スクリーンショット_2019-08-19_21

ウィーンのシンボル シュテファン寺院 【オーストリア】

オーストリアの首都ウィーンの中心部には、誰がどう見てもシンボルだと認める大きな建物があります。

それがシュテファン寺院(英:St. Stephen's Cathedral 独: Stephansdom)です。
現地の方にはシュテッフルと呼ばれ親しまれています。
紹介されるメディアによってシュテファン大聖堂と記載されたりすることもありますが、ここではシュテファン寺院と記載します。

シュテファン寺院は12世紀半ばにロマネスク様式の教会として建てられ、その後ハプスブルク家のルドルフ4世によりゴシック様式の大教会に改修されました。シュテファン寺院はハプスブルク家の墓所としても知られています。

シュテファン寺院には二つの塔が存在します。
こちらは南塔で、高さ137m、343段の螺旋階段を登るとウィーン市内を一望できます(入場料5ユーロ)。

私は登っていません(笑)

こちら左に見えるのが北塔です。
高さは68mです。南塔よりも低いのは財政難だったからです。
当初は南塔と同じ高さにする予定だったのです。
こちらはエレベーターで登ることができます(入場料6ユーロ)。
屋根のモザイクをよく観察したい方はこちらがおすすめです。

入場時間などはこちらの公式ページでご確認ください。
大体は朝9時から17時半までです。


さて中を見てみましょう。
単に中に入るだけなら無料です。
(1,2ユーロ程度は寄付しておきましょう)

早朝に向かったおかげもあって人は少なく、とても広く感じられました。

バロック様式の主祭壇ではキリスト教初の殉教者聖シュテファヌスが投石によって命を落とす場面が描かれています。

「ノイシュタット祭壇」です。
15世紀に作られたもので、キリストと聖母マリアの生涯を緻密な彫刻で表しています。

教会の後方(出入り口付近)にはパイプオルガンもあります。

16世紀に作られた「ピルグラムの説教壇」です。
アントン・ピルグラムという彫刻師によって作られました。
こちらも大変緻密な彫刻が施されています。
実は下の方に窓から身を乗り出すピルグラムが彫られているのですが、撮影し忘れました。

中二病を患っている私にはたまらなくカッコよく思えるデザインです。
一時期パソコンの壁紙にしていました。


◾️アクセスなど
場所 St. Stephen’s Cathedral, Stephansplatz 3, 1010 Vienna, Austria (Google Map)
時間 月〜土曜日 朝6時 〜夜 10時 
   日・祝日 朝7時〜夜10時
アクセス 地下鉄U1もしくはU3でStephansplatz駅登ってすぐ
公式ページ



最後までお読みいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?