古山 拓
水彩画制作の裏の裏。旅のことや描くときに考えていること。そして画家の体験記
絵描きが森にアトリエを構えたら。 還暦直前、森に週末移住をはじめたフリーランス画家・イラストレーター の開墾記です。
アイルランドのリムリック近郊の小さな村で見つけた緑の扉の玄関をモチーフに一枚の絵を描いた。旅したのは1999年だ。 その旅を終えてすぐに、小さなサイズで緑の扉の絵を…
ぼくの初めての個展を開いた場所は仙台のマチナカの雑居ビル4階に入っていた貸しギャラリーでした。 今から四半世紀前、1997年のことです。 その個展への流れは、初めから…
答えはそう簡単には見つからない。すぐにもらえた答えなんて、答えの顔をした「思い込み」に過ぎない、と、思うようになった。 先日、3人の別々の方から、リアルとSNSを通…
いつもコンスタントに描く仕事があるとは限らない。大波小波、そして凪。その繰り返しを1994年の独立から乗り越えてきた。と言えば聞こえが良すぎるね、28年、ひたすら流れ…
いろんなところを旅してきたけど、大地が持つ磁場に引き寄せられるって、あると思う。 いくつもあちこちにあるわけではない。思いつくところでは、インドのドンガルカル近…
ぼくの描く絵の値段は大方サイズで決まっている。 勝手に決めているわけでもなく、デパートや画廊での個展の過去実績が元になり、1号という絵の世界独特のサイズ(面積)あ…