【社員インタビュー】 不動産事業担当:安岡俊の場合
本日は社員インタビュー第一弾です。
大学卒業後、大手不動産仲介会社に約10年勤めた後、FULLCOMMISSIONにジョインした安岡俊(やすおかしゅん)に話を聞きました。コロナ禍の転職中、今までと全く環境の違うベンチャーに転職し、今や当社の基幹である不動産事業を支える彼の心境を聞いてみました。
ー安岡さんの入社のきっかけを教えてください。
大手不動産仲介会社で営業を約10年続けている中で、新しい成長の機会を求めて転職を考えていました。いくつかの企業からオファーを頂きましたが、その1社がFULLCOMMISSIONでした。
何度か代表の山崎と話す中で、常に新しい事業への挑戦をしていることに興味を持ち、自分も新しいことに挑戦させてもらえるのではないかという期待感があり、入社することに決めました。
ー安岡さんの具体的な仕事はどんなことをされていますか?
不動産企画事業をやっています。一番多い仕事は買取再販と言われる仕事です。具体的には、中古のマンション、戸建を購入して、リノベーションを行い、販売するという調達、商品企画、販売マーケティングまでを行っています。
私は、今マネージャーのポジションで、プレイヤーとして仕入れ・企画・販売をやりながら、他に3人のメンバーを見ています。その内、2人は未経験者なので指導は大変ですが(笑)、どんどん任せる社風なのですごく成長が早く戦力として活躍してくれています。
それ以外では、新しい事業をみんなで作ろうとしています。当社ではこれまで、シェアハウスやゲストハウス、無人ホテルなど札幌にはなかった事業を作っているのですがそういったまだ街にない新しい価値の提供できるものを常に探しています。今、戸塚くんが企画しているシェアオフィスもその一つです。
ー仕事は楽しいですか(笑)?
めちゃくちゃ面白いですね。特に前職は仲介だったので、商品を作るっていうことはできなかったんですよ。仲介をやりながらこんなデザインは求めれている、こんな導線だと女性には嬉しいなど、求められているものは理解していたのですがそれを実際には提供できないジレンマがあったのです。それが今では自分が思い描いた通りに商品作りができますし、実際にそれがお客さんに評価されて売れる瞬間にやりがいをすごく感じますね。
ー前職との仕事内容の違いはありますか?
前職ではB to C(対顧客相手)しかなかったものが、今はB to B(対会社相手)がメインになっています。今までは仲介業務がメインだったので、エンドユーザーの方が相手だったんですが、今は不動産仲介会社さんがメインです。もちろん今でもエンドユーザーのお客様と話す機会もありますが、圧倒的に業者さんが相手の方が多くなりました。
不動産仲介をやっていた時におつきあいさせて頂いた業者さんとの関係性を活かせているなと思います。不動産仲介経験者の人は即戦力になれるので、ぜひきて欲しいです。
ーFULLCOMMISSIONに入って良かったことと大変だったことを教えてください。
よかったなと思うことは大きく3つあります。
一つは、自らの意見が反映されるということです。
前職はどちらかというと公務員に似たような組織だったので、自分から「こうしたい!」と発信する機会はなかったんです。自分もそういうタイプではなかったですし。しかしながら、いざ弊社に入ると自分の意見を求められる機会が多いんですよね。入社前はトップダウンなのかなと思っていたので、いい意味でギャップがありました。なので、今は自分の意見も発信するようになりましたね。自らの意見が事業や会社の方針に反映されるのは、会社を一緒に作っている感じがして私としてはすごくやりがいがあり、嬉しいことです。
2つ目は、権限が大きいことです。
最初は代表の山崎と不動産事業を手探りで進めてきたのですが、今は実質不動産事業を任せてもらっていて、不動産の購入や販売価格、提携先などもほとんど私がメンバーと相談しながら決めています。信頼してもらえるまではいろいろ言ってきますが(笑)、そこを乗り切れば任せてもらえます。私もメンバーに対して少しづつ権限移譲をしていきたいと思っています。
3つ目は、硬すぎない社風です。
あとは、社風だとは思いますが、堅苦しすぎないところも良かったです。やっぱり今までは上司がいると帰りにくいとか、社内の手続きが多いなど、制約があったんですが今はないですよね。経営とも、メンバーともフランクに議論できるのも嬉しいです。私はメンバー3人を見ているのですが若いけど優秀で、彼らとフラットに話して進めているのは楽しいですね。
大変だったこと
逆に大変なのは、権限が大きい分自己管理をしっかりしないといけないところですよね。もちろん週次のミーティングとかはあるのですが、うまくいってなかったりしてもゲキヅメされるとかは無いんですよ。但し、目標は高くないものを求められるので、しっかり自己管理しないと目標達成できないですよね。みんなちゃんと目標数字やってくるのでそれもプレッシャーはあります。
あとは新規事業が故に、業務的なマニュアルが整っていないっていうのは大変ですね。むしろ自分がそれを作る側なのですが、正解がわからず苦戦中です…誰か助けてください(笑)
ーそう思うと、今まで安岡さんの前職の業務の差や社風の違いってかなり大きいですよね。大変だったんじゃないですか。
そうですね。本当に大変でした(笑)
会社の方針に意見求められたり、事業の基準作りはどうするのか決めてと求められたり、始めは「え?それ私が決めちゃっていいんですか」という戸惑いは結構ありました。
ただ、みんな相談すれば答えてくれるし、何よりみんな協力的なので、少しづつ慣れてきたという感じです。
ーFULLCOMMISSIONといえば「事業創造」に力を入れていますが、今後挑戦したい事業はありますか?
まだぼんやりですが、会社的に考えると、長期的にストックビジネスをやってみたいなとは思います。札幌にないもので、求められている価値のある賃貸住居とか、オフィスとか、商業施設とか。個人的には、ちょうど戸建てに興味が出てきたこともあり、建て売りをやってみたいなとは思っています。まだ、山崎には何も言ってないですけど(笑)
ーFULLCOMMISSIONに入る前と入った後のイメージは変わりましたか?
入社前に、会社のVision,Mission,Valueやカルチャーなどは結構丁寧に説明されるので、大きなギャップはなかったですね。ギャップとしては意見を求められることや一番感じたのは、ビジネスに対して、思ったよりストイックだったところですかね。
今までの感覚だと、「ベンチャー企業」とか「スタートアップ 」って聞いた感じ、何やっているかわからないイメージも多かったんです。でも蓋を開けてみると、大手よりもよっぽどしっかりビジョンを持っていて、社員一人ひとりがやりたいことがあって、エネルギッシュな人が多いっていうのは入った後により強く感じました。
ーでは、最後に。FULLCOMMISSIONに入って、成長したなと思うところはどんなところですか?
今までより人に何かを伝える機会が増えましたよね。今まではビジネス的にお客様に伝えるっていうことはあったんですけど、社内の中でももっと「自分の考えを話す」とか「発信する」機会ってなかったので、そこは今も勉強中ですが少しずつはできるようになってきてるところかなと思います。今まではあまりそういう機会がなかったのでやっていなかったですが、やってみてすごく大事だなって思ったので。
あと、より人間関係も大事にするようになったことですかね。以前より後輩のことも考えるようになりました。
みんなそれぞれ新しい事業に取り組んでいるので、自分だけだとやらないことも、他のメンバーから学ぶ機会が多くあるので、その機会が自分の成長のきっかけになったと思っています。
(インタビュー:鈴木実聡)
山崎による安岡さん解説記事はこちら笑
インタビュー第二弾 戸塚さんのインタビューの記事はこちら
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