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【アニメ・特撮作品企画】 アルスナイト 異世界特撮シリーズ (2023年7月12日 改訂)

 怪獣や巨大ヒーロー、様々な天変地異を、ミニチュアと特殊効果を使って表現した特撮作品を好むのは、かつて特撮で作られていた「ゴジラ」や「ウルトラマン」を観ていたファンが大多数であり、今、多くの若年層や子供たちは、アニメやゲームを好んでいるのではと思われるかもしれません。
 しかし、YouTubeでおもちゃを紹介する動画が何百万回も再生されていることも考えれば、おもちゃの世界のようにも見えるミニチュア特撮にも需要があるのではと考えています。
 そこで僕は、アニメやゲームで盛んに作られ、今や一般的になった異世界、ファンタジー世界と融合した世界の物語を作りたいと思い立ちました。

 動物の特徴を持った人間、獣人や、冒険者や騎士の敵として登場するモンスターが日常に住まう世界…そんなものが僕らの世界にやって来たとき、僕らは一体どんな風に彼らと接するのでしょうか。

 共に歩み寄り、握手を交わすのか。互いに存在そのものを嫌悪し、銃口を向けるのか。

 この物語を通して、混沌としたこの世界に、相手を理解し合うことの尊さを説いてきた先人たちのように、まっすぐで強く優しいヒーロー作品として、子供たちに届けていきます。

あらすじ

 日本の地方都市、坂浜市に異世界と繋がる時空の『扉』が開き、そこから、地球上の生物よりも巨大な体格を持つ生命体、異界生物や、アラバイトという鉱石を駆使し、異界生物と共生する道を歩んだ人類種、異界人が現れるようになり、10年がたった現代。
多国籍企業の支援を受けて国連が統治することとなった坂浜市には、異界事案専門の特殊部隊、AWLSF(アウルス)が創設され、この街で起きる異界生物による災害や異界人が起こす特殊犯罪と戦っていた。
 そんなアウルスに入隊した青年、蒼羽 庵は、素性を隠し、かつての恩人である近藤慎一隊長とその娘、佳奈をはじめとした仲間たちとともに、異界生物や異界人犯罪者と戦うことを決意した異界人である。
 異界生物や犯罪者たちが、その驚異的な能力で仲間たちに襲いかかったそのとき…
『チェンバー セットアップスタート!』
庵は、かつて自らの命をかけて街の人々を守った父親の形見であるアラバイトを宿した腕輪、チェンバーを天に翳し、全長40mの鎧を纏った巨人、アルスナイトに変身し、強大な敵に立ち向かう   

 これは、自らの手で誰かを助けたいと願い、時空を超えて降り立った、一人の若き騎士の物語である。

主な登場人物

蒼羽 庵(あおば いお)/イオ・アラバード(18歳・男)
 異世界人の青年。
 10年前に坂浜市に迷い込み、近藤隊長と娘の佳奈に助けられた恩返しと、そのときに現れた異界生物から、命がけで街の人々を守った父親の意志を継ぐため、身分を隠してアウルスに入隊する。
 素直で真面目だが、辛いことを誰にも相談せず、一人で抱え込んでしまうところがある。
父親から譲り受けたアラバイトで龍のような巨大鎧騎士、ナイトに変身でき、右手に装着された剣を振るう。

近藤佳奈(こんどうかな)(22歳・女)
 近藤隊長の娘であり、庵の教育係を任されたアウルスの隊員。
 任務時は真面目だが、スイーツやファッションに目がない今どき女子らしい性格である。
 10年前、異界から迷い込んできた庵を助けたことがあるものの、その庵本人が入隊してきたことには気付いていない。

近藤慎一(こんどうしんいち)(51歳・男)
 アウルスの隊長。
 普段はぼんやりとしているが、解決のためならどんな状況も利用する策士であり、かなりの切れ者である。
余程のことでない限り、現場にいる隊員たちの判断を尊重することを信条にしているため、隊員たちの信頼は厚い。
 元々は異界研究の第一人者であり、異界の歴史や文化、伝承に精通している。

尾川喜美子(おがわきみこ)(49歳・女)
 アウルスの副隊長。
 国連軍の幹部候補だったこともあり、自分にも他人にも厳しい武闘派。
 普段ルーズな隊長には頭を抱えているが、彼の異界に関する知識と作戦時の差配には一目置いている。

南雲佑磨(なぐもゆうま)(24歳・男)
 アウルスの戦闘機、アウルスガリバーの狙撃担当。
 喧嘩っ早い熱血漢。正反対の性格である桐人とは度々対立するが、任務になると、抜群のコンビネーション能力を発揮する。
 トリガーハッピーなところがあり、弾薬の使い過ぎをよく指摘される。

石岡桐人(いしおかきりと)(25歳・男)
アウルスガリバーの操縦担当。
コンピューターに強く、通信や遠隔操作機器を任されることが多い。
普段は大人しいが、本気でキレると、隊長や副長以外では手がつけられなくなるほど怖い。

今後の展開

 不定期で最新話を更新。
 30分の連続特撮ドラマシリーズとして考えていますが、現在のところ、初回の2〜3話、中間のターニングポイントになるお話を数話ほど、最終回を連続2話にして書くこと以外、具体的な話数を決めず、執筆していく予定です。この予定は急遽変更されることがありますので、何卒、ご了承下さい。

 読者のご意見やご感想を読み、慎重に吟味した上で改訂稿を執筆することも考えているので、是非ともご意見、ご感想をお寄せください。(当然ですが、罵詈雑言などの悪質な書き込みを行なった場合には、公開の制限とともに、書き込んだ本人に対する法的措置をとらせていただきます)

最後に

 僕が今、本当に作りたいものはなんだろうと考えたとき、やはり小学生の頃から好きな特撮ものがいいと考え、書こうと決めた作品です。
 この作品を数多くの方に読んでいただき、楽しんでもらえれば、何より励みになります。
 皆様どうぞ、よろしくお願いします!

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