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広里ふかさ個展「塀の向こうの空が青いよ」のおしらせ

2023年も2月になりまして、
このnoteをご覧くださっている皆さまにひとつおしらせがあります。
今月2月21日(火)から26日(日)までの日程で、
小さな 水彩画と短歌に写真を添えた個展をします。

場所は、東京都文京区、最寄り駅は東京メトロ南北線の東大前駅などの、River coffee & galleryにて。
入場無料(ですが、よかったら、美味しいコーヒーを片手にごゆるりとご覧ください)。
時間は毎日10:00~18:00(月曜日はお休みです。祝日や土日はやっています)。
お店のホームページ(以下リンク)にも、ご案内はがきの画像を載せていただいています。※2023.3.4 リンクをRiver C&Gのアーカイブページに変更しました。


タイトルは「塀の向こうの空が青いよ」としました。
これは、2020年の夏に日経歌壇に投稿して、穂村弘さんに採用していただいた自作の短歌、

入り口はぐるりと回った先にある塀の向こうの空が青いよ/広里ふかさ

から下の句を引いてきたものです。

この歌は、もともとは、以前、駒込の六義園(りくぎえん)に徒歩で行ったときに、入口に遠い道から近づいてしまい、正方形の辺3つぶんをぐるっと回り道したときの塀から見上げたときの、冬の空の青さを思い出しただけのものでした。

が、今回の個展のタイミングを考えていて、寒い冬から春を待つ、試練に向かうポジティブな心持ちの方々を応援したかったのもあり、また、その後の人生で、いろいろ大変なことがあっても、なんとか時間をかけて安堵できる居場所にたどり着いた自分の経験をふりかえる気持ちもあったりして、この歌をコンセプトの中心にしようと思いました。

とはいうものの、規模は4㎡ほどのギャラリースペースとコーヒーショップ店内の壁をお借りする、個展としては、とても小さなものですので、どうぞ他の何かの用事のついでに立ち寄っていただく感じの軽い気持ちでお楽しみいただければ幸いです。

これだけを目的にするほどのものではないです(笑)が、もしもご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。(上野や根津が近いので、そちらが本命での散歩もよいですよ~。)

ご覧いただいた後の アンケートフォームも準備しています。ご感想をお待ちしています。


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