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育苗と苗の定植(16週目4月15日〜21日)

今週の振り返り

①天気、気候

気持ちよく晴れたのは2日ほどで、他の日は曇り、そしてじわじわと雨が降り続く日が多かったです。平均気温は20度ぐらいに上がり、地温も安定して15度を超えてます。朝、晩の寒の戻りも少し感じながら、しかし遅霜の心配はすっかり無くなり安心して定植できるような気候です。

②苗たて、定植の経験不足

昨年うまくいかなかった作物は多いです。
とうもろこし、唐辛子、ナス。元々が砂地なので収量が期待できないのですが、収穫できなかった作物が上記の3つです。今年も挑戦してます。
とうもろこしは苗たての段階で根が傷んでしまい昨年は早い段階で雄穂が出てしまい、その後枯れてしまいました。
唐辛子はセルトレイで長く管理していた為、定植してからの成長が遅く、実が一つもなりませんでした。
ナスは恐らく、定植する畝が乾燥しやすい畝だった為小さなナスを数本収穫したのみ。
今年は苗たても昨年より精度高くできていると思います。と言ってもまだまだ分からない事や経験不足のところも既に感じていて先輩に相談する事もあります。

③出会いと再会

鹿児島市内で音楽イベントに参加しました。もちろん聞く側で。
とてもいい場所、そしてまた新たな出会いがあり勉強させていただきました。その方に土着微生物の本を借りました。砂地の環境を良くするために微生物の事を知りたいと思っていたのでとてもいい時に借りることができました。
福岡でお世話になった元イベント会社の方と南さつまで再会。
鹿児島市内で用事があったのですが、わざわざ南さつま市まで来てくれました。4、5年ぶりの再会。奥様とご一緒に来ていただき、いろんな話ができていい時間を過ごすことができました。


思ったこと

①地温の表層は25度から30度近くになるので、サツマイモの伏せ込みは2,3cmぐらいでいいように感じた。紅まさり、高系14号のホクホク系のサツマイモは芽が5cmほどになり、今年の気候に合わせて成長しているように感じる。2月ごろから続くジワジワと降る雨の影響がどのように出てくるのか。
不安でもあり楽しみでもあります。元々養分が少なく、水に流れやすい砂地なので、長期間続く雨により、栄養不足ながら生長する作物やこの状況でもしっかりと葉を展開していく作物と分かれ始めているような気がします。
その見極めをするのは自分なので引き続きたくさん観察したいと思います。

②直播をいくつかしている中で、思ったように生長させれないと思いました。苗たてしてある程度生長した段階で定植してあげることにより収穫の成功率が高まる事を実感しました。つまりは苗を作る技術、経験が必要になります。乾燥し過ぎても、水を与え過ぎても良くない。
それぞれの個体が丁度良い環境があるということだと思います。
まだまだこれから経験を積んでいこうと思います。

③お借りした本の中の微生物を畑に活かす方法、の一つを実践してみようと思います。初めての試みですが、なんとしても砂地で作物を育て収量をあげたいので挑戦してみようと思います。
久々の再会の間にお互いにいろんな経験をしてました。
また再会できる、その基礎には健康があり、相手を尊重する気持ちがあることに気づかされました。また会える日を楽しみにしております。


ラッキョウ


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