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ふじちょうのヨモ
2023年9月29日 21:08
文楽協会設立60周年記念として刊行された『文楽名鑑』2023年版には、セルフ回答形式で技芸員さん方のプロフィール、自己紹介が掲載されている。昔の小学生や中学生が卒業式のときに交換したプロフィール帳みたいな感じのやつで、「好きな演目」などの文楽らしい質問から、「好きな食べ物」「布団派orベッド派」などのどうでももいい(?)質問まで、様々な項目があって、面白い。その中に「好きな映画は?」という設問が
2020年4月1日 21:00
初春公演の帰りに、道成寺へ行った。道成寺は和歌山県日高郡日高町にあり、紀伊半島のさきっちょに近いため、これだけのために東京から直行するのはかなり難易度が高い。しかし、文楽劇場の昨年の夏休み公演で『日高川入相花王』渡し場の段が上演された際、コスミさんが「ここから2時間くらいですね〜」と無の表情でおっしゃっていたので、大阪公演のついでにサクッと行けるのではと画策。初春公演のあとに後泊し、足をのばして
2020年3月29日 20:55
初春公演のついでに、須磨寺(すまでら)へ行った。12月に『一谷嫰軍記』を観たので、その復習(?)。須磨寺は神戸市須磨区にある。最寄駅はJRでは須磨駅、新大阪からはJR神戸線(山陽本線)で45分ほどかかる。普段大阪に行くときにはなかなかそこまで足を伸ばせないが、初春公演初日の前乗りをかねて行ってみた。1. JR須磨駅JR須磨駅は、須磨浦の海岸に面した青春18きっぷ的な駅。駅から海岸まで遮る
2019年12月28日 23:03
国立劇場には劇場施設のほかに「図書閲覧室」「視聴室」という資料収集施設が併設されている。「図書閲覧室」は閉架式の図書館で、公演プログラムをはじめとした国立劇場の出版物や古典芸能関連の図書を蔵書している。一般の図書館にはない私家出版の資料や戦前のパンフ・チラシなどの珍しい資料も現物を閲覧できるので、文楽関連の調べ物ではかなりお世話になっている。資料閲覧や複写の手続きが簡単で冊数制限等も厳しくない
2019年12月31日 17:11
文楽公演、今年はすべての国立劇場・国立文楽劇場本公演、鑑賞教室公演、東京の若手会を鑑賞し、単発公演は湯布院と西宮に行った。その上での、今年のマイベスト公演5つについて書こうと思う。『国言詢音頭』 (7・8月 国立文楽劇場本公演)今年いちばんおもしろかった公演。惨殺シーンの残虐性自体が見どころという珍しい趣向で、話自体は文楽自体のもつ本質的な面白さからはかけ離れた飛び道具的な内容。また、話に
2019年8月18日 21:49
文楽を観に行くとき、自分が重視している7つのアイテムについて。1. バッグ持ち物で一番難しいのが、バッグ。小さなクラッチバッグで格好よく決めたいところだが、文楽公演のパンフレットはデカい。グラビアページわずかしかないくせに、なんであんなにデカいねん。バッグは小さいものにして、パンフレットはそのまま素手で鷲掴みするスタイルもあるけれど、いかんせん東京公演はパンフレットの表紙に覇気がありす
2019年11月11日 22:50
古典芸能って、見ない人にとっては、何がどうなっているのか、全く知り得ない世界だと思う。自分自身も観に行くようになる前は、どういうところでどういうふうに公演していて、どういう人がどう楽しんでいるのかわからなくて、敷居が高いもなにも、敷居があるのかないのかさえも全然わからない世界だった。どう楽しんだらいいかなんて、もう、まったくわからない。私は、そういう状況から、文楽を見始めた。最近はエンタメ
2019年11月21日 22:07
先日の記事、大阪遠征の話の続きです。[2日目]??:?? 起床無限に寝られる&とにかくギリギリまで寝ていたいタイプなので、ギリギリまで寝ている。そのため、ホテルを選ぶポイントとして、チェックアウト時間は重要。チェックアウトが11:00以降のホテルにすれば、ギリギリまで寝ていられる&ギリギリまでホテルでとぐろを巻いていられる。チェックアウト10:00のホテルを取った場合は、開演時間まで付近の喫茶