解けない問題もあったので、根気強さは必要なのかもしれないです。初めてだったというのもあって(笑)

これを3周し、次に②に取り掛かると、気持ち良いほどスラスラと解けて、ほぼ全て1分以内で解き進めることができました(①の時あんなに苦しんだのはなんだったんだ...?)!

その自信を持って、本番を迎え、試験会場に緊張も特に感じることなく、向かって行きました。
2冊を3周ずつやり、できることはすべてやったという自信もあったので、練習通り問題をこなすことができ、練習より簡単で時間も余裕を持って終わらせることができました(その場でガッツポーズ)!

結果・・・通過!!💮💮

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③面接
これこそ、7月からずっと対策してきた成果を出す場でありました。
面接の教科書・これまでの授業内容を片っ端から見直し、スクールが始まる1時間前から先生方と面接対策を個別でしていただくなど、チェック、チェック、チェックの日々を送りました。
本番はオンラインで、始まる1時間前くらいまでは緊張で心臓が飛び出そうでしたが、その状態が麻痺したのか、、、それ以降は良くも悪くも緊張を感じなくなっていました(ある意味このおかげでリラックスして面接を受けることができたのかも...?)
※面接内容は規定により詳述できないので、ここら辺で止めておきます🙇‍♂️

結果・・・合格!!!💮💮💮 

無事インターンシップに参加することができました!

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ここまでは良いことばかりで、自慢みたいなことばかりを話してしまいましたが、本番はこれからです。次の記事で、インターンシップ参加後の苦難について紹介させていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回は少し暗い話になるかもしれませんが、

私の自社養成パイロット録の全てをお伝えさせていただきます。

来年以降、自社養成パイロット選考を受ける方、パイロットを目指している方にも少しでもお役に立てればという思いで書いているので、これからもどうぞお付き合いください!✈️

gopilot_fon


【ちょこっとご紹介!】

コロナ禍でインターン参加も難しくなっている中、「どうしたら自分のキャリアに合ったインターンの選択ができるのか」、「なかなか長期インターン・有給インターンが見つからない」などの悩みの声をいただくことが私自身もあります。

私も自社養成パイロットの道が絶たれた際、

「インターンシップ経験もなくて、ずっとパイロット一本で来たから
就活どうしよう…」

と頭を悩ませたことが何度もありました。

企業探しもエントリーもESも面接もオンラインが主流になってきた今、納得のいくキャリア選択、納得就活の鍵は、やはり情報の多さと的格さだと、私自身も就職活動を最近終えて、心から思います。

そこで、私個人が契約を結んでいるインターンシップ紹介企業の「ユアターン」様を今回この場でもって紹介させていただきたく思います!

「情報戦となった就活」

一回見てみる、とりあえずやってみる

このマインドが情報戦を勝ち抜くために一番大切なことだと心から思います。
是非以下のURLから応募してみてください!

皆さんの勇気の一歩の力になれること、心より願っております🙏

ありがとうございました!

【URLは↓↓↓をクリック!】


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