必要なのは価値観の違いを認める事ができるスキル。
怒りの感情の話から、今回はアンガーマネジメントについて書いていこうと思います。
はじめに、一つ質問をさせてください。
自分でどう思うかで大丈夫です。
あなたは自分で自分を『キレやすいタイプ』『イライラしいやすいタイプ』と思いますか?
おそらく、大半の人がどちらかに当てはまるでしょう。
なぜなら、皆さんは社会の中でいろんな人と共存し生活をしているからです。
人が増えると問題も増えるでしょう。深くなれば、問題も深くなるでしょう。社会で生きていく為には、自分と違う価値観の人にも笑顔でやり過ごしたり、協力をしていかなければなりません。
人はそれぞれ異なる信念や価値観を持っています。考え方や感じ方が違って来るという事です。
このそれぞれの信念や価値観を『コアビリーフ』と言います。
また、コアビリーフは個人だけでなく、同じ目的を持ったチームや仲間意識を持ったグループの中にも存在します
コアビリーフは
・〜すべき
・普通は〜
・常識的に考えれば〜
・当然〜
これだけではないですが、このような言葉に置き換え表現する事が出来ます。
例を挙げると、
イライラし相手に対して「普通はこんな事しないよ」と否定する。
「こんなの常識的に考えたら分かるでしょう」
「そういうのは報告して当たり前じゃない?」
こんな風に言われて嫌な思いをした経験はないでしょうか。
この普通や当然が人のそれぞれのコアビリーフなのです。
次回はコアビリーフをもう少し掘り下げ、無意識化しているコアビリーフと怒りの更なる仕組みについてお話します。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
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