まだ卒業アルバムでオナニーをしてる大人

執着心の燃えカス

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最近の記事

先生がウンコだったらどうする?

 そう僕が言えばいつも、まさや君は立っていられないくらい笑ってくれたものだった 小学校2年生。8歳くらいのころ、僕たちは誰もがみんな等しく「ボケ」ていたように思う うちの母親はチンチン星人だとか、場合によっては助走もなく「ゲロ!!!」とだけ叫んで笑っていたこともあった。  僕の記憶の中にある1番最初の「ボケ」は、5歳の頃、タクヤ君が言った 「俺はおっぱいをやるから、お前はウンコをやれ」というものだった。 たしか、幼稚園で戦隊ヒーローごっこの配役を決めていたように思う

    • 新興宗教オモイデ教

      僕は学生時代からずっと、宗教にハマることはないだろうと確信していた。 信者たちがいうところの「優しい世界」や「幸せな世界」にいる人たちの倫理観や発想について、面白いと思ったことがないからだ。 インターネットで調べた範囲にはなるが、理想郷とされるような空間において「面白い人」が存在していることはまずない。 僕が思うところの「面白い発言」や「面白い思想」と宗教の倫理観がどうやってもバッティングしてしまう。 僕の思い描く「面白い」は世間に中指を立てたり、既存の倫理観について

      • 完璧超人 秋元康

        気がつくと会場を拍手が埋め尽くしており 「辞めさせてもらうわ」「どうもありがとうございました」拍手を背に帰っていく俺を俺が見ている M-1グランプリ大優勝 スターになっている僕の輪郭がクッキリすればするほど 僕は僕の夢から遠ざかっていく 寝る前に見る夢は、いつもいつも 拍手を送られてばかりで 今やスターになった僕は 日向坂46最年少メンバー渡辺莉奈14歳に中出しをして孕ませたあとのことばかり考えていて 孕んだ坂道アイドルの子供をブチ込むためだけに作られた学校の

        • サウナで整うと何も考えなくて済むけど、結局、湯船で考えごとをしてしまう。

          それにしたって限界だったので、仕事終わり。ユニクロで買い物をして、その足でサウナに行くことを計画した。 今日は本当に、会社に行きたくなかった。 こういうときは、無理して会社に行っても、会社を休んでも上手くいかない。 だからリモートワークにして、思いっきりサボって、定時でタイムカードを押して、買い物に出掛けてサウナに行くことにした。 サウナは、熱さとかなんか色々で「整う」みたいな、こう、身体の反応しか信じてない感じが好き 結局のところみんな、健康に良いのか悪いのかも分

        先生がウンコだったらどうする?

          拝啓、3年D組にいたクソつまんねえヤツらへ

          拝啓、という書き出しは何となく手紙やらアンジェラやらを想起させる。 拝啓、この手紙、読んでいるあなたは。どこで何をしているのでしょう。 この手紙とやらを書いた15歳の僕は サンバカーニバルでエッチな衣装を着た女子大生を撮影するために朝の7時から現場で最前線を確保する僕や ひとりでレジャープールにテントを張り水着の女子高生を観覧していたら警備員に補導されて遊園地を出禁になってしまっている30歳の僕を見て、どう思うんだろうか。 なにしてんだよ!と憤る気持ちもわかるけど。

          拝啓、3年D組にいたクソつまんねえヤツらへ

          女の子の日記(嘘)

          先日、半年間付き合っていた彼と別れた。 なにかの拍子に再生を止めたであろう音楽を最初からにせずに再び聴き始めた彼をみたとき 長くは続かないだろうなと思った。 彼は、私が「最後にもう一回ヤらせて」と言えば応じる女だから終わったと言っていたが それはどうだろうか。 その前の彼氏とは6年間の交際期間があったわけであり なんとなく、彼との半年間で謹慎期間のようなものを終えられた気がして、少しホッとしている。 _______________________________

          推しのおじさん

          毎日、喫煙者が消費するタバコの本数ほどの自慰行為をしなければ精神が保たず、火照った身体を持て余し続けるだけの生活 独身。一人暮らし。会社員。彼女いない歴イコール年齢。借金有り。20代も後半に差し掛かって久しい。 アラサーにして遥か北からほっぽり出された僕は、東京で生活をすることとなり、頼るツテはなく、にっちもさっちもいかない日々にセーフティネットは存在しない 趣味はお笑い芸人のYouTube動画を見ることと、おませちゃんブラザーズというYouTuberを推すこと モテ

          R.N.中出しはディナーのあとで

          ディナーがあって、そのあとにセックスがある。それは社会のルールであり基本的に覆ったりしない。ディナーの前に中出しはこない。決まって、ディナーのあとだと思う 謎解きはディナーのあとで。というドラマ?小説?をパロディしたラジオネームがあった。 そこは全く関係ないんだけど 出会って、食事をして、お酒を飲んで。そのあとにセックスの交渉を行うのが社会のルールである以上、男女の食事に「相手から気に入られたい」のバイアスが掛かることは避けられない。 それが絶対的であるから、男女の友

          R.N.中出しはディナーのあとで

          第一ボタン

          なんで第1ボタンを締めなければいけないんだろう。 ずっと、そんなことを考えていた。 第1ボタンを締めないことで教師?大人?やら社会みたいなものに反抗する気マンマンの彼らを横目に 第1ボタンを締めながら疑問を抱き続けていたのが僕だ。 彼らには、「第1ボタンを締めない理由」があった。 反逆者であることが毎週観ているドラマの自己投影になるからかも知れないし 教室内での“出世”の近道であったのかもしれない。 単純に、資産価値の高い女子中学生のマンコの中に出したかったから

          カーフキックの軌道

          いつも思い出す。 便所の床に頬を擦り付ける僕と、迷いのないカーフキックの軌道を描く澤野くんの上履き あと、どれだけ不幸自慢をすれば、あの頃の不幸は幸福に換金し終えるのだろうか いじめの主犯格は、いわゆる陽キャと呼ばれる集団だった。 気持ち悪い人間に一番酷いことをすることがエンターテイメントだった教室で、僕は一軍メンバーの「イケてる度合い」を計測するメモリ 便所の床に転がされた僕は「実行役」の澤野くんに便所の水を飲まされ、後頭部からの打撃で水を吐き出す 僕がストレスを感

          それいけアンパンマン

           バイキンマンを応援するような子供だった。 なんでアンパンマンを応援しないの?そう問われた僕は、 「勝つことが決まっている方が勝つなら、見る意味がないから」と答えたらしい。 母親がそう言っていた。僕に記憶はない。 保育園生ながらに、退屈だったのだろう。社会、この場合は母親と園児と先生が「勝つことを期待している」方が勝つのが退屈だったんだと思う。  クソみたいな日常を、バイキンマンが勝つという「非日常」でぶっ壊してほしかった。  僕は、将来の夢を野球選手だと言っていた。そ

          あの子

          あの子 「あの子」というのはJ-POPにおいては、もはや用語として機能しており、17歳の頃に片想いをしていた同級生の異性のことを指す。 これは「多様性」のようなクソみたいな主張で定義が広がり同性を含んだりすることはせず、断固として17歳の少女のことを指すんだと僕は思っている。 17歳の頃の恋。という「誰にでもある登竜門」と「こんなこと考えてるのは自分だけなんじゃないか」みたいな特別感のバランス設定が絶妙だから だからこそ、定義を広げたり狭めたりして言葉の意味を変えてし

          山手線

          いまが山手線の何駅なのか関係なくなって、もう1年が経つ。精神障害と交通事故で仕事を干されたのが丁度1年くらい前。窓際社員としても営業マンとしても中途半端な僕は、首都圏営業部に配置され比較的ラクな担当先を任された。窓際社員として“優遇”されていることは周知の事実で、僕は毎朝、「生きててごめんなさい」と出社し「消えてなくなりたい」と言い残し外回りに出掛ける。「おはようございます」「行ってきます」が聞き取れないのも無理はない。心も魂も込めていない言葉が他人に届かないこともまた当然だ

          ブレーカー

          ブレーカーがよく落ちる。 わりと貧しいアパートに住んでいるから、少し電気を使い過ぎたくらいでブレーカーが落ちてしまうことがままある。 大抵は、暖房器具が原因であることが多い。 4000円のセラミックファンヒーターを買ってからブレーカーが落ちることが多くなった。 つまりは家賃不相応、身分不相応な電力消費をしてしまっているということなのでまあ、普通に僕が悪い。 暖房器具とシャワー、暖房器具と電子レンジ、暖房器具と… 暖房器具となにかを同時に使うとほぼ確実にブレーカーが落ちる。

          ネイキッドチャイニーズガールと散歩と僕

          僕は散歩が好きだ。散歩には、道徳がない。 なにかの記事によると 1万歩、だいたい7kmくらい歩くと200kcalから300kcalを消費することができるらしい。 それは、例えば、お母さんに温泉旅行をプレゼントしたいと思いながら歩いても、道ゆく女子中学生をレイプしたいと思いながら歩いても 1万歩に対する消費カロリーが200kcalから300kcalであるということだ。 歩くのには才能がいらない。 勉強みたいに親の遺伝子が影響することもなければ運動みたいにチームメイトとの

          ネイキッドチャイニーズガールと散歩と僕

          無職のときに書いてたクソ長い日記

          信号が青に変わる。スクランブル交差点はまるで一つの生き物のようで、それでいて統率はとれていない。自分は赤い目だ、と思い込んでいる雑魚で構成されたスイミーの群衆。ふと「犬でも飼えば生きる意味とかができたりするのかな」なんて考える。みんな、要はそんなことを考えている。赤い目であると勘違いしている若者達で この街は構成されていて。それを見て見ぬフリをする権利を買うために僕は若さという通貨を支払い続けてる。渋谷エスパスが視界に入り消える。井の頭線改札へ続くエレベーターは動き続ける。

          無職のときに書いてたクソ長い日記