【未来の教育 No.9】私立中学進学率からみる教育格差
先日お会いした友人から「子供が中学受験なんだよね」と聞きました。
私立中学に入る想定みたいで、私は自分が大学含め国公立しか通ったことが無く、ふいに「公立中学でもいいのでは?」と質問。
すると
「むしろ、私立中学に進学しないと周りから「え?」という目で見られるんだよ」
という回答が返ってきました。
どうやら、友人の子供が通う小学校からは50%以上の子が私立中学に進学するようです。ほ、ホントなのか、、、、
思わずインターネッツで検索してみました。
すると
私立中学に通う割合は全国で7.6%!!
結構高かったです。
私が小学校だったとき、全校100数十名のうちたった1名だったことを思い出すと、とんでもない比率だなと。
と思い同ページを読み進めてみると
東京はなんと25.2%が私立中学に通っている!!
なんと、東京では4人に1人が私立中学に行っているんですね。
さらにこんなページも。
※こちらは東京都教育委員会の数字で、上記の文科省の数値と結構ズレているのが気になりますが。。
こちらでは区別に数値が出ているのですが、なんと、、、
第1位の文京区は進学率49.44%!?
なんとほぼ半数の子供が私立中学校に行っているとは。
正直、驚きました。
さらにさらに、私立中学に行かせるとどれくらいお金かかるのだろうか?とみてみると、、、
私立中学校は3年間で430万円程度が目安!!
(公立だと150万円)
すごい!!
正直これはもうかなりお金に余裕がある家庭しか無理なんじゃないかな?って思ってしまいます。しかし、この金額でも文京区では半分くらいが、そして東京都全体でも4人1人が通っていることになります。
これを見て思ったのが、東京でお金持ちとして暮らしている家庭の子供と、お金に余裕がなく、さらに地方にいる家庭の子供とでは、相当に教育格差が出てしまうのでは?という事でした。
もともと、私が教育に熱心になる一つの理由が「教育格差の是正」です。
教育は支配階級の再生産とも言われていますが、それを食い止め、お金がたくさんある家庭以外の子供にももっとチャンスを与えたい、そう考えています。
(一番の理由は、偏差値社会と塾中心の勉強スタイルを無くしたいことですが)
なるべく安価、理想は子供からはお金を取らないこと。
意欲さえあれば学べる。
子供を育てる為に、オトナの余裕を活かす。
そして、
よりよい教育を多くの子供に届ける。
ここら辺が私自身が考えていることです。
まだ「ありたい教育」の姿は探せていませんが、なんとかよりよい教育を多くの人に届けることに貢献していきたいと考えています。
今日はここまでです。
そうそう、来年からは兼業で教育関連のお仕事に就く予定です。
そちらもうまくいったらまた報告したいと思います!
合掌。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?