#新型コロナウイルス
新しい世界(未来・短編小説)
『ねえ、お母さん、この変な人はなぁに？』
琴音ちゃんはお母さんのアルバムに見た事の無い【人達】の姿を見つけました。
その【人達】は私達と違い顔にシワがあり、中には髪の毛が白い人もいます。
何か姿勢も丸っこく、琴音ちゃんは何か梅干しに似た人達だなぁ〜と思いました。
『あぁ、、おじいちゃんとおばあちゃんよ！』
『昔はね、みんな長生きだったから《おじいちゃん》《おばあちゃん》って人達がいっぱい
おみくじをひいてみた(怖・短編小説)
おみくじをひいてみた。
ありゃりゃ【凶】だった、、、それでここ何年も調子が出ないのかな〜、、
花散りし
庭の木の葉は
茂り会いて
天照る月の
影ぞ
まれなる
《葉っぱが生い茂って月が見えない》ってか、、
なら生い茂った葉っぱを取り除けば月【運気】が上がるのかなぁ、、
よし、研究だー。
こんな方法で、こんな対象者で、こんなメカニズムで、、これを工夫して、、
よし研究所か
居場所(解説・短編小説)(詩のようなもの)
ある種の寄生虫は人に寄生いたします。
でも寄生したのに【自分の居場所】が見つからない時、、寄生虫は居場所を探して悶え苦しみ暴れまくるのです。
それはウィルスも同じこと、、
『俺の居場所はどこだ？』
『私の居場所はどこ？』
『ここかしら？』
『早く見つけないと、、苦しい、、』
『身体が痛い、痛い、痛い、痛い、、』
身体のどこにいても《苦しい》《痛い》
身体の中を駆け回り、潜り、這い