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明け方の空を見るといつも思い出すこと
青白くなってくる外の光。
まもなく朝がやってくる。
カーテンの隙間から漏れる、その青白い空を見るといつも思い出すことがある。
はじめての子を出産して数ヶ月。
朝も夜もない赤ちゃんのリズムに合わせて生活していたころ、夜になるのが恐怖だった。
なかなか寝ない赤ちゃんで、ようやく眠ったと思っても1時間おきに泣き声をあげた。
抱っこをして、揺らして、何とか寝かしつける。
抱っこしたままソファにゆっくり
わたしにとっての旅を見つける旅
学生時代から30歳頃まで趣味を聞かれたら「旅行」と迷わず答えていた。
非日常感の中で刺激や発見を与えてくれる旅行は自分の人生に欠かせないものとして大きな存在だったのだ。
今でも旅行は好きだし、落ち着いたら行きたいところは山のようにある。
ただあの頃から比べると旅と自分との距離が遠くなったような寂しさを感じていた。
そんな時にこの本に出会い自分にとっての旅とは何か初めて考えることになった。
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大丈夫?と聞かれると、大丈夫じゃなくても大丈夫と答えてしまうことについて考えてみた。
女性が人生でつく嘘の多くが「大丈夫」という言葉というような話を耳にした。
どれほど正確な情報かは分からないが、それを聞いた時激しく同意した。
自分自身を振り返っても幾度となく口にしていた言葉。夫婦の会話の中で問いかけられた「大丈夫?」それに対して、特に子供が産まれてから数多くの“本当は大丈夫ではない”、「大丈夫」を口にしてきた。
そのことを思い出した時、そもそも「大丈夫」とは本来どういう言葉なのだ