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新生物探究教室 8限目

【料理界の化学生物】

みなさんは、料理をされますか?また、料理は好きですか?料理をあまりしない方でも、たまに料理を作ったとき、その仕上がりに驚くことはありませんか。絶妙の味加減や、焼き加減を実現できた時は、「私、スゴーイ。料理あまり作らないのに、いきなり、こんなに美味しいものができた。料理の天才かも。」と、思わず大喜びした人いませんか?

それは、その瞬間に、まさに料理の天才になったんですよ。しかし、それは、あの新生物のお陰でもあるのですよ。料理には、とても複雑な技術が必要なんです。さまざまな調味料の、分量に、投入する順番、タイミング、スピード、そして、火加減に、加熱時間、冷却や、それらの、タイミング。味の微調整。等々あげだしたら、きりがないほどのパラメーターと、水準があるのです。「料理」を反対に読むと、「理料」。「理科」に表現が近いですね。料理には、化学という、学問。そして、さらに、見た目の美しさなどの、芸術、美的センス、色彩学、匂い、香料などなど、いっぱい要素がある。それが、料理なのです。「たまたま、上手にできた。」と思う根底には、料理界の化学を得意とする新生物が、みなさんの中に宿っているお陰なのです。世の中には、世界的な料理人の方々がおられますが、この方には、複数の新生物が宿っている。もしくは、近くで見守っていることでしょう。歴史を過去に遡ったとき、歴史に名を残した名料理人に宿っていた、新生物が、あなたの近くに寄り添い、そして、宿ってくれた時には、とんでもなく、凄い料理人としての力を発揮することでしょう。

しかし、この新生物の生態は、未だ明らかにはなっていません。ただ、料理好きの人や、ちゃんと後片付けができる人、食材を無駄にしない人などに宿る傾向があるようです。

みなさんにも、いつか、あの、有名料理人に宿っていた新生物が来てくれるかもしれませんね。

料理は楽しい。そして、料理は人を幸せにする魔法使いだ。

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