福祉-67

暮らしというより、生活。「活かして生きる(生活する)場のデザイン」。

 コミュニティづくりの仕事をさせていただいている中で、この場はすごいと勉強させてもらっているのが「はっぴーの家ろっけん」さん。介護付きシェアハウスとして運営されているが、そこには日々多様な人が集って、それぞれの日常を実現している。はっぴーの家さんは、そんなところだ。

はっぴーの家さんについては、soarさんの記事が詳しい。
http://soar-world.com/2017/12/20/happynoierokken/

 昨日は、そんなはっぴーの家さんの一周年祝いに参加してきた。そして、首藤家の結婚10周年もお祝いしてきた。おめでとうございました!

 その帰り、ふと「生活」という言葉を眺めていて、気がついた。「活かして生きる」と書いてあるやん、ということに気がついたのだ。僕は、おお!と感動した。

 なるほど、はっぴーの家さんはそれをやっているんだと思ったし、自分が目指しているところもそこにあるように思った。

 「自分を活かして、まわりを活かす、そうして生きる」ということは、僕が一人で仕事をはじめた時から大切にしたいと思ってきたことでもあった。なにか私たちは大切なものを脇に置いていないだろうか、あるいは奥底に隠蔽していないだろうか。そうした思いは、学生の頃からずっと抱いてきたものでもあった。

 耳触りの良い「暮らし」という言葉が、いくぶん消費的に使われているような状況に「ううむ」と思っていたけれど、「生活」という言葉の意味を勝手に解釈して、勝手に納得した。

 「生活のデザイン」、あるいは「生活する場のデザイン」。新しいまなざしを得たような気がしている。

 「ミーツ・ザ・福祉」が、今年もはじまる。そこではどんな「生活」が繰り広げられるのだろうか。今からとっても楽しみにしている。ワークショップ(意見交換会)はどなたでもお越しいただけるので、お気軽にどうぞ。

ミーツ・ザ・福祉リンク先
http://meetsthefukushi.strikingly.com/
https://www.facebook.com/meetsthefukushi/

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。更新の頻度は不定期ですが、フォローなどいただけると大変うれしいです。