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実践するドラッカー 事業編

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『実践するドラッカー 事業編』を参考に、日々感じることをつづっています。 毎週木曜日更新予定です♪
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#顧客が事業である

【まとめ】PART1 理論編 chapter2 顧客が事業である[事業編 #27]

【まとめ】PART1 理論編 chapter2 顧客が事業である[事業編 #27]

「PART1 理論編 chapter2 顧客が事業である」終了しました!!
ので、これまでの記事をまとめました。
それぞれの記事は単体で存在していますが、どこかの言葉があなたのアンテナに引っかかりますように!!
#14
モノ・サービスが生みだされて、寿命を全うしその役目を果たしたのちのことまで考えられたモノ・サービスを提供することが、地球から求められていることなのかも……と思いました。
大切なの

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100年続くイノベーションの歴史から、あなたが起こすべきイノベーションを考えてみましょう!![事業編 #26]

100年続くイノベーションの歴史から、あなたが起こすべきイノベーションを考えてみましょう!![事業編 #26]

リチャード・ウォーレン・シアーズの事業は、鉄道会社の電信技手時代、時計の卸売りの内職から始まりました。(中略)
環境変化をとらえた同社のイノベーションの効果は、1970年代まで続きました。

【物語で学ぶ シアーズ物語ー「顧客創造」の真髄】

1870年代から約100年続くイノベーションの歴史です。
シアーズといえば、アメリカの家庭には聖書のようにシアーズのカタログが配置されていた、ということで有

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物事を見るとき、一方的な視点だけで見ていませんか? 双方的に見えていますか? 俯瞰的・包括的に見えていますか?[事業編 #25]

物事を見るとき、一方的な視点だけで見ていませんか? 双方的に見えていますか? 俯瞰的・包括的に見えていますか?[事業編 #25]

生産者や供給者が、製品の最も重要な特色と考えるもの、すなわち製品の質が、時として顧客にとってまったく意味がないということである。(中略)顧客の関心は「この製品は自分のために何をしてくれるのか」だけである。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p121より

良く事例として挙げられるのが、「ドリルを購入するものは、ドリルそのものではなく穴がほしいのだ」とい

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あなたが提供するモノ・サービスの主戦場はどこでしょう? 一段俯瞰してみたら新しい主戦場が見えてきませんか?[事業編 #24]

あなたが提供するモノ・サービスの主戦場はどこでしょう? 一段俯瞰してみたら新しい主戦場が見えてきませんか?[事業編 #24]

顧客が買うものは満足であるという事実から、あらゆる製品とサービスが突然、まったく異なる生産、流通、販売のされ方をしている他産業の製品やサービスと競争関係に置かれる。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p119より

商品が売れなくなった……。
営業に行っても話を聞いてもらえなくなった……。
業界全体が元気がなくなってきた……。

そんな状態に陥ったとき

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満足はそのものは購入できません。あなたが満たそうとしているものは、顧客が満たされようとしているものと一致していますか?[事業編 #23]

満足はそのものは購入できません。あなたが満たそうとしているものは、顧客が満たされようとしているものと一致していますか?[事業編 #23]

企業が売っていると考えているものを顧客が買っていることは稀である。(中略)顧客は満足を買っている。しかし誰も、顧客満足そのものを生産したり供給したりはできない。満足を得るための手段をつくって引き渡せるにすぎない。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p118より

あなたが売り出したい、売り上げを伸ばしたいモノ・サービスは、何をきっかけに生まれたのでしょ

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顧客の決定だけで、事業の独自性は生まれません。どこで、どんな方法で獲得できますか? 思ってもいない使われ方をしていませんか?[事業編 #22]

顧客の決定だけで、事業の独自性は生まれません。どこで、どんな方法で獲得できますか? 思ってもいない使われ方をしていませんか?[事業編 #22]

素材産業や用途産業では、マーケティング分析は、顧客ではなく市場や用途からスタートすればよい。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p127より

佐藤先生の解説を引用します。
「ドラッカー教授は、「外部からの事業の見方には、三つの側面がある。すなわち『誰が買うか』だけでなく、『どこで買うか』『何のために買うか』という視点である。あらゆる企業が、顧客、市場

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真の顧客、見極める目を養う必要がありそうです。[事業編 #21]

真の顧客、見極める目を養う必要がありそうです。[事業編 #21]

マーケティング的アプローチによる分析では、誰が顧客かはわからないという前提に立たなければならない。顧客とは、支払う者ではなく買うことを決定する者である。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p124より

小学生を対象とした塾を経営していたとします。
子どもと接するのは大得意!! 子どもが好きで塾講師の仕事を選びました。
さて、たくさんの子どもたちに塾に

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モノ・サービスの重要度・大切度合いを高めることが独自性を生む、と思うのです。[事業編 #20]

モノ・サービスの重要度・大切度合いを高めることが独自性を生む、と思うのです。[事業編 #20]

市場にとっては、いかなる製品、いかなる企業も重要な存在ではない。最も価値があり、最も望まれている製品でさえ、多様な製品、サービス、満足の一部にすぎない。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p123より

いろんなメーカーさんが、一つの商品を他社との差別化を目指して新商品やリモデルを続けていらっしゃいます。
そんな商品を、例えば100円ショップなど、より

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売れない理由は、あなたが売りたい理由で売っているからです。売れている理由は、顧客の合理性に適合しているからです。[事業編 #19]

売れない理由は、あなたが売りたい理由で売っているからです。売れている理由は、顧客の合理性に適合しているからです。[事業編 #19]

顧客は合理的である。不合理であると考えるのは危険である。(中略)顧客の合理性に適応すること、あるいは顧客の合理性を変えようとすることが、メーカーや供給者の仕事である。そのためにはまず、顧客の合理性を理解しそれを尊重しなければならない。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p122より

良い商品なのに、顧客に手に取ってもらえない……。
「良い商品なんだか

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あなたが見ていることは、外部から見ているものと同じでしょうか? 自分の見たいように見ているものではないですか?[事業編 #17]

あなたが見ていることは、外部から見ているものと同じでしょうか? 自分の見たいように見ているものではないですか?[事業編 #17]

市場の現実からいえることは一つだけである。すなわち、事業にとって重要なことは、顧客の現実の世界、すなわちメーカーやその製品がかろうじて存在を許されるにすぎない外部の現実の世界を知ることだということである。

『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p129より

市場の現実を見るとき、「企業目線」で見ていますか? 「顧客目線」で見ていますか?
大切なところなの

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満たしたいものは何ですか? その欲求は自分発信ですか? 顧客による発信ですか?[事業編 #14]

満たしたいものは何ですか? その欲求は自分発信ですか? 顧客による発信ですか?[事業編 #14]

顧客こそ企業の基盤である。顧客こそが企業を存続させる。顧客こそが雇用を生み出す。その顧客の欲求とニーズに応えるために、社会は富を生み出す資源を企業に負託する。

『マネジメント(上)』第Ⅰ部 マネジメントの役割
第6章 企業とは何か p74より

やりたいことをやる、ということは、継続するための原動力となるので良いことだよな、とは思っています。
それよりも、求められていることを愚直に実行する、とい

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