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教える側の立ち位置

島村楽器ドラム科発表会、小岩オルフェウスにてサポートしてきました。


今回は初めての先生のサポートだったのでドキドキのスタートだったのですが(人柄も分からなかったので)、生徒さんへの愛とレッスンへの情熱が素晴らしい先生でとても気持ち良くサポートさせていただきました。


また他の楽器隊、ボーカルの方々も皆さん気さく且つ素晴らしいミュージシャンで申し分ない環境でギターを弾かせていただきました。


機材は先日のnoteに書いて弦交換したFoderaギターにお世話になっているShin's musicボリュームペダルに個人製作家に作っていただいたディストーションペダル。
あとはBOSSのMS-3というシンプルな組み合わせで27曲ものバラエティあふれる曲に対応してくれた機材達でした。



さてさて先程も書いた通り今回サポートさせていただいた発表会のドラムの先生は初対面の方でした。


電話で依頼が来たので話は少ししているのですが実際どんな人柄なのかなとリハーサル現場へ行ってみると、とても素晴らしい先生でした。


何が素晴らしいかというと一生懸命生徒さんのレッスンをしているのです!




ん?教えているのだからそんなの当たり前じゃないの??


思う方もいるかもしれません。

今回の発表会、実はサポートする側はとても大変な曲ばかりでした。


ほとんどの曲がメドレー方式を取っていて生徒さんが演奏する曲は1曲の中に少なくて2曲、多くて6曲がねじ込まれていたのです。(演奏時間は1曲5分ぐらいですが。)


通常発表会というと生徒さん1人につき1曲というパターンが多いので(例えばビートルズのイエスタデイをやる。など)、正直はじめは大変そうだなという気持ちが先行していました。


しかしリハーサル現場に行き先生に合って接している内に今回のメドレー方式の趣旨や思いも納得しました。


「生徒さんに様々なリズムを発表会の場を使って学んで欲しい」


8ビートと16ビートの組み合わせの曲やジャズとラテンの組み合わせ、これができればロックは全部できるよという曲。


全て生徒さん先行で考えられていました。


また叩く内容も基本形はオリジナル曲通りなのですが同じ曲を別の生徒さんがやってもスネアのパターンが少し違ったりしていて、それもお話を伺っていると本人の得意なパターンだったり目指している方向のパターンを取り入れているとの事でした。

これも曲本意ではなく、


全て生徒さん先行で考えられていました。


僕もギター講師の職もしているのですが「教える」ということは長年やればやるほど教える側主導になりがちです。


もちろんある程度教える側が引っ張ってあげる事は大切なのですが、

「これは絶対覚えた方がいい」
「これはやらなきゃダメだ」

勝手に生徒さんの為になると教える側のエゴを押し付けてしまいがちです。

しかもそれを自分自身エゴだと気づかずにです。


ましてや発表会ともなると27曲分のサポートメンバーへの譜面を書くのも先生ですからその作業量は膨大なものです。

手を抜いて自分自身がラクな方向へ持っていきたいと考えてしまいがちなところですがしっかりと生徒さんの成長の為を思って手間を惜しんで今回の発表会に尽力していらっしゃいました。


教えるという事は本当に難しい技術です。


これは教えなきゃいけないという事
これは覚えた方がいいという事
これは今は必要ないという事


その選別は教わる側の気持ちと目標の横に立って同じ目線で見定めなければなりません。


「一生懸命教える」


簡単な言葉ですが教える事に酔いしれず本当に生徒さんの事を思って導いてあげられるようにするのはなかなかできない事です。


今回はサポートという立場でしたがドラマー茂森輝哉さんに沢山教わりました。


余談ですがリハーサルにコーヒーメーカーを持参してきた茂森さん(今回‘先生’と呼ぶと罰金10円という約束をみんなでしていた)の人柄と気遣いにすっかりファンになりました(^^)


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