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強みと弱みはコインの裏表であるーストレングスファインダーを知らなくても役立つ強みの秘密ー

2020/09/22 day13

「なんでこんなこともわかってくれないんだ!」

家では、よく怒ってしまう。

僕は、仕事ではいい人に見える(らしい)。
思考そのものがいい人モードなので、こんな風に怒ることはない。
そこまで意識的ではないが、人に嫌われたくないから、いい人な面を出そうとすることが多いようだ。

Strong people don't put others down.They lift them up.
-Michel P. Watson
強い人は他人をけなさず、奮い起こすものだ。

才能とは

人には、自然と繰り返している思考・感情・行動のパターンがある。

この思考・感情・行動のことを、ストレングスファインダーでは才能と定義している。

才能

才能と聞くと、何かとんでもないものを想像してしまうかもしれない。

そうすると、自分には才能なんてない、と思ってしまうだろう。

でも才能は、必ずみんな持っている。

気づいているか、気づいていないか、その違いにすぎない。


誰にでも繰り返している思考・感情・行動のパターンがある。

それが、間違いなく才能なのだ。

いつもの繰り返しパターンは、あまりに自分にとって普通のことなので、まさかそれが自分の才能だと気がつかない。

ストレングス認定コーチですら自分のことはわかっていないことが多く、他者から、「それ才能ですね」と言われて初めて気がつく。

自分の才能に自ら気がつくのはなかなか難しいことなのだ。


才能の見つけ方

では、どうやって自分の才能を見つけたらいいか。

自分の才能に気がつくことができるひとつの方法は、弱みに注目してみることだ。

「なんでこんなこともわかってくれないんだ!」と家族にイラッとしてしまうのが、僕のよくある弱みパターンだ。

こんな風に、他者にイライラした時など、感情が動いたときには、才能が発揮されていると言ってよい。

自分にとってあまりに当然すぎることは、他人にとっても普通のことだと思ってしまうから、「なんでこんなことが!」になる。

何かがうまくいかないとき、才能を弱み使いしていることはないかチェックしてみるとよい。

とあるアラフォーの場合

例えば、僕は他人の気持ちを感じとるのが得意だ。
(共感性という資質が2番目)

おかげさまで、仕事では、気持ちをわかってくれる医者というだけで、とても喜ばれる。

でも、家に帰ってきて、いい人モードがオフになったとき、この能力が暴走し始める。

*妻のイライラを感じとってしまい、そのイライラに同調してしまう。
*自分の気持ちをわかってくれるのが当然と思ってしまい、俺がイライラしていることになんで気がつかないんだー!と子どもたちにもイラつく。
*怯える子どもたちの恐怖心も感じ取って、こんなひどい親はダメだと凹む。

このように、本当は適切な場面で適切に発揮したら強みになるはずのものが、不適切な場面で使われたり、過剰に発揮されすぎたりしているときに弱みとなる。

まず、弱みの裏側には強みが隠れていることに気がつくことが重要だ。

名前をつけよう

気がつくことができたら、そのパターンに名前をつけるとよい。

僕の場合は、共感の押し売りだ。

押し売りせずに、相手が必要としているときに発揮したら、強みになる。

弱みの裏側には、強みが隠れているという視点で眺めてみると、共感の押し売りもちょっと許せる気分になる。

自分の弱みを、自分の人格と一体化せずに、キャラクターのように自分の外側に置くことで、取り扱い安くなる。

不思議と自分の弱みが、愛せるようになってくるのだ。

しかも、その弱みが裏返ったとき、強みとなってあなたの武器になってくれる。

When that weakness is turned inside out, it becomes a strength.

まとめ

⭐️才能は、自然と繰り返すパターンだから、必ずみんな持っている。
⭐️才能は、あるかないかではなく、気がついているか、いないか。
⭐️弱みの裏側に強みが隠れている
⭐️いつものパターンに名前をつけてあげるとちょっと自分を許せる


自己紹介もぜひ読んでください!











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