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「大怪獣のあとしまつ」がなぜ炎上しているのか

お久しぶりです。

最近「酷い」とやたら叩かれている映画「大怪獣のあとしまつ」。
どんなに酷いのかと観に行ってしまいました。
そして、書きたくなりました。笑
いや、予告編を観てて興味があったので、もともと観に行くつもりだったんですけどね。

結論から言っちゃうと、ここまで叩かれるほど酷い映画ではないですよ。
とはいえ、僕には合わなかったですけど。

個人的な感想を言うと
予告編で見せてくれてた印象

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[映画]マチネの終わりに

覗いてくださった皆さん、ありがとうございます。
もしよろしければ読者登録してくださいませm(__)m
こんな記事も書いてますのでぜひ
→「藤井ペイジの思い出100円」リスト

『マチネの終わりに』

原作は平野啓一郎さんのベストセラー小説。
監督は西谷弘さん。

世界的なクラシックギタリストの聡史(福山雅治)と、パリの通信社で働く洋子(石田ゆり子)。
40代の二人が偶然出会い。
出会った瞬間から惹

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[映画]i新聞記者ドキュメント

よろしければ読者登録お願いいたします。
こんなのも書いてますのでぜひ
→「藤井ペイジの思い出100円」リスト

『i新聞記者ドキュメント』

監督は「A」「FAKE」などのドキュメンタリー映画を手がけてきた森達也さん。
映画「新聞記者」(←面白かった)の原案者としても注目を集めた、東京新聞の望月衣塑子さんを追ったドキュメンタリーです。

まず感じたのが、望月さんのマンパワーが凄まじいなと。
まわり

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[映画]栄光のマイヨジョーヌ

こんな記事もありますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

※3月に観た映画です

『栄光のマイヨジョーヌ』

オーストラリアのプロ・サイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」に密着したドキュメンタリー映画です。

まずその熱量の高さに驚かされました。
チームもそうですが、まわりで熱狂する観客も。
その熱さは想像以上。しかも世界各地で。
知らんかった僕からしたら、戸惑うほどに。

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[映画]三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

『藤井ペイジの思い出100円』リスト
こんな記事もありますのでぜひ。

※3月に観た映画です。

『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』

1969年5月。
東大駒場キャンパスで行われた作家・三島由紀夫と東大全共闘の討論会のVTRを軸に、関係者の証言を加えて制作されたドキュメンタリーです。

三島由紀夫さん。
文学史に残る名作をいくつも残しながら
私設軍隊を組織し、最後は自衛隊の駐屯地で割腹

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[映画]一度死んでみた

こんな記事もありますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『一度死んでみた』

デスメタルバンドのボーカルをつとめる女子大生の七瀬(広瀬すず)と、製薬会社の社長である父の計(堤真一)。

普段から父に対し「死んでくれ」と思ってる娘だが
父が本当に死のピンチに陥り、奔走するうちに絆を取り戻し…というコメディなのですが。

そもそもの大前提である「不仲な父娘」が、全く不仲に見えなくて。

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[映画]ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

『藤井ペイジの思い出100円』リスト
↑こんな記事もありますのでぜひ。(現在は小休止中)

ちなみに観たのは3月です。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』

「スーサイド・スクワッド」で、人気独占と言っていいほど一人勝ちだったのが、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クイン。

本当にかわいかったんですよね。
かわいくてセクシーでイカレてて。
男女問わずファンになった人、多かったと思います。

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[映画]HOKUSAI

『藤井ペイジの思い出100円』リスト
↑こんなんもありますのでぜひ。

恥ずかしながらサポート的なのも喜びますm(__)m

『HOKUSAI』
3月に試写会で見させていただきました。
しかしなんと、コロナの影響で2021年に公開延期になったそうです。

「富嶽三十六景」などを描き遺した浮世絵師・葛飾北斎の半生を描いた映画です。
若き日の北斎を柳楽優弥さん
晩年を田中泯さんが演じておられます。

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[映画]Fukushima 50

こんな記事もありますので読んでね↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『Fukushima 50』2011年3月11日。
あの東日本大震災の最中、福島第一原発で何が起こっていたのか。
多くの関係者からの証言をまとめたドキュメンタリー本を、若松節朗監督が映画化です。

地震や津波は天災です。
でも、原発の事故に関して言えば、そうとは言い切れない部分があるので、決して美談にしてはいけないのですが

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[映画]野性の呼び声

『藤井ペイジの思い出100円』リスト
こんな記事もありますのでぜひ↑

『野性の呼び声』

アメリカの文豪ジャック・ロンドンの冒険小説が原作です。
主演はハリソン・フォード。

孤独な男ソーントンと、数奇な運命をたどってアラスカに来て、犬ぞりの先導犬となったバック。
そんな人間と犬の、奇妙な友情を描きつつ
最初はダメ飼い犬だったバックが、徐々に野性の自分を取り戻すストーリー。

昔と違って、こうい

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[映画]ミッドサマー

こんな記事も書いてますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『ミッドサマー』

「ヘレディタリー 継承」で高評価を受けたアリ・アスター監督の長編第2弾です。

いや〜これはまた。
今作もかなり狂っとりましたね。

アメリカに住む5人の大学生が、観光も兼ねて北欧スウェーデンの奥地にある村へ。
目的は、90年に1度の祝祭に参加するため。

その村は自然に囲まれて、様々な花が咲き誇り。

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[映画]CURED キュアード

こんな記事もかいてますのでぜひ
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『CURED キュアード』
(3月20日公開予定)

これはまた一風変わったゾンビ映画でしたね。
導入からグイグイ引き込まれました。

アイルランドでゾンビウィルスが蔓延し、国は大打撃。
その6年後に治療薬が開発されて、ゾンビになった人たちは順次回復。
「回復者」として、再び社会復帰することに。

なんとゾンビから回復!

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[映画]屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ

こんな記事もありますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』

なんちゅうヤバい映画だこれは。
多分、観てて気分が悪くなる人はたくさんいると思う。

ホンカは1970年代のドイツ・ハンブルクに実在し、4人の娼婦を殺した殺人鬼。
劇中では、娼婦というくくりではなく、場末のバーに集まるアル中のおばさん(ほぼほぼおばあさん)たちが標的。

もう気持ち悪いほ

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[映画]1917 命をかけた伝令

こんな記事もありますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト

『1917 命をかけた伝令』

いやもう最高でしたね。最高。
年に数本しか言わないですけど
「観るなら絶対に映画館で観て欲しい映画」
です。

「全編ワンカット撮影」という触れ込みなので、勘違いしちゃいがちですが。
いくつかのブロックに分かれていて、それらがそれぞれ長尺のワンカットになっております。

これがまあ「どうやって撮

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