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私の押し入れ

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記事一覧

私の押し入れ〜詰まらない女とは〜

私の押し入れ〜詰まらない女とは〜

「私、女同士できゃっきゃしてるの好きじゃないし、女の友達いないんだよね〜。男友達といる方がすっごい楽〜。」と言う意味不明なマウントを取ってくる女とは相性が合わない。

まず、どうして女友達がいないのかと言うこと。
先に自己申告制をしてくる女は絶対に途中で縁が切れる。
そして私は気づく。あのタイプは女友達できないやと。

そして男友達といると楽という意味は男は自分を少なからず異性と見てくれて特別視を

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私の押し入れ〜秘密は墓場まで〜

私の押し入れ〜秘密は墓場まで〜

SNSで下世話な話が飛び交う。
他人事だからこそ、テキトーな感覚で記事を読む。
だからと言って、誹謗中傷するほどの体力も感情もない。
ただ自分の過去の恋愛ごとを何かしら思い出しながら。

どれだけ男に弄ばれてとしても、その遊びに参加をしたのは自分の意志。
だから後出しで、「実はあの時・・・」と言ったところで、結局は被害者ぶってる女も女だったりする。

私もだが、女はそーゆーところがある。
でも、一

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私の押し入れ〜音楽は死なない。〜

私の押し入れ〜音楽は死なない。〜

さめざめというソロプロジェクトを始める前、私は笛田さおりという名前で
弾き語りアーティストとして活動をしていた。

今、思えば一人で弾き語り活動をするきっかけも悲しいものだった。
まだあれは22歳。
ソロ名義とは言え、バンドセットで出ようと知り合いのサポートメンバーに声をかけた。だけど、一人のメンバーがダブルブッキングをしてしまいスケジュールが合わなくなると、あれよあれよとみんなが出ないと言い出し

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私の押し入れ〜女vs女〜

私の押し入れ〜女vs女〜

昔、浮気症の彼と付き合ってた頃
共通の女友達に浮気をされた。

というか、彼女の方が私と付き合う前からそーゆー関係だったらしく、私と付き合いだしてからその関係がフェードアウトしたらしい。

でもフェードアウトされたことに腑に落ちなかった女友達は、女子会の場で私にかなりの戦いを申し込んできた。

その当時、私は彼と付き合ってることを彼に秘密にしてほしいと言われたので周りの友達にも話してなくて、勿論そ

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私の押し入れ〜夫婦を超えてゆけ〜

私の押し入れ〜夫婦を超えてゆけ〜

私のドラマ好きの歴史に名を残しているのが「逃げるは恥だが役に立つ」
こんな大変な状況のおかげで、まるでリアルタイムかのように火曜日の22時に放送している。

丁度、あの頃の私は無敵な恋をしていた。
だから、このドラマを観るとその頃の自分を思い出す。
毎日が楽しくて楽しく仕方なくて、多分、もう二度とあんなに人を好きになることはないだろうというタイミングと「逃げ恥」のタイミングが重なったから、感慨深い

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私の押し入れ〜ありふれた人になれない人たちへ〜

私の押し入れ〜ありふれた人になれない人たちへ〜

プライベートで警察官の知り合いの男性が数人いる。
その人たちはまるで絵に描いたように、二十代で結婚をして、子を授かり家庭を作る。きっと見えないところで色々とあるかもしれないけど、目に見える幸せを目の前で築いて行く。

こんなに独身の警察官と知り合いだったと言うのに、色恋の一つもなく、むしろミュージシャンをやってるだけで色眼鏡で見られる。

ミュージシャンをしている私なんてきっと彼らからしたら宇宙人

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私の押し入れ〜お節介は恋に繋がらない〜

私の押し入れ〜お節介は恋に繋がらない〜

可愛く言えば私はお節介女子。
ひどく言えば私はお節介ババァ。

性格にお節介要素が含まれているため、ナチュラルにお節介をしてしまう。

お節介を喜んでくれる人もいる事はいる。
同性の友達が具合が悪くて、ご飯を買いにも作りにもいけないときに
お弁当を作って届けに行ったり。(近所だったからね)
野菜をたくさんもらったら近所の一人暮らしの友達や知り合いに連絡をして分けたり。友達同士が恋として良い感じかも

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私の押し入れ〜私の知らない東京〜

私の押し入れ〜私の知らない東京〜

緊急事態が解除をされて皆さん、どうお過ごしでしょうか。

会社に行く人が増えたこともあり、近所のスーパーのこみ具合も落ち着いた気がする。そして私は気づいてしまった。元々、緊急事態前も用がなければ土日は家からでていなかったのだ。うちの近くは古着屋さんが多かったため、土日になると人が増えるから土日は出ないようにしていたのだ。
人混みは好きじゃない。だから、ライブがなければ渋谷も新宿も下北も土日はい

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私の押し入れ〜真面目デート理想説〜

私の押し入れ〜真面目デート理想説〜

戻れないと分かってる日々ほど、戻りたくなるものだ。
あの時、こうしていれば、ああしていればなんてタラレバを言ったところで
時間を戻すことはできない。

東京も緊急事態が解除された。
解除をされたところで、しばらくは私の生活は変わらない。
ライブハウスだってステップ3にならなければお客さんは入れられない。
アクセサリーを委託しているお店も始まったけど、すぐには行くつもりもないし
美容室も五ヶ月行って

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私の押し入れ〜変わりたい人と変わらない人〜

私の押し入れ〜変わりたい人と変わらない人〜

「変わりたい人」と「変わらない人」
前者はとても前向きな印象を持つ。
後者は後ろ向きな印象はないが特に何も思わない。

人は再会した時に、心のどこかであの頃よりもその人の「変化」を期待をしてしまう癖がある。

昔、私のそばに「変わりたい」と強く願い頑張ってる人がいた。
同業で、その人は音楽的にも実力や運を試されている時だった。
もっとプレーが上手くなりたいと一生懸命頑張っていたのを私は知っている。

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私の押し入れ〜空気を読む恋って恋なの?〜

私の押し入れ〜空気を読む恋って恋なの?〜

この自粛期間、テレビではあらゆる再放送ドラマが流れている。
私は断然、YouTubeよりもテレビ垂れ流し派なので、再放送ドラマはありがたい。

その中でも今日までやっていたのが「凪のお暇」

生まれてからずっと空気を読み続けて生きてきた主人公の凪に、誰しもどこかしら共感を抱いたに違いない。
相手にどう言えば機嫌が悪くならないだろう?
相手にとっての正解の返信はなんだろう?
そんなことを誰だって考え

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私の押し入れ〜青春で手に入れたもの〜

私の押し入れ〜青春で手に入れたもの〜

私は小学4年生の頃から剣道を始めた。
その頃からなんとなく普通の人よりは強いことは分かっていた。
通常の道場の稽古以外にも色々なところに稽古に行ってたし、中学生になっても自然と剣道部に入る気持ちでいた。

そして、私よりも姉の方が剣道がとてつもなく強い人だったのだ。
名門の高校で全国や国体にも行ってたのを見て大きなステージに立つ姉を誇りに思っていた。

ただ、私は姉と同じように剣道が強くなる自信は

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私の押し入れ〜悪口はお好きですか?〜

私の押し入れ〜悪口はお好きですか?〜

小学生の頃に知ったこと、人は悪口を誰かと話す時に自然と本人の方を見ながら話す。
わざわざ相手を見ながら、コソコソ話しなんてしたら悪口を言ってるのがバレると言うのに。

高校生の頃に知ったこと、悪口を言うのが好きな友達に悪口を言われてると気づいたあの日から、高校卒業してしばらくは仲良かったけど、いつもどこかで悪口を言われたことが忘れられなかったこと。

現代ではそれをSNSで感じるようになった。

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私の押し入れ〜私の30cm物差しとあなたの30cm物差し〜

私の押し入れ〜私の30cm物差しとあなたの30cm物差し〜

新生活と名乗られた日々の中で、新感覚の虚しさを知るようになった。
友達と呑まなくなってから、たまにzoom呑みをするようになったのはある一定の人も同じだと思う。

自粛してからは以前から仲の良いメンバーでzoom呑みを定期的にしている。
私は普段は家で一人でお酒を呑むことは少ない。
一人酒があまり好きではないらしい。
でもzoom呑みの時くらい呑もうと、冷蔵庫に「ほろよい」を1つか2つストックして

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