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【社員インタビュー Vol.3】不動産事業担当:榎本悠人の場合

札幌の事業企画会社株式会社FULLCOMMISSIONのnoteです。当社のプロジェクトや社員の紹介をしていきたいと思います。広く当社の活動を知って頂き、一緒に働く仲間や共同事業するパートナーの方と出会えたら最高に嬉しいです。

本日は社員インタビュー第3弾です。

学生時代、FULLSOMMISSIONのインターン期間を経て、新卒でFULLCOMMISSIONにジョインした榎本悠人(えのもとゆうと)に話を聞きました。新卒でベンチャーに入社した彼の心境や、今後の目標について聞いてみました。

ー榎本さんの入社のきっかけを教えて下さい。

FULLCOMMISSIONがタンザニアで運営していたゲストハウス 「Ten to Ten Zanzibar」で2019年の4月から8ヶ月間インターンをしていました。大学での専攻が観光分野ということもあり「アフリカで観光に携わるインターンをしたい」と思っていたところで知人にザンジバルのゲストハウス 「Ten to Ten」を紹介してもらい、それがFULLCOMMISSIONを知るきっかけでした。

FULLCOMMISSIONのゲストハウス「Ten to Ten」はホテルと比べて比較的規模が小さく、バックパッカーなど若い年代の方たちをターゲットにした宿泊施設になります。

ただ宿泊するだけではなく、宿泊者同士を繋げたり、ローカルと繋げたり、点と点がつながるような宿泊施設にしたいという思いで「Ten to Ten」という名前がついています。簡単に言ってしまえばゲストハウスも宿泊業になるんですが、ビジネスが小さいからこそ、観光に関わる全てのことができるのが面白さの一つでした。

2019年にインターンシップで働いていたTen to Ten Zanzibarのメンバー

「観光」と聞くと一般的には旅行代理店やホテルのスタッフがイメージされがちですが、僕はそれがやりたかったわけではなく「観光に関わるコンテンツづくり」に関われたらいいなと思っていました。例えば、観光地開発とか、そういうのに興味がありましたね。

実は旅行代理店でもインターンをした経験がありましたが、関わっていく中でちょっと違うなと思ってしまって。ザンジバルで経験したインターンの方が自分に合っていることに気づきました。

インターンが終わり日本帰国後、就職に関して代表から声をかけてもらい、FULLCOMMISSIONのビジョンにも共感できたし、面白いなと思い最終的に入社を決めました。

ー観光に興味を持ったきっかけは何だったんでしょうか?

最初は観光というよりかは、英語をきっかけに全てが始まりました。英語との一番初めの出会いは、僕が幼稚園の年長さんの頃です。
近くに英会話教室があって、当時仲の良かった子達と通いだしたのがスタートでした。あとは、僕の家がホストファミリーをしていたんです。両親は全く英語を喋れないのに外国人を受け入れたことがあって…(笑)
海外旅行も行っていましたし、幼い頃から自分と海外との壁が凄く低かったように感じます。

そういう経験をして、「海外って面白いな」と思い大学で観光を専門に学ぶようになりました。

そんな原体験があってか、自分自身生活の中で「非日常」との接点を大切にしているんですよね。人は生活するなかで大小様々な選択をしながら生きているんですけど、その選択をする際にどれだけ幅広い選択肢と視野を持っているかっていうのが非常に重要だなと感じています。

だからこそ観光とか旅っていうものの重要性を感じています。
「海外に行く」とか「いつも暮らしている地域とは別の場所に行く」っていう行為は、自分の重要視する" 非日常体験を簡単に作ることができる手段 "なんですよね。自分自身も旅によっていろんな価値観に出会ってきた経験があるので、旅というコンテンツを通して、世界中の人に新たな選択肢とか価値観を提供できればいいと考えています。

コロナを経験する中で、その思いがなおさら増しましたね(笑)

ー現在の担当部門を教えてください。

今は不動産買取再販事業の担当をしています。

僕が入社したのはコロナ禍で、まだ観光が復活していない年でした。会社としても宿泊事業では稼げず、生き残りをかけて様々な新規事業にトライしているタイミングでした。私もVRとかYoutubeとかとにかく色々やらせてもらいました(笑)新規事業の1つに、不動産企画があったのですがその事業が一番うまく行っていたので私も今は不動産企画を担当しています。

不動産については、勉強したことは一回もないので、新卒でいきなり難しい専門用語や契約関係手順を覚えなければならず、とても大変でしたね(笑)

ー不動産事業をやってみて面白いところはありましたか?

戸塚さんも話していましたが、不動産買取再販は、不動産一つひとつが新規事業なんです。物件の情報を不動産仲介会社からもらって、実際に物件を買う。その後、企画も販売も自分たちでやるので、感覚的には新規事業を何本も担当しているイメージです。

仕入れから販売まで一人で担当するので事業の進め方やお金の流れがよくわかり、小さいですが商売の全体像を見れるのは良い経験だと思っています。

また、物件だけでなく土地に関しても担当することが多くあります。

新卒の時に担当した土地で「大きな土地に道路を作り、区画を決めて再販売する」ということを経験しました。会社としても初の試みで、市役所や測量士、電気や水道関係の各所と調査を繰り返し、最終的には購入した時より倍近い値段で土地を販売をすることができました。

販売を担当した札幌市の手稲地区の土地。1つの大きな土地に道路を作り、4分割して販売した。

販売後の連絡調整も大変でしたが、自分の中で一つ大きな成功体験が作れたと思っています。今では「道路を作るプロ」になりましたね(笑)

この仕事の経験から、人とは違うことに取り組むとより大きな成果や新しい可能性に出会うことができると学びました。札幌ではまだこの選択肢を選べる業者が少なく、会社として新たな武器になったのではないかと感じています。

自分でプランを作り、3LDKを2LDKにリノベーションした物件。

ーもうそろそろコロナも開け、観光が復活してくると思います。
将来的に、観光に関してやってみたいことはありますか?

少しづつコロナが終息に向けっているので、来年は観光のコンテンツづくりをやりたいです。ゲストハウス でも良いし、街の観光地づくりとかでもいいなと。

個人的に大学時代にずっとスキーをしていて、長野県の白馬村というところに通っていました。白馬村は「白馬観光開発」という民間の会社がバスの運行やスキー場やレストランの運営、インバウンド向けのホテル運営等、観光に関わることを一括して請け負っているんです。先の将来になりますけど、そういう街づくりにも関われたらいいなと思っています。

僕は一つの地域に定住しよう!海外に移住しよう!と思っていはいなくて、日本に基盤を持ちながら、いろいろな地域の観光に関われたらいいなと思っています。

物理的に2年ほど観光から離れたことによって、観光への意欲もいい意味でさらに増しました!

ーFULLCOMMISSIONでのライフワークバランスはいかがですか?

2年目になった今、やっと自分のペースを掴めるようになりました。FULLCOMMISSIONはいろいろな事業があるため、社員全員の共通休みを決めていません。そのため、全て自己管理で休みの量や仕事量を決める必要があります。

新卒1年目の時は、休み!と言われてもオフィスに来てしまうことも多かったのですが、2年目の今は趣味ができたこともあって前より仕事と私生活のメリハリをつけて生活できるようになりました。

仕事をバリバリしたい!という人はとてもいい環境だと思います。

ーFULLCOMMISSIONに入って成長したところを教えてください。

答えが見えない時でも、前に進む力がつきました。そこに関しては、圧倒的に他の人と差別化できると思っています。

学生時代は、ずっと数学のように答えのある問いにしか出会いませんでしたし、その答えのある問いを解いていた気がします。

一方大学や社会人は、一つの問いに対して答えがいくつもあるなと肌で実感しています。FULLCOMMISSIONは『走りながら考える』をとても大切にしているので、そのような環境にいることで必然的に力がついたと思っています。正解がなくてもとりあえず進んで、いつも7割の最適解を探すように心がけていますね。

ー来年の挑戦について教えてください。

来年は不動産事業から一旦離れ、観光事業を担当する予定です。メキシコにTen to Ten があるのですが、そのTen to Ten飲食店ブランドの多店舗展開を担当する予定です。

やっとコロナの終息が見えてきたところで、改めて観光事業に携われるのでとても楽しみにしています。

海外での新規物件の開拓は初めてで、それこそ「正解のない」ことだと思うので、2年間で身に付けたことを生かしながら全力投球してきます!

(インタビュー:鈴木実聡)

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