地震発生時に気をつけること|地震&津波への備え|防災アクションガイド
※2024年10月6日修正
FUKKO DESIGN の木村です。
「防災アクションガイド」は風水害、熱中症、夏の天気の急変、冬の荒天と4回に渡って作成し公開してきました。
そして、今回、第五弾として「地震&津波への備え」を作成しました。
これまでの「コロナ禍でもすぐできる!防災アクションガイド」は、気象災害などへの備えを中心に制作してきましたが、コロナ禍で地震や津波が起きた際にの対策集が欲しいという声をたくさんいただきました。
ただ、地震と津波は自然災害の中でも特に多くの方が被害を受ける可能性が高く、さまざまな対策があるので、どのようにまとめるべきか悩みました。
東日本大震災から10年目を迎える今、改めてこの対策集をまとめ、多くの人に見て理解してもらい、少しでも助かる命を助けたいと思い、議論を重ねて、ようやく完成できました。
前回同様に、元内閣防災官房審議官の佐々木さんや、災害支援団体の調整などを行うJVOADの明城さんなどに声をかけ、TBWA\HAKUHODOのアートディレクターやコピーライターや、気象や医療の専門家などの有志があつまりました。
今回から、テレビ局で災害担当記者をしている藤島新也さんにも入っていただきました。東日本大震災以降、現場をずっと取材され、地震や津波について豊富な知識があり、色々とアドバイスをいただき、一緒に制作しました。
今回の「地震&津波への備え」では「地震発生時に気をつけること」と「津波発生時に気をつけること」の2つに分けています。
この記事では、「地震発生時に気をつけること」の画像を紹介します。
以下の4つに分けて画像をつくりました。
1. まずは状況を確認して安全の確保を
災害発生時にまず行うべきこととして、命を守る行動と、家族や身の回りの状況確認について紹介しています。
まずは命を守る方法として、身を守ったり、煙から逃れる方法などをまとめています。また、外出中のことも多いので、電車や車の運転中などの対応策もまとめています。
そして、安全を確保した上で、家族や身の回りの確認も必要です。家の中や家族の安否、そして、家族だけでなく、家の周りや近所の確認も必要に応じて行いましょう。
2. 避難の判断をしたときに確認すること
自宅や勤務先などから避難すると決めた時にすべきこと、そして、避難する際の服装について説明しています。
家から避難する前にできることとして、初期の火に対処したり、ブレーカーを落としたり、必要な行動をまとめています。
また、逃げる際の服装もイラストで説明しています。特に足については家の中も含めて、壊れたものや割れたガラスなどで足裏などを怪我する可能性もあり、しっかり履くことがおすすめです。
3. 避難をするときに注意すること
避難している際に安全に避難する方法や、万が一閉じ込められた場合の注意点などをまとめています。
避難中も危険はたくさんあります。都心など多くの人が密集しているところで、人が折り重なって倒れる「群衆雪崩」なども発生する可能性もあります。また、落下物などの危険性もあり、十分に注意が必要です。
また、意外に間違える「避難所」と「避難場所」の違いも説明しています。命を守るために緊急に逃げる場所が「避難所」です。しっかり覚えておきましょう。
4. 避難判断のための情報を入手しよう
避難すべきかどうかを判断するための情報の収集方法や、避難の判断をするためのポイントを紹介しています。
地震が起きると、様々な情報が錯綜します。最新の正しい情報を得るため、必要最低限のスマホアプリやSNSアカウントなどを紹介しています。
また、どんな時に避難すべきか、そのシチュエーションもまとめています。
「津波&地震への備え」は以上です。
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※一部、行政機関の情報などを転用しているため、データの改変などはご遠慮ください。
FUKKO DESIGN 木村充慶
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