マガジンのカバー画像

いろんなものに流されて、とりあえず旅に出てみたよ。

48
40代半ばの中年男性が家族とプチ世界一周に出てみた記録です。何かのアクシデントで死んだら、「無職」って報道されるのか……
¥300
運営しているクリエイター

#写真

2016年8月15日 旅47日目 フロム(ノルウェー)〜ガイランゲル氷河:ノルウェーの氷河は青かった。

2016年8月15日 旅47日目 フロム(ノルウェー)〜ガイランゲル氷河:ノルウェーの氷河は青かった。

 朝4時起きで、フロムからフェリーに乗船。

 到着先の港から迎えの車に乗り込んで、ブリクスダール氷河へ。

 港から3時間近くかかったのだが、対向車とすれ違うのが怖いくらいのクネクネの山道が続き、長男はすっかり車酔いしてしまった。

 ノルウェーの山道は狭くて見通しが悪いところが多く、ここで運転するのは大変そうだ。

 日本での運転に自信がある人でも、ここでレンタカーで移動するのは難易度が高そう

もっとみる
2016年8月13日 旅45日目 フロム(ノルウェー):フロムというのは、みんながゆったり暮らしている良い街なのだろうな。

2016年8月13日 旅45日目 フロム(ノルウェー):フロムというのは、みんながゆったり暮らしている良い街なのだろうな。

 スタルハイムホテルから、地元の路線バスでフロムの街へ。

 ホテルにチェックインしたあと、乗り合いの観光車で山の上の絶景スポットであるステーガスタイン展望ポイントへ。

 ノルウェーという国は、山が多い(というか、僕たちがまわったところが山間部ばかりだった)ために、狭くてクネクネした道が多い。

 狭い山道でも、日本ならばそれなりに車が離合できる広さにつくられているのだが、ノルウェーの山道は、そ

もっとみる
2016年8月12日 旅44日目 ヴォス〜フロム(ノルウェー):有名な観光列車・フロム鉄道の賛否両論のサービス

2016年8月12日 旅44日目 ヴォス〜フロム(ノルウェー):有名な観光列車・フロム鉄道の賛否両論のサービス

 ヴォスからまたNSBに乗り、フロムまで、

 フロムからは、有名な観光列車・フロム鉄道でミルダールまで。

 途中、大きな滝が見えてきて、これはシャッターチャンスだ!とカメラを向けていたら、いきなり列車が停まり、乗客は展望台のようなところに出ることができた。

 わざわざ停まってくれるのか、さすが観光列車だな、と感心していたら、いきなり大音量で民族音楽のようなものが鳴り響き、滝の近くの山小屋で、

もっとみる
2016年8月11日 旅43日目 ベルゲン〜ヴォス(ノルウェー):ノルウェーで鉄道旅行をしてみて、驚いたこと

2016年8月11日 旅43日目 ベルゲン〜ヴォス(ノルウェー):ノルウェーで鉄道旅行をしてみて、驚いたこと

 ベルゲン駅から、ノルウェーの国鉄・NSBに乗り、ヴォスという街へ。

 ベルゲン駅のトイレに入ろうとしたら、なんと有料だったので驚いた。ノルウェーはトイレが有料だという話は聞いていたのだけれど、駅の公共のトイレでお金を取られるというのは、僕の感覚ではちょっと納得がいかない。そもそも、急にもよおしてしまって、お金がないときはどうすればいいんだ……とはいえ、駅に無一文+カードも持っていない人が来るこ

もっとみる
2016年8月10日 旅42日目 ロンドン〜ベルゲン(ノルウェー):『アナと雪の女王』のモデルになった街のフィッシュマーケットで大散財!

2016年8月10日 旅42日目 ロンドン〜ベルゲン(ノルウェー):『アナと雪の女王』のモデルになった街のフィッシュマーケットで大散財!

 6時起きで、Gatwick空港へ。

 この空港は新しいだけあって、子どもの遊び場も充実していて助かった……と思ったのだが、次男が他の子にちょっかいを出しまくり、かえって慌ただしくなってしまった。

 11時の便で、ロンドンからノルウェーのベルゲンへ。

 着いてしまえば、ほんの2+2時間くらいのフライトなのだが、本当にマドリードからベルゲンまで、遠かった……

 ベルゲンの空港で、いきなりお馴

もっとみる
2016年8月7〜8日 旅39〜40日目 サンチアゴ(チリ)〜マドリード:イベリア航空の飛行機って、どうやったら乗れるんだ……

2016年8月7〜8日 旅39〜40日目 サンチアゴ(チリ)〜マドリード:イベリア航空の飛行機って、どうやったら乗れるんだ……

 朝、サンチアゴのホテルの部屋で広島対巨人の3戦めの経過を追っていた。

 6−7で巨人1点リードのまま、試合は9回裏へ。

 これはキツい、ここでマツダスタジアムで3タテを食らうとさすがにマズい……というタイミングで朝食に出かける時間になってしまった。

 朝食後、祈るような気持ちで「更新」ボタンを押すと、9回の裏2アウトから、菊池の起死回生の同点ホームラン、そして、新井のサヨナラタイムリーツー

もっとみる
2016年8月6日 旅38日目 イースター島(4日目)〜サンチアゴ(チリ):日本の反対側で、リオオリンピックの開幕を知った。

2016年8月6日 旅38日目 イースター島(4日目)〜サンチアゴ(チリ):日本の反対側で、リオオリンピックの開幕を知った。

 イースター島4日目(最終日)。

 チリのサンチアゴからイースター島への便は、1日往復1便だけしかないので、その14時過ぎの便でサンチアゴへ。

 空港まで送ってもらっているときに、イースター島の医療体制についてガイドさんが話してくれた。

 サンチアゴからイースター島へは飛行機で5〜6時間くらいかかるのだが、5000人(?)くらいの人口がいるこの島でも重病人が出ることはもちろんある。

 そう

もっとみる
2016年8月5日 旅37日目 イースター島(3日目):振り返ればヤツがいる海

2016年8月5日 旅37日目 イースター島(3日目):振り返ればヤツがいる海

 イースター島3日目。

 今日は午前・午後ともガイドツアーの予定だったのだが、昨夜から次男が熱を出してしまったため、y嫁がホテルで留守番をすることに。大変申し訳ないのだが、僕や義父だと次男は延々と「ママ〜、ママ〜」と言い続けることになるため、自分が面倒をみるよ、とも言えず。

 ホテルのレストランにいた、ちょっとすました感じの若いイケメンに朝ご飯を部屋まで持っていってもいいか、と頼んだら、「いい

もっとみる
2016年8月4日 旅36日目 イースター島(2日目):ついにモアイと対面!

2016年8月4日 旅36日目 イースター島(2日目):ついにモアイと対面!

 今日と明日はイースター島内のツアー。

 今日は昼食時間をはさんで、午前と午後にそれぞれ予定が入っている。

 午前、午後ともに3か所ずつの観光。

 午前中の1か所めのOrongoは、島の権力者を決めるために、各部族の代表が鳥の卵を近くの小島まで獲りに行く競争をしたという伝統行事の足跡が残っている場所だった。

真ん中にみえるいちばん大きな島が目的の島。

こういう砦みたいな建物のなかで、各部

もっとみる
2016年8月3日 旅35日目 サンチアゴ(チリ)〜イースター島(1日目):モアイの島には、犬と公園が多かった。

2016年8月3日 旅35日目 サンチアゴ(チリ)〜イースター島(1日目):モアイの島には、犬と公園が多かった。

 サンチアゴの空港のホテルを6時に出て、8時35分の飛行機で、イースター島へ。

 イースター島の名前は「モアイ」とともに知っていても、イースター島が属する国を知っている人は少ないのではなかろうか。もちろん、僕も今回の旅行まで知らなかった。イースター島って、チリの領土なのだそうだ。18世紀にオランダ人がはじめてこの島にやってきた日が、ちょうどイースター(復活祭)の日だったので、「イースター島」と名

もっとみる
2016年8月2日 旅34日目 キト (エクアドル)〜リマ(ペルー)〜サンチアゴ(チリ):リマの空港で、親と子の力関係が変わる瞬間を見た。

2016年8月2日 旅34日目 キト (エクアドル)〜リマ(ペルー)〜サンチアゴ(チリ):リマの空港で、親と子の力関係が変わる瞬間を見た。

 今日も4時に起きて、5時にホテルを出発。

 8時30分の飛行機で、ペルーのリマ空港へ。飛行時間は2時間。

 そこでの乗り換えで、けっこう大きなトラブルが。

 飛行機から降りて、乗り換えのゲートに向かう途中、義父・長男が男子トイレに、僕が次男のオムツを替えるために身障者・赤ちゃん連れ用トイレに入ったときにお互いにはぐれてしまい、僕はy嫁・次男と一緒に、義父・長男を探しまわるも見つからず。まさ

もっとみる
2016年8月1日 旅33日目 ガラパゴス(5日目)〜キト旧市街:さよならガラパゴス。そして、「最初の世界遺産」キト旧市街の底力。

2016年8月1日 旅33日目 ガラパゴス(5日目)〜キト旧市街:さよならガラパゴス。そして、「最初の世界遺産」キト旧市街の底力。

 6時から朝食を摂り、7時に下船。

 さようなら、レジェンド号。

 そして、おひさしぶりです。インターネットが繋がる世界。

 船から下りたあとも、まだもうひとつツアーは残っており、港から、サンタクルス島・ハイランド地区の野生のゾウガメが見られるという農園へ。

 ジメジメとした気候のなか、長靴に履き替えて、溶岩でできた地下のトンネルを抜けて歩いていくと、ゾウガメの休憩所だという小さな沼にたど

もっとみる
2016年7月31日 旅32日目 ガラパゴス(4日目):海イグアナの大量死を目の当たりにして、「環境保護」についてあらためて考えた。

2016年7月31日 旅32日目 ガラパゴス(4日目):海イグアナの大量死を目の当たりにして、「環境保護」についてあらためて考えた。

 ガラパゴス4日め。

 朝のツアーは海イグアナが多数棲息するというフェルナンディナ島に上陸したのだが、島内には魚が腐ったような臭いが充満している。

 しばらく島内を歩いていると、その理由が分かった。

 あちこちに、海イグアナの死骸が散乱しているのだ。

 ガイドさんによると、去年は異常な暑さだったため、海イグアナの餌となる海藻が育たず、この島の海イグアナの40%が死んでしまったのだとか。

もっとみる
2016年7月30日 旅31日目  ガラパゴス(3日目):ゾウガメと陸イグアナとチャールズ・ダーウィンに関する誤解

2016年7月30日 旅31日目 ガラパゴス(3日目):ゾウガメと陸イグアナとチャールズ・ダーウィンに関する誤解

ガラパゴス3日め。

朝食後、朝のツアーにレジェンド号からゴムボートでイサベラ島に上陸しようとしたのだが、波が高くてなかなか上陸できず。僕たちのチームはなんとか間隙をついて陸に上がることができたが、後続は岸に近づいては引き返すの連続で、観光というより、上陸作戦のようだった。

今日は最終的には全チーム上陸できたが、これまで30回くらいガラパゴスに来ているというガイドさんによると、一度だけ上陸を諦め

もっとみる