野寺 風吹

人を夢を手助けできる人になりたい。 1000人以上の方に講演させていただいております。…

野寺 風吹

人を夢を手助けできる人になりたい。 1000人以上の方に講演させていただいております。 【 両耳感音性難聴 / 聴覚障害者唯一のプロフットサル選手 】 ヴォスクオーレ仙台 / 2018年デフサッカー日本代表 2019〜23デフフットサル日本代表/トルコデフリンピック2位🥈

最近の記事

過去のトラウマを克服し、自分らしい人生を歩むためのプログラム『HIROGERU』をリリースします。

こんにちは。フブキです。 今回は、過去の嫌がらせなどのトラウマを克服し、自分らしく自分のやりたい最高の人生を送れるようになった私が提供する、 『自分の可能性を広げ、自己最高の人生を創造する心の変革プログラム』について紹介します。 結局精神論かよ。と思うかもしれませんが、自分はメンタルだけでここまでやってこれたと言っても過言ではありません。 私の実体験を踏まえて、他人の目を気にしない、自分だけの人生を送れる最高のマインドを獲得してください。 これがあれば、自己実現・転職・

    • 自己肯定感の低さに潰されそうになった僕は、諦めてから全てが楽になった。

      「ロボット」「発音悪くね?」「滑舌直せよ」「聞こえてるくせに」 「障がい者だからって許されると思うな」「これだから障がい者は」 これらは自分が今まで生きてきた中で、言われたことがある言葉だ。 自分は望んで障害を持って生まれてきたわけじゃないのに。 なんでこんなこと言われなきゃいけないんだ。 なんて理不尽すぎる世の中なんだ。 昔、理不尽すぎる世の中に絶望して、 自分の社会的存在意義を感じられなくて、 時々満たされる承認欲求に縋って生きていた。 そんな絶望を感じていた私で

      • 「普通」という言葉の呪い

        あなたは今、自分自身に満足していますか? 「もっと違う自分だったら...」 「これさえなければ...」 「なぜ私だけが...」 そんな思いを抱えながら日々を過ごしていませんか? 私は長年、そんな思いと闘ってきました。左耳に高度難聴、右耳に重度難聴という障害を持って生まれた私は、幼い頃から「普通」とは何かを考え続けてきました。 今回は、私が障害と向き合い、真の自己受容にたどり着くまでの道のりをお話しします。 この記事を読んでくださる方の中にも、何らかの悩みや不安を

        • ポジティブな「諦め」が人生を変える

          こんにちは!フブキです! 最近、より自分の価値を感じてもらいたいなと強く思うようになりました。まずは、自分のことを深く知ってもらうために、普段自分が何を考えているのか、深いところまで曝け出して発信しようと思います。 今回は自分が大事にしている価値観について話します。 自分が一番大事にしていること。 それは諦めるということ。 諦めるっていったらネガティブなイメージじゃないですか? でも、僕はそうではありません。 人生で起こることには、必ず定数と変数というものが存在しま

        過去のトラウマを克服し、自分らしい人生を歩むためのプログラム『HIROGERU』をリリースします。

          お前は本当にやれんのか?

          先日、デフフットサルブラジルW杯アジア予選のメンバーが正式に発表され、無事に選出された。 率直な今の自分の気持ちを書いてみた。 本来なら、大会が終わった後に書くべきなのかもしれないが、そもそもこういう競技もあるんだ、こういう選手もいるんだというのを知ってもらわなければ意味が薄くなる。 というわけで、公開することにした。 また、そんな大きなことを言って、うまく行かなかったらどうするんだよ? そんな言葉は受け付けない。 拙い文章ですが、自分の思っていることをつらつらと書い

          お前は本当にやれんのか?

          『最後に笑えれば全て良し』

          人生何かを手に入れるためには、 何かを捨てなければいけない 2023年の抱負を書くにあたって、2022年を振り返ってみた。 2022年を振り返ってみて、率直に出てきた感想はこれだ。 FC NAKAIではほとんど試合に出れなかった2021-22シーズンの全てを賭けたFC NAKAIでは、ほぼほぼ公式戦に出ることはなく、頂杯でもほとんど出れなかった。 ほぼ毎日あるチーム練習に加えて、ほぼ毎日練習後にパーソナルジムに通った。試合や練習試合の後にも必ず通って、トレーニングと移動

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          障害がある自分に劣等感を感じていた僕が、障害を利用して就職を決めた話。

          みなさん、こんばんは。 随分と久しぶりの更新となってしまいました。 僕は、今日で大学生活を終え、明日から社会人の一歩を踏み出します。 今回の記事は、自分がこんなことをやってきたんだというのを伝えたいわけではありません。 自分の力が足りず、多くの人に迷惑をかけながらも、多くの人の支えがあったからこそ今の自分がある。 そういう感謝の気持ちを込めたnoteにしたいと思っています。 最近、卒業論文で自分についても触れたテーマを扱ったため、今までの自分の人生を振り返る時間が多々あ

          障害がある自分に劣等感を感じていた僕が、障害を利用して就職を決めた話。

          全事象において、メリットとデメリットの両面があるという話。

          全ての物事に対して必ずメリットとデメリットの両面が存在する。 これは、本気サークルでお世話になっている竹本くんが最近教えてくれたことだ。 これを自分に当てはめてみようと思う。 自分は、左耳に中等度、右耳に重度の難聴がある。左耳は補聴器をすれば日常会話程度は問題ないが、右耳は補聴器をしても全く聞こえない。このことから右耳は補聴器そのものをつけていない。 僕は小学校から普通学校に通ってきた。この比較的聞こえてしまう程度の障害と言うのは良くも悪くもあるのではないだろうか。

          全事象において、メリットとデメリットの両面があるという話。

          マウンティングがマイノリティの中でさらにマイノリティを生む。

          みなさん、こんにちは。 メルカリアスリートの野寺です。 今日は「マウンティング×マイノリティ」をテーマに、最近感じていることを僕の想いと共に書きたいと思います。 社会問題の中でもマウントを取り合う構図最近、社会問題を通じてマウントを取り合っている状況が見られるようになったと感じています。 例えば、女性の痴漢問題について、SNSでとある女性が言及したときに、「男だって痴漢はある」というようなことを言う人がいます。 他にも、自分が経験した差別について誰かが言及した時に、「

          マウンティングがマイノリティの中でさらにマイノリティを生む。

          With障害【いまを生きる】

          ないものねだり。 そんなことをして、果たして意味があるのだろうか。 ぼくは全く意味がないと思う。そんなことをしだしたら、キリがなくなってしまう。 自分のあら探しをして、他人を妬み、ないものねだりをする。 そんな生き方が果たして幸せなんだろうか。 ないものを欲しがっている時間があったら、いま自分に持っている何かでそれを達成しようとした方が格段に速い。 この世は もので溢れている。 金で溢れている。 愛で溢れている。 楽しみで溢れている。 怒りで溢れている。 悲しみで溢

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          雑音しかないプレー中の景色【耳が聴こえにくい私が意識していること】

          Hola! どうも、野寺風吹です。 今日は、耳が聴こえにくい私がどんな感じでサッカーやフットサルをしているのかを書きたいと思います。 そもそも聴力はどれくらい?聴力はdB(デシベル)で表し、その数値が大きいほど聞こえにくいことを表しています。 障害を持っていない方であれば、一般的に0~20dB程度だと言われています。 私の聴力は左耳が75dB、右耳が105dBぐらいで、障害者手帳でいうと一番軽い6級に該当します。 75dBの目安でいうと救急車のサイレン、105dBの目

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          デフフットサルの現状

          今日、フジテレビのワイドナショーでデフフットサルが取り上げられました。 まだ観ていない方は、こちらからご覧頂けます!(45分20秒あたりから) また5年前にも、NEWS ZEROさんに取り上げて頂いたので、こちらもあわせてご覧ください。 デフフットサルの応援団長であるDJはっしーさんが昨年2月のW杯アジア予選のレポートの動画を作ってくれました。 こちらも是非ご覧ください! 大手のメディアで15分間もの特集。 ツイッターでの反響も非常に大きく、一時期トレンド入りするほど

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          障害は日常に潜んでいる

          どうも、野寺風吹です。 「パーフェクトワールド」というドラマを一気に見たので、それを見て感じたことを書こうと思います。 あらすじ大学時代に交通事故にあい、脊髄損傷によって下半身不随になった建築士の鮎川樹。 高校時代のクラスメイトで樹が初恋相手だった川奈つぐみ。 『自分が障害をもった時、自分や愛する人とどう向き合うべきか?』 『愛する人が障害をもった時、自分や愛する人とどう向き合うべきか?』 障害を持つ人と持たない人がお互いに心を通わしていくにはどうしたら良いのかを探して

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          幸せは自分でしか図れない

          まずは簡単に自己紹介から 【プロフィール】 野寺風吹 デフフットサル日本代表 元デフサッカー日本代表 筑波大学体育専門学群3年次スポーツ産業学研究室所属 体育会蹴球部所属 北海道上富良野町出身。2歳の時に両耳に感音性難聴があることが発覚。 旭川に引っ越し、旭川聾学校に通い、高校までを旭川で過ごす。 一年間の自宅浪人を経て、筑波大学体育専門学群に入学し、蹴球部に入部。 大学入学をきっかけにデフサッカーに出会い、2018年4月に行われたデフサッカーW杯アジア予選の日本代表メン

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