シャカ

介護業界一筋で、人事、介護現場、施設長、事業部長、海外事業開発、人材紹介と様々な職種を…

シャカ

介護業界一筋で、人事、介護現場、施設長、事業部長、海外事業開発、人材紹介と様々な職種を経験してきました。自分の経歴、人材紹介業の経験から、情報発信で介護のキャリアで悩む人の力になりたいと思っています。

最近の記事

介護職の給与が低い理由

それは、介護保険料から給与が賄われているからです。 これに尽きると思っています。 厚生労働省の資料にある介護施設のモデル収支でも、1施設の売上の約半分が介護保険料、費用の約半分が人件費です。※在宅ならより人件費率は高いと思います。 つまり、介護職の給与の多くは介護保険料の範囲を大きく超えて支給する事は不可能だという事です。 そしてその介護保険料は、基本的に利用者(要介護者)の介護度によって 支給額が決めるのであって、介護士個々の技術力、能力による変動はほぼありません。※

    • 介護職にとってのキャリア

      介護の人材紹介会社で働いていると、毎日転職したいという介護職と接する機会がある。 その中でいつも驚かされるのが、介護職はすぐに転職をする事だ。 しかも1~2週間で転職先を決めてしまう。 自分の人生の選択を簡単に決めてしまっていいのかと思う所もあるが、 今はどこの介護事業所の人手不足だから苦労せず転職出来てしまうから そうなるのだろう。 しかし、それ以上に他業界と比べた時により大きな課題感を感じる事は 介護職にキャリアという視点が薄い事である。 専門職である事が大きな要

      • 育児とキャリアについて

        最近40歳にして第一子が産まれました。この歳まで仕事を中心に生きてきたので、他の人よりは遅れて父親になりました。 想像していた親になる事と、実際に親になる事は全然違うなと実感しています。自分が子供の頃に感じていた親というのは出来上がった存在だったのに、いざ自分がその立場になってみると不完全な存在だなと実感する日々です。 と、言うよりまだ実感が出来ていないかもしれません。まだ子供は夢に出て来ず、主役は自分のままなので(笑) 一方、育児はそんな親の都合はまったなしなので、日々

        • 役職定年について

          役職定年制度というのは不思議な制度だなと思う。 世代交代のために、年齢で一律役職を外れる年齢を決めるという事だが、 自分がそれを考えるような年代(40代)に入ると、なかなかそうですかと 受け入れられるものではないなと思う。 それ以上に役職定年から定年までに約10年(55歳だとして)あるというのが、ぞっとさせる。 10年というのは、何か新たにチャレンジしようと思ったら出来るくらい長い年月だと思うが、そこまで会社に尽くしてきた人間がその時点から切り替えて新たに何かが出来るも

        介護職の給与が低い理由

          新しいキャリア

          今まで新卒で介護業界で働き、老人ホームで生活する入居者のために仕事をしてきました。 今回4月1日から会社の人事で介護職の人材紹介の仕事に就くことになりました。今までとはまったく違う領域での仕事であり、経験もない事ではあるが、前向きに取り組んでいこうと思う。 介護業界も多くの人がキャリアに悩んでいる業界だと思うので、そこに力になれるように、またそんな発信活動が少しづつでもできればと思っています。

          新しいキャリア

          学びを稼ぎに変えるという事

          今週末は「大人の週末起業」という本を読みました。 この本は筆者の経験から学びっぱなしで何も稼がないのは何もしていないのと同じ。どんな資格でも取るだけなら運転免許と同じくらいの価値しかないという事でした。 今年1年資格を取得し続けてきた自分からすごく耳に痛い内容でもあるが、一方で1年間資格試験と向き合い続けてきたから納得できる所もある内容であった。 これからの人生を考えた時にどこかでみんなサラリーマンではなく、個人になる週間があるのかと思うとその時に何ができるか、何をする

          学びを稼ぎに変えるという事

          管理会計検定について

          本日管理会計検定に合格した。今まで簿記、ビジネス会計検定、FPと取得してきたが、一番内容的には難しかった(勉強不足もあるが。。) 会社内で使うのは、財務会計より管理会計だと聞き勉強してきたものの、やはりあまり介護現場で使うイメージはわかなかった。 そもそも介護保険制度という所に縛られている半民半官事業に近い業界特性からなかなか会計知識を使える範囲が少ない気がする。また、労働集約型事業のため何より人件費にもっとも経費がさかれる事から効率化を図る所にも限界があると感じている、

          管理会計検定について

          会計知識はビジネスに必須

          最近管理会計の勉強をしている。ビジネスには最低限必要な力とわかっていたが、介護業界では保険制度で料金が固定である事、老人ホームだと部屋の料金等も規制があることからあまり裁量で決められる部分が少なく、今まで勉強した事はなかった。 ただ、勉強してみると知っていないとまずいなと思う部分も多々あった。日本の介護業界は法令に守れれているからこそ、良い面もあるが、ビジネス的な側面で見るとこういう業界構造だから優秀な人間が来ないんだろうなと思ったりもする。 中国ではほぼ一部の省でしか保

          会計知識はビジネスに必須

          サンクコスト

          人間やりだしたものを途中で辞めるというのは勇気のいる事である。 今年度資格試験の勉強を続けてきて約1年間で15の資格を取得した。今も新たな資格に向けて勉強しているが、同じ資格の上位級を目指すようになったからか負担感、あとは平行して勉強する事が難しくなってきた。 そうなると頭の中でいろいろと葛藤する。「本当にこの資格は自分のためになるのだろうか?」「途中まで辞めたらもったいから頑張る」などと揺れるのだ。途中で投げ出す=負けた気がして嫌な気持ちにもなる。 ただ、例えば今介護

          サンクコスト

          日本の介護業界について

          昨日仕事で2000年~現在に至るまでの日本の介護業界の推移について調査した。ほんの20年の間に本当に高齢者だらけの国になったのだなと実感する事が出来た。 今の日本は3人に1人が65歳以上の方なんですよね。なんか政府のコロナ対策がなぜお年寄りを優先にするのかをこんな所からわかりますね汗 その65歳以上の高齢者のうちの18%が介護認定を受けているので、5人に1人が広い意味で誰かの手伝いが必要な方を見る事もできる。ただ内訳をみると要支援の方も多いので、部屋の掃除などの簡単な生活

          日本の介護業界について

          介護が専門分野

          先日ガイアの夜明けで「認知症と向き合う」という放送を見た。 ずっと介護を仕事にしてきた立場からすると、認知症の治療薬、治療法を確立する動きにはすごく魅力を感じるものの、認知症介護の一側面しか見せていない所には疑問に思う所も多々あった。 今回のTVで取り上げられていた認知症の方は非常に軽度であり、初期の方だという事だ。介護施設やGHに居る認知症の方にはあのようなレベル感の方は居ない。 私が疑問に思うのは「認知症は治せる」「認知症は予防できる」と大々的にTVでアピールする事

          介護が専門分野

          思考の整理学

          表題で有名な外山滋比古の本を読んだ。 1986年に販売された書籍で250万部の大ベストセラーらしい。 読んでみて感じた事は、この内容を35年近く前から話されていた事は 本当にすごい事だと思う。 ご本人は一昨年亡くなられたらしいがそれでも思想や書籍は残り続けると思うと作家という生き方もまた素晴らしいものだなと思った。 このnoteへの書き込みもまだ初めて1ヶ月半ぐらいのものだが、こうやって人に読んでもらえ、自分自身の思考の整理できるものと思うとそれもまた素晴らしいもの

          思考の整理学

          アウトプットは大切

          最近資格の勉強をしていて感じるのは、ただ読書よりアウトプットにつながるので資格を勉強した方が良いと思っていた部分もあるのだが、資格の勉強も結局使わないと忘れてしまう事だ。 このnoteに書く事自体がアウトプットになり、何かを記憶するためにやっているわけではないのだが、こうやってアウトプットする事で自分がどう考えているのか思考を整理する事はできる。 特に最近部署異動により仕事においてアウトプットする機会がほとんどなくなってしまったのでこうやって自分の気持ちや考えをアウトプッ

          アウトプットは大切

          健康第一

          年末年始に食べ過ぎからかなんかお腹の調子がよくない気がする。 ただ太っただけと思うが、歳をとってきたからかいろいろ不安になってしまうものである。 コロナになり一番変わったのは、自分自身で考えると運動量な気がする。 やはり外出機会が減り、在宅勤務が増えた事で活動する絶対量が減った事は この2年の大きな変化だと思う。 何はともあれ、健康でなければ仕事も何もできないので健康を意識した生活を送ろうと思う。

          よく生きるとは

          朝、両学長のYouTubeを聞きながら少し哲学的な事を考えてみよう。 「よく生きる」という事は人によって答えは違うので一概に何が良い悪いとは言えないと思うが、少なくともお金だけを追い求める生き方がいい生き方ではない事は確かなようだ。 自分みたいな社会人だと仕事、働き方をすぐに考えてしまいがちであるが、 生き方=仕事でもないと思うので、もっと人生をトータルに結婚生活や、健康などもっと大きなくくりで考えなければならないのであろう。 きっと自分自身の居るステージでバランスや、

          よく生きるとは

          まずは100記事投稿

          1月から初めてみて感じるのは、考えすぎると何も投稿できなくなる事。 まだ、どういう方向性で記事投稿したいのかもわからないので、 よく先人が言われている100記事を投稿してから考えるを実践してみよう。 100記事書いてみた時に自分なりに考えてみたいと思う。

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