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【社員インタビュー】不動産事業担当:戸塚洸二郎の場合

札幌の事業企画会社株式会社FULLCOMMISSIONのnoteです。当社のプロジェクトや社員の紹介をしていきたいと思います。広く当社の活動を知って頂き、一緒に働く仲間や共同事業するパートナーの方と出会えたら最高に嬉しいです。

本日は社員インタビュー第二弾です。

今年の2022年3月よりFULLCOMMISSIONにジョインした戸塚洸二郎(とつかこうじろう)に話を聞きました。不動産事業の傍ら、新規事業であるシェアオフィス事業の担当者も兼任する彼に、新規事業担当者としての心境を聞いてみました。

ー戸塚さんの今までのキャリアを教えてください。

新卒で駐車場会社のTimesに入社しました。地元は神奈川なんですが、入社後すぐに札幌に配属され、2年ほど札幌の駐車場用地の営業開拓を行っていました。その後神奈川に戻り、シェアオフィスの運営や企画をするリアルゲイトに1年勤め、転職して不動産仲介業メインで働いていました。最終的にフリーで不動産仲介を行っていたところ、「不動産で何か面白いことができないか」とふと考えキャリアチェンジを考えていたところ、FULLCOMMISSIONが目に入りました。

社長と話す中で、今までFULLCOMMISSIONが不採算不動産(古く入居者が少なくなってしまった不動産)をリノベーションをして宿泊施設やシェアハウス等にコンバージョン・運営を行っていたこと、また昨年から始まった不動産買取再販事業を行っていたことにも興味を持ちました。

また僕はシェアオフィスにも興味があったので、新規事業を推進しているFULLCOMMISSIONで自分で事業をつくってみたいと思ったのも入社の決め手です。


ーキャリアを変えつつも、ずっと不動産というイメージですが、元々不動産に興味はあったんでしょうか?

ありましたね!
建築が好きだったのもあって、小学校のときの夢は建築家でした(笑)大学では建築の要素も入っている空間デザイン学部というところに入って、実際に建物の模型を作ったりCADをいじったりしていました。

元々「ものづくり」がすごく好きで、それの最上級って何だろう?と考えたときそれは『建築』なんじゃないかなと思ったことがあったんです。そこから不動産に興味が湧いていきましたね。

ー今まさにものづくりとして「シェアオフィス」を作っている真っ最中だと思います。事業の概要を教えていただけますか?

事業概要としては、まず会社で中古の一棟ビルを取得して、一棟丸ごとシェアオフィスを企画し、内装のリノベーション等を行なってシェアオフィスして運営する、という事業になります。どんな方をターゲットにするか、どんなデザインにするのかも全部自分たちで企画をします。今はちょうど正に企画と工事をしている最中です!

今回は単なる「オフィスを貸し出すだけ」のシェアオフィスではなくて、集う人たちが一緒に共創し合って新しい事業をつくったり、新しい出会いがあったりするシェアオフィスを目指しています。それを見て「起業って面白い」「ビジネスをつくるって面白い」っていうのを札幌に住む次の世代に伝えていく役割も担えるような場作りをしたいです。FULLCOMMISSIONのミッションは「挑戦する人を支援する」なので、それを体現化したシェアオフィスになる予定です!

将来的な目標ですが、このシェアオフィスからたくさんビジネス創出のロールモデルを増やして、他の都市に負けないような盛り上がりを作りたいですね。シェアオフィスが、札幌のビジネス拠点を拡大していくきっかけになればいいなと思っています

ー以前、シェアオフィスの視察に福岡や沖縄に行ってきたとのことですが、他のエリアのシェアオフィスはどうでしたか?

福岡の盛り上がりがとにかく凄かったです。シェアオフィスの数も圧倒的に多いし、行政や銀行がシェアオフィスにとても興味を示していていました。札幌かなり出遅れているなあ、と感じましたね。

行政の取り組みで言えば、例えば、外国人が日本で起業したいときのビザを先行して発行するサービスもやっているみたいです。外国人が企業しやすい文化を作っていますよね。また、地場の銀行や大手企業も積極的にスタートアップに投資をしたり、サポーターになっているようです。

福岡に「FGN」というシェアオフィスがあるんですが、そこの入居企業だけで資金調達した額が過去4年間で176億円にもなっているそうなんです。一方、北海道は過去4年間で資金調達額は200億円。ビジネス創出の機会や、スタートアップ/ベンチャーへの支援体制に関して、北海道が明らかに遅れをとっているのがわかりました。

目指すは北海道のFGNですね(笑)

シェアオフィスの企画概要図。自分の足で現場をチェックすることも多い。

ー戸塚さんは現在進行形でシェアオフィス事業のマネージャーとして動いていらっしゃいますが、新規事業を動かす上で大変なことはありますか?

一番大変だと感じることは「いろいろなことを管理しなければいけない」ということですね。時間や予算、関わってくれる人の総合的なマネジメントがとても大変です。

今シェアオフィス事業に関わっている人をあげると、施工会社・デザイン会社・ネット会社、備品系の会社、銀行、設計事務所、あと運営サポートという形で関わってくださっている会社さんもあります。そういう人たちとそれぞれやりとりをして、スケジュールや予算を管理していきます。

最初はやっていて混乱していました。
想像していたよりとても大変でしたね(笑)

シェアオフィス企画メンバーとの打ち合わせの様子。

ー逆に新規事業面白い!楽しい!って思うところはありますか?

出来上がったときのイメージをしてワクワクできるのが一番楽しいです。シェアオフィス事業自体が自分にとって初めての取り組みなので、自分が知らないことを知れるところとか、事業を進めていくにあたって成長を実感できるところとかに楽しさを感じます。

「未経験の分野に挑戦できている」という経験は今だからこそできていると思いますね。

また、今は見積もりやプラン作りなど、当初よりも材料がそろってきた感じではあるので、やっていて楽しいことが増えました(笑)
いろいろ整理している段階で、少しずつ完成がイメージできるようになったのであともう一踏ん張りって感じです。

ー今年ジョインした戸塚さんから見たFULLCOMMISONのメンバーはいかがですか?

みんないい人でキャラが濃いですね(笑)人間関係のストレスは全くないです。でも、一人ひとり得意なことが違ったり、性格が違ったり、いい意味で個性派揃いです。一緒にいて面白いですよね。

ーFULLCOMMISSIONに入る前と入った後のイメージの変化はありましたか?

不思議と全くギャップがありませんでした(笑)
社名がFULLCOMMISSIONとという時点で、入社前になんとなく想像できていましたね。個人個人が裁量を持ってやっているんだな、というのはなんとなくイメージできていたので。逆にもうちょっとゴリゴリ営業している感じかと思っていたので、想像よりは大人しかったです(笑)


ー実際に入社した後のライフワークバランスはどうですか?

その辺りもFULLCOMMISSIONって割と自由だなと思っています。自分の仕事量によって早く帰れる日もあれば遅くなる日もありますし。しっかり自分の時間も取れています。休日が全員一緒ではないので、自分が休みの日に連絡きたりすることはありますが、前職がフリーランスだったので、あまり気にならないです。仕事と私生活をキッパリ分けよう!とかそういうことはあまり思わないですかね。

ーFULLCOMMISSIONに入って成長したなと思えるのはどんなところでしょうか?

できることが増えているのは実感しています。僕はシェアオフィス事業以外にも、安岡さんが行なっている買取再販事業も並行して担当しています。今までのキャリアの中で、不動産を売りたい人と買いたい人を繋ぐ仲介業しかできなかったのが、今は買取再販業になったことで、同じ不動産業だとしても今までと違う分野に挑戦できているなと思います。

例えば一つの一つの物件を買うにしても自分で営業をしに行って、出口を考えて、リフォームプランを考えて、収支を組んで、銀行にも融資付に行って…などなど。今までのキャリアではそういう動きをしたことはなかったんです。

不動産の買取再販も、物件の一つひとつが小さな事業だと思ってるので、それを一人で買って、企画して、売ってまでできるのは、かなり自分の力になっている気がします。
今やっているシェアオフィス事業も含めて、「事業をつくる」っていうところを体感できているのが一番の成長できていると感じる点ですかね。

(インタビュー:鈴木実聡)


代表山崎による戸塚さんの解説記事はこちら

インタビュー第一弾:安岡さんの記事はこちら


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