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遠距離恋愛の終点。

出逢って丸4年が経ちました。
遠距離恋愛、遠距離夫婦を経てようやく一緒に暮らせる日が来ます。
正直一番驚いてるのは本人達。
日本と海外9000キロ離れた距離を感じながら環境も時間も言語も習慣も文化も違う世界でよく長続きしたなと2人で言い合う日々があります。
紆余曲折ありましたが、いよいよ家族が暮らすことができると思うと嬉しく思います。
今回は4年経って離れ離れになっている私たちですが一緒に暮らすにあたって気をつけようと思っている点を挙げていこうと思います。

①夫婦のルールを決める


今まで付き合っている結婚していると言いながらも2人は別々に暮らしていたので、当然独身のような時間配分をしていました。人間というのは無い物ねだりで、別々に暮らしていると、家族っていいなぁ一緒に暮らすっていいなぁと思ったりしますがきっと一緒に暮らすことになれば2人とも今までのようなある意味自由はきかないと思います。
約束事として、私たちの中では

外出をしたら帰ってくる時間を連絡する。
子供の前では喧嘩をしない。
気になる事はすぐに相談する。
予定は早めに言う
できる範囲は家事は分担する。相手の趣味や楽しみを尊重する。
食事をする時は携帯を触らない。

などのルールを決めています。

世間ではなんとなく分かるだろ?とか、相手の空気を読むように、などと言う人もいますが
「わかるわけないやろ」
というのが私たち夫婦の意見です。

遠距離な上に時差もあるため、お互いのテンションが既にズレています。そのためお互いの環境などを察知することなどできないのです。なので、言葉を使って今の感情や状況を細かく伝えることが大切です。このルール作りもお互いを知って何が優先するものなのかを価値観を分かり合う機会になります。
少しずつルールを決めることで相手の価値観も知ることができ、お互いの違いを認め合うことができます。

②お金について話し合う

遠距離だとなかなか気づかないことに、お互いの財布事情があります。特に日本人はお金に関しては繊細な部分だと感じることがあり、お互いのお金については触れてはいけないものだと感じている人も多いと思います。反対の言い方をすると、「何にお金を使おうが個人の勝手。干渉されたくない。」というのが本音でしょうか。
実際私も前の夫とお金の使い方や所持金について喧嘩になったりしました。お互い収入も開示しないので自分勝手にお金を管理していると、2人の心の中は「自分は自分」「相手は相手」と言う気持ちが大きくなり、2人で家庭を築いていこうという助け合いがなくなります。
最近では共働きがほとんど。なのでお互い自分が得た収入に対して自分の財産は自分のもの。と思いがちな人も多いと思います。
しかし一緒に暮らすことになると1つの家庭になるので協力してお金も作っていく必要があります。
その時には細かく話し合い、お互いが平等の気持ちで向き合い、2人で協力して家庭を築いていく決意します。
私は正直相手に自分の収入を打ち明けられない人は家庭には入らないほうがいいと思っています。あまり相手を信用していないし、財布事情を搾取されたくないと思うからです。結婚に囚われないなら同居人で満足しましょう。

そして財布を一つにする。もしくは家の財布をつくる。
相手が個人のお金ではなく、家族のお金として考えることが出来る人か確かめた方が無難です。

「自分の方が儲けてるから一緒にすると小遣いが減る」とか
「自分よりお金がある人だから私はラッキーだ。」

そう思ってたらどうですか?基本夫婦関係はうまくいきません。視線を相手に向けるのではなく、「この人と一緒にお金を増やそう」と思える相手かが大きいです。「お金の切れ目は、縁の切れ目」共に生きていく中で必ず必要なものだからこそ、共通認識は必要です。

家庭を築こうと思っている人はお互いの家、家族を大切にします。
自分自身の財産だけを見ている人、持ち物を相手と共有出来ない人と結婚は難しいなと私は思います。

③2人の時間をつくる

日本が子供のいる家族の中で妻と夫、2人きりになる習慣があまりないことも原因かもしれませんが、たまには子供を置いて2人きりでデートをする事も大切です。

なかなか子供の前では言えないこと、2人だからこそ感謝の気持ちを言い合えること、2人で新しい経験をすることなど2人の愛情を確認する上でこの時間は必要です。私の家族は特にお互い子供が居る家庭同士の再婚なので、育て方や将来に向けてのあり方などいろいろな意見が出ます。その際に
「私の子供だから」とか
「相手の子供だから」
と言って壁を作る事はありません。子供達に対しても自分の子供のようにお互いが話し合い、注意をしたり相手の子供と2人になる時間を作ったり。それぞれの立場を尊重して話し合いの機会を作るのが大事です。

日本ではまだ「子供を置いて2人で出かけるなんて」と言う風潮が残っていますが、アメリカや海外では夫婦の仲の良さが家族の幸せに比例していると考えられており、子供をベビーシッターに預けたりしてデートに出かける事は一般的です。
夫は日本人ですが海外生活が長いため、その文化が根付いています。ありがたいことにその時間も大切だと言ってくれるので、今から暮らすのが楽しみになっています。

④まとめ

遠距離恋愛はいざはじめてみると、会えない寂しさや言葉じゃ伝わらないことや、出来事を共有できないこと、相手が見えないこと、電話が取れない時相手が何をしているのか不安になったりすることなど、大きな壁が多いと思います。
しかし、少し慣れてくると遠距離だからこそ友人と会える時間が取れたり、勉強ができたりと必ずしもマイナスではないと気付きます。

しかし遠距離にも必ず終点はあります。それがたとえ別れであっても、結婚であっても、一緒に暮らす事であっても。今回は4年間の遠距離恋愛を終えてようやく幸せな家族生活が待っていると期待も膨らみます。

長い間お互い我慢したからこそその幸福度も他の人より大きいと思います。必ず自分たちを幸せになるんだと言う意地と共に一緒になれることが嬉しいです。

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