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バスをまつあいだ

バスを待っていたんです

ほんのニ十分くらい

だけど
そのニ十分はとても長かったように思えるんです

ジリジリと照り付ける太陽
目の前を通り過ぎるトンボ
山の上を流れていく
わたがしみたいな白い雲

そんなものをぼんやりながめながら
「もうニ十分くらいたったでしょうね」
と思い時計をのぞけば
まだ四、五分くらいしかたっていなくて
バスの音も聞こえないんです

だけど
今日あったできごとを思い出していると
時は刻々と過ぎ
時計の針はニ十分をさし
バスの音も聞こえてきました

そしてバスは軽い音をたててすべりだし
緑の木立ちは
「さようなら」といってるみたいに
ざわざわと音をたてて流れていきました


これは私が中学2年生の夏休みに書いた詩です。

中学では課外活動はバスケ部

課内活動は文芸部に所属していました。

この詩は

顧問の現国の先生がとても褒めてくださいました。

3月にその年の作品をまとめた文集を作るのですが

なんと巻頭特集に加えていただきました。

とても嬉しかったです。

そんなご縁もあったのでしょうか

中3の時は部長に選んでいただきました。

とてもありがたかったです。

今日は初めて

詩の投稿をしてみました。

今日は予定がてんこ盛りで

まだ昨日のお礼が出来ておりません。

この場をお借りして

お礼を申し上げたいと思います。

皆さま

いつもありがとうございます。

今日もお読みいただきありがとうございました。



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